花博会場予定地から見つかった横浜市に都合が悪いもの
372万の横浜市民の皆様、お疲れ様です。
本日も横浜市民に知っていただきたい横浜市にとって都合の悪い情報をお届けしたいと思います。
本日は以前もご紹介した市民の皆様がほとんど関心がない「横浜花博」についてです。
会場予定地で見つかったとんでもないもの
5月16日の記事で書きました花博会場予定地で見つかった砲弾に関する情報の続報からスタートします。
会場予定地の上瀬谷通信跡地で砲弾が見つかったのはご紹介した通りです。この時、9発と書きましたが、間違えていました。
9発ではなく16発でした。誤った情報を流してしまいお詫び申し上げます。
前の記事でご紹介したように横浜市も9発と言っていました。
横浜市は知らなかったのでしょうか?
答えは「No!」です。
なぜなら横浜市教育委員会文化財担当は2022年の時点で上瀬谷通信跡地から砲弾が出てきたのを知っていたからです。これは発掘調査をしたときに他の文化財と一緒に出てきたからだそうです。
しかし、埋蔵物を報告するのは「上瀬谷での全調査終了後」とし、市民にも警察にも報告せず黙ってきた。
これが横浜市の態度です。市民の安全よりも花博開催を優先したと言われても仕方ないでしょう。
自民党の支部長が呑気な投稿していますが、ご存知なのでしょうか?
大阪万博はメタンガス、横浜花博は〇〇ガス
来年(2025年)に大阪万博の会場である大阪・夢洲(ゆめしま)でメタンガスが噴出して爆発事故が起きたのはご存知でしょうか?
大阪のマスコミや一部週刊誌だけが報じたので知らない人が多いかもしれません。万博会場となる夢洲(ゆめしま)は、横浜でいえばみなとみらい地区に似ています。
つまりゴミを埋め立てて作ったところです。しかし、みなとみらい地区と違って地続きではありません。海中からゴミを積み上げていってった人工島になります。
そのためゴミから出てきたメタンガスが地中から噴出してしまうわけです。そんな危ない場所で、万博をやる大阪は何を考えているのだと思った方がいるでしょう。
しかし横浜市も大差ありません。
横浜花博開催予定地の上瀬谷通信施設跡地は米軍が使っていた土地なのはご存知の通りです。米軍接収前この場所は旧日本海軍の倉庫や火薬庫などがあった場所なのはご存知でしたか?
この写真の建物は旧日本軍が作った施設です。こうした戦争遺構が残っています。自然の宝庫であると同時に旧日本軍の所業が放置されており、危険度も高い場所です。
しかも米軍の所有地はだった土地は、土壌汚染が出ている地域もあるため上瀬谷通信跡地も同じ状況かもしれません。横浜市は調査をしたのでしょうか?
しかも旧日本軍は毒ガス は戦中も国際法違反だったため地下などに秘匿ささせていました。
全国にこれだけ発見されています。
しかも上瀬谷通信跡地にも毒ガスが保管されていました。これは環境省の調査にも掲載されている事実です。
横浜市がこの事実を知らないとは考えられません。このことを地域住民に公表しているのでしょうか?
100歩譲って上瀬谷通信跡地が米軍が使用していた頃ならまだしも、平成27年(2015年)に返還されています。9年間住民に説明もなく、挙句の果てに毒ガスが残っているかもしれない土地を、花博の会場にして多くの人を呼び込もうとしている。
メタンガスが噴出してガス爆発の大阪万博を笑えません。横浜市の行政は大阪府並です。今からでも横浜市に上瀬谷通信跡地の土壌調査を要求しないと、泣くのは横浜市民の皆様です。
黙っていることは賛成したのと同じです。横浜市の職員は、それを知っているから情報公開を最小限にして花博開催を強行しようとしています。
止められるのは横浜市民の皆さんの声です。
「危ないから調査しろ!」だけで構いません。多くの人が声を上げてください。
対案などいりません。「必要ないことをするな!」対案です。だって花博やらなければ320億円が市民の生活のために使われるのです。必要ありますか?
経済発展は民間にやらせたらいい。
行政は経済の主役である人が増えるように暮らしやすい街作りをすればいいのです。企業を呼び込む以外にできることはいくらでもあります。
下水道の整理、市営バスの運行、老朽化した道路やトンネルの整備、子育て支援、職員不足を失業者で補充などは民間にはできません。行政が先に進めるべき仕事です。
そちらには必要最小限の予算しか回さず、花博に巨額の予算を編成する横浜市はアホです。アホにはアホと言ってやりましょう。