予算の無駄遣い再び?ある雑誌の横浜市特集号の発行部数が多すぎでは?
372万の横浜市民の皆さま、お疲れ様です。
本日も横浜市のおかしな点を市民の皆さんへお伝えしたいと思います。
本日は、めでたい話ですけど行政も絡んでいるかもしれない疑惑です。
横浜市を特集した雑誌が発売されます!
8月1日に全国書店及びオンライン書店で「地球の歩き方 横浜市」特集号が発売されます。どうやら市も協力しており、宣伝にも余念がありません。
市民参加型だそうです。どんな内容になるのか「地球の歩き方」サイトを見てみます。
どうやら中区・西区以外の地域も掲載されているようです。かなり期待が持てそうな内容です。
しかし、どうしても気になる点があります。
発行部数がそんなに多くて大丈夫?
気になったのが、雑誌の発行部数です。
横浜市のHPによると「発行部数:4万部」と記載されています。
正直いって、そんなに売れるのか心配です。例えば地域を特集した「地球の歩き方」だと北九州号が7万部発行されました。
しかし、重版がかかっています。
しかも発売して時間が経ってからTVで取り上げられていた影響もあるでしょう。
「地球の歩き方」はコロナ禍で売上が9割も落ちて、発行元だったダイヤモンド・ビッグ社が学研グループの傘下に入りました。そこから奇跡の復活を遂げています。
コロナ禍で海外へ旅行ができないのを逆利用して国内版の発行を始めたのです。それがヒットして「東京版」「沖縄版」「京都版」など多くの国内シリーズが発売されました。
東京版は、累計10万部売れたそうです。
そのせいなおんか横浜版で初版4万部は多すぎるように感じます。しかも気になるのは今年の3月に「神奈川版」が発売されていることです。
もちろん「神奈川版」でも横浜特集があります。
横浜市特集と被った内容もあります。「神奈川版」発売から5ヶ月で「横浜特集」というのは早すぎる気がします。
初版で4万部はやはり多すぎるでしょう。
プロの作家である田中康夫氏もXで懸念を示しています。
いくら横浜市と株式会社地球の歩き方が連携協定したからと言って、4万部はねえ。なんて思っていたら、横浜市が買い取って学校へ配布ですか。
他にも配布のために買い取りしるかもしれません。
発行部数約184万の広報誌「広報よこはま」
横浜市では、「広報よこはま」という広報誌を発行しています。今回の特集は、大ヒット映画「帰ってきたあぶない刑事」とのコラボ企画です。
主演の舘ひろしさんと柴田恭兵さんが山中竹春市長と対談している記事がトップにきています。
特集の後に市からのお知らせが掲載されています。
市民の方ならご存知だと思いますが、この広報誌は各世帯に配布されています。横浜市の全世帯数が約184万ですので発行部数は最低でも同じ数か、それ以上になります。
費用は、なんと約4億3000万円です。
広報誌って配布されても最後まで読みますか? 私は読まないですね。一回目を通して終わり。
この市議さんも無駄だと思うなら市議会で提案すればいいのに。
市民の方が支払ってくれた税金です。適切な使い方をしてほしいものです。何せ横浜市は無駄遣い大好きですから。