特定の市民しか参加できない「GREEN×EXPO 地域説明会」
377万横浜市民の皆さま、お疲れ様です。
本日も横浜市の行政が、おかしなことをしていることをご紹介します。
今日取り上げるのはおかしなことだらけの「花博」です。
花博について地域説明会をしている横浜市
2027年に開催されるYOKOHAMA GREEN×EXPOこと花博は地域住民への説明会を開催しています。
5月31日には泉区で、
6月24日には緑区で、山中竹春市長が参加して説明会が行われました。
地域住民の方も数多く集まったようです。
どうやって地元の人は説明会を知ったの?
そこで疑問が出てくるのが「地元の人は説明会があるのをどうやって知ったのか?」です。
通常は市の広報やHPからになるでしょう。
今回の花博の説明会だと町内会連合会から告知されたようです。なぜわかったのかと言いますと、「GREEN×EXPO 地域説明会」でGoogle検索をすると以下のような結果が出たからです。
そのページを開いてみるととんでもないことが書いてありました。
これは、自治会で活動している人しか説明会に参加できないと言っているようなものです。地域住民は住んでいる人や働いている人が対象ではないのでしょうか?
横浜市は横浜市町内会連合会を使って住民を選別したことになります。
自治会に入っていない人も参加できるか試してみた
これだけで決めつけるのはいけません。もしかしたら別ルートで参加できるかもしれないと思ったら出てきました・
神奈川・東京多摩のご近所情報「レアリア」から南区の地域説明会が開催されるPDFファイルが出てきました。
https://rarea.events/rarea/wp-content/uploads/2024/06/d7af41a722959abb2d92c87794652fb5.pdf
こちらが書類です。拡大してみますと二次元コードがあるのがわかります。
この二次元コードから参加できるのか試してみました。
二次元コードを読み取ると以下の画面が出てきます。
「次へ進む」を選ぶと下の画面に切り替わります。
なんと「町内会自治会」「公園愛護会」「ハマロードサポーター」のどれかを選ばないといけない画面が出てきます。
「町内会自治会」を選ぶと以下の画面になります。
自治会からの参加者を入力する画面になります。
2番目の「公園愛護会」を選ぶと、
会の名前と担当者の名前を入力する画面が出てきます。
では、3番目の「ハマロードサポーター」にするとどうでしょう。
ここでも団体名と名前、電話番号を入力する画面が出てきます。
要するに横浜市は最初から幅広い意見を聞くつもりがなかったということです。
周辺地域に大きく影響を及ぼすイベントを開くのに、一部の人にしか話を聞かないという姿勢はどうなのでしょう?
民主主義はできる限り全員の合意を目指して、幅広い意見を聞き、みんなで議論することが大切です。
採決が多数決になるのは、どうしてもみんなの同意が得られない時に使う手段です。
みんなの合意を目指すために時間をかけてでも説明を尽くすのが行政のやるべきことです。その役目を放棄するのは最早民主主義とは言えません。
単なる権力の乱用です。これに加担している人は民主主義のことを何もわかっていません。単なる独裁国家を望む奴隷です。
見逃してはいけません。