【ネタバレあり】映画「帰ってきたあぶない刑事」に横浜市は全面協力したと断言していいのか?
372万の横浜市民の皆様、お疲れ様です。
本日も横浜市のおかしな点を市民の皆様に提示したいと思います。
本日は大ヒット映画「帰ってきたあぶない刑事」についてです。
あぶない刑事の舞台は横浜
ご存知の方がほとんどだとは思いますが、「あぶない刑事」の舞台は横浜です。
昭和、平成、令和の横浜を映し出してきました。大さん橋、中華街、元町、山手といった世間がイメージする横浜の町から、横浜アリーナ、新横浜のビジネスビル、横浜ベイブリッジ、みなとみらい地区と平成に生まれた町並みも登場しました。
その「あぶない刑事」が8年ぶりにスクリーンへ帰ってきました。
公開前からファンは盛り上がり、
5月27日発表の映画ランキングでは堂々第1位! 根強い人気を感じさせてくれています。
「帰ってきたあぶない刑事」と横浜市はタイアップ
横浜のイメージアップに貢献してきた「あぶない刑事」は、今回横浜市とタイアップをしています。
このタイアップでは、ロケ地マップを配ったり、ステッカーのプレゼントしたりしています。
公開前に横浜でパレードしたのもその一環でしょう。
横浜市の広報誌も「あぶない刑事」一色です。
トップで山中竹春市長が舘ひろしさん、柴田恭兵さんと対談しています。
横浜市のHPから見られますのでご興味のある方はどうぞ。
映画とロケ地マップを見たら気になった点が出てきた
今回、ロケ地マップに載っているのが以下になります。
その他にも山内埠頭、横浜ロイヤルパークホテル、福富町、横浜中華街「華正樓」付近、港の見える丘公園がロケで使用されました。
ファンなら、きっとロケ地巡りでタカとユージがいたところと、同じ位置に立っているでしょう。
(ここからネタバレあり)ロケ地は横浜だけではなかった
ここから映画本編のネタバレありです。映画の内容を知りたくない方はここでお帰りください。
実は、映画のロケ地は横浜市だけではありません。
実は神戸でもロケがありました。舘ひろしさん、と柴田恭兵さんの目撃情報がありました。
神戸でのロケ地ですが、以下になります。
実は、ここは映画の最後でタカとユージが犯人と最後の戦いをする場所です。あぶない刑事には欠かせない、タカがハーレーに乗ってショットガンをぶっ放すシーンも神戸で撮影されました。
カーアクションシーンが撮影されたのも、もちろん神戸です。
ユージが横っ飛びしながら銃を撃つシーンも神戸で撮影されています。
今回のストーリーで重要な役割を担う「ナツコ」が死ぬのも神戸で撮影されています。
あぶない刑事といえば、日産レパードが欠かせません。今回の映画でも最後の戦いへ行く時に登場します。
そのレパードが登場するシーンも神戸で撮影されています。横浜で撮影したシーンに出てくる車はBMWのみです。
つまり、映画で最も重要なシーンが神戸で撮影されたことになります。
どうして「あぶない刑事」の肝でもある銃撃シーンが横浜で撮影されなかったかといいますと、
横浜市の許可が下りなかったからです。
横浜市には「横浜フィルムコミッション事業実施要綱」というのがありまして、「撮影するときは横浜市の言う事を聞いてね」という規定があります。つまり、横浜市の言う事を聞かないと撮影許可も下りません。
因みに今回の件とは無関係ですが、新本牧公園、元町百段公園、山手見晴らし公園、新山下二丁目ベイサイド公園、扇町公園は撮影できません。
ドラマ「あぶない刑事」のエンディングで出てくる赤レンガ倉庫は映画本編では出てきません。
それなのにコラボ商品が発売されます。
エンドロールではドラマと同じ映像を使っているので赤レンガ倉庫は出てきますけど、コラボ商品を出すのはおかしくありませんか?
あぶない刑事の一番の魅力である銃撃シーンと映画の重要なシーンが横浜で撮影されていないのに、どうしてドヤ顔してコラボできるのでしょう?
個人的にはもう少し控えめにしたほうがいいかなと思います。
映画の重要なシーンが撮影された神戸でも「帰ってきたあぶない刑事」とコラボしています。
横浜と違って控えめです。映画の舞台ではないから当然かもしれません。
横浜市も少しは見習ってほしいものです。
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