見出し画像

氷の男・山中竹春 その2

377万横浜市民の皆さま、お疲れ様です。
本日も横浜市行政のおかしな点を紹介します。

今日取り上げるのは、行政の長である山中竹春市長です。

この人、やはりおかしい。

横浜国際プールはパラ水泳のメッカ


以前、ご紹介したように都筑区にある横浜国際プールはパラ水泳のメッカです。国際大会が何度も開催されており、先のパリパラリンピックで活躍したアスリートもやってきています。

国際プールは現在、老朽化による再整備を進めています。

しかし横浜市の案は、国際プールのメインプールを潰して体育館にするものでした。事前に話を聞いていなかった水泳協会は反対を訴えています。

 元水泳選手でパラリンピック金メダリストの河合純一・日本パラ水連会長は「われわれの思いが伝わっておらず、ぽんと素案が出てくるのは誠意に欠けているインクルーシブとは、いろんな方々の意見を聞きながら進めていくプロセスそのもの。そこが欠けた今の素案は、そもそも案にもなっていない」と厳しい言葉を伝えたといい、「こういった大会をせっかくやっているのに、会場がなくなればソフト面でも続けられない」と懸念を示した。

東京新聞「横浜国際プール 市が「メイン」廃止方針 パラ水泳の「聖地」存続を 競技3団体代表者が市幹部に直接訴え

鈴木大地水泳協会会長も山中竹春市長との面会を訴えています。

しかしながら、横浜市と山中竹春市長の対応は冷たいものでした。

市議会でも国際プールについて聞かれた山中竹春市長

メインプールは一体どうなってしまうのでしょう。

そんな中、横浜市議会の定例会が9月13日から開かれました。本会議で山中竹春市長を支持した共産党の古谷議員(鶴見区)から質問されています。

その時の質問内容は以下の通りです。

次に、障害者スポーツの聖地、横浜国際プールのメインプールの存続について伺います。

今年の3月の経営会議でメインプールの廃止を廃止の局案を方向性について了承がされています。市民への意見募集もこれからやります。各種団体との意見交換も引き続き進めますと言いながら方向性を決めてしまうというのはどういうことでしょうか? 一体誰の声を聞いてメインプールの廃止を方向性を決めたんでしょうか?

今年の6月31日に県水泳連盟は、市が進める横浜国際プールの再編再整備計画素案に反対する嘆願書を発表しています。最も日常的に使用している県水泳連盟や横浜水泳協会は、今もメインプールの存続を求め続けています。先日は日本水泳連盟に局長と部長が言って、鈴木大地会長からは。メインプールは残してほしい市長に面会を求めたいと要望を受けています。

市長関係団体と合意を図るのは当然です。日本水泳連盟会長から面会が求められていますから、話を聞くべきだと思いますが、どうか伺います。また、当事者団体の合意形成を図らないまま、国際プールのメインプールの廃止をしてはならない。

草案については白紙撤回するべきだと思いますが、どうか伺います。県の主要プールでは、競泳アーティスティックス、イミング、飛び込み、水球の4種目で年間約90の大会が行われています。そのうち競泳上、水路ので全国大会の予選に該当するような大会は50mプールのほかに。ウォーミングアップ用のサブプールが必要となるが、県内の屋内プールでこの条件を満たすのは横浜国際のほかには平塚総合体育館、プール、相模原市総合水泳所この二施設だけであります。

今年の6月30日に日本パラ水泳連盟会長、日本知的障害者水泳連盟会長、日本デフ水泳協会会長、横浜市水泳協会障害者委員会代表も出席し、記者会見に出席し、プールの存続を求めています。障害者スポーツの聖地をなくさないでほしいと訴えています。その障害者団体の訴えに市長はどう答えるのか伺います。横浜国際プールの再編整備計画の素案は?

上位計画の横浜市中期4カ年計画2020から2025の中に、東京2020パラリンピック競技大会により高まった障害者スポーツの機運を維持し、障害の有無にかかわらずスポーツに親しめる環境を整備し、共生社会の実現につなげていくことを目指すべき姿と自ら記されています。市長。

この中期計画に。この国際プールのメインプールの廃止は反するのではないでしょうか見解を伺います。国はスポーツ基本法を改正しました。障害者のスポーツが厚労省から文科省に移管されスポーツ省が発足しました。パラリンピック競技大会をはじめ、近年、障害者スポーツにおける競技性の向上は目覚ましく、障害者スポーツに関する施策を福祉の視点に加えスポーツ振興の観点からも一層推進していく必要性が高まっています。一方横浜では障害者スポーツは健康福祉局が管轄し、インクルーシブスポーツはにぎわいスポーツ局が管轄していると聞いています。

今後も障害者スポーツについて横浜市は通常のスポーツとずっと区分けし続けていくのでしょうか?見解を伺います。また。障害者スポーツ推進のために障害者スポーツ団体の連絡協議会を設置することを市としても援助することを求めますが、見解を伺います

2024.9.13 本会議第二日 一般質問 古谷議員(鶴見区・共産) 『横浜市会 令和6年第3回定例会』

この質疑に対する山中竹春市長の答えは以下の通りです。

横浜国際プールについてご質問をいただきました。

日本水泳連盟の会長の話を聞くべきとの事ですが、会長からの要請内容については承知しておりますが、現在所管局において関係団体と意見交換を進めている段階であるというふうに考えております

草案を白紙撤回すべきとの事ですが、草案は市民の皆様のご意見を伺うためにお示ししたものです。市民の皆様から頂いたご意見を踏まえて検討を進めてええまいります

障害者団体への訴えへの対応ですが、ああ、市民意見募集の結果に加えて、頂いたご意見を精査した上で、より多くの市民の皆様に喜んでいただけるインクルーシブな視点を踏まえた持続可能な施設にしていけるよう検討を進めてまいります。本整備計画が中期計画に反するとのことですが、本計画はええ素案にも記載している通り上位計画である中期計画などに沿って策定をしたものであります。再整備を通じてインクルーシブな環境づくりを進めてまいります

障害者スポーツと通常のスポーツを今後も区分けしていくのかとの事ですが、スポーツの振興に当たりましては、障害の有無だけではなく、性別、年齢、国籍などにかかわらず、誰もがスポーツに親しめる取り組みを進めていくことが重要です。

今後もスポーツを通じた共生社会の実現に向けてええ関係区局また、関係区間で綿密に連携をして取り組みを進めてまいります。障害者スポーツ団体の連絡協議会設置を援助すべきとのことですが、本市ではこれまでも横浜ラポールを中心にええ関係団体等と連携をして、障害当事者あの方々のご意見を伺いながら、生涯スポーツの推進に取り組んでおります

連絡協議会の設置につきましては、障害者スポーツ団体の要請に応じて本市でええ行える支援を検討してまいります。

2024.9.13 本会議第二日 一般質問 古谷議員(鶴見区・共産) 『横浜市会 令和6年第3回定例会』

型通りの冷たい対応でした。しかも「会いたい」と言った人に面会の約束すら検討せず、「関係団体と意見交換を進めている段階であるというふうに考えております」と答えるのはおかしくありませんか

関係団体の意見を聞くつもりがあるなら、鈴木大地水泳協会会長と会うためにスケジュールの調整を指示しなさいよ。

そうしたこともしないで「市民意見募集の結果に加えて、頂いたご意見を精査した上で、より多くの市民の皆様に喜んでいただけるインクルーシブな視点を踏まえた持続可能な施設にしていけるよう検討を進めてまいります」なんて言わないでください。

最初から「俺達が提案した再建案でいく」と言いましょう。
山中竹春市長が人でなしなのは知っていましたが、就任3年経って自分の性格の悪さを隠そうともしません。

来年の市長選に出るつもりのようですが、どこかの政党から推薦もらえる三段ができたのでしょうねえ。

何せ横浜市は、中田宏以降、非自民系の市長が当選すると二期目は自民党が推薦してきましたから。山中竹春さんも同じ道をたどってもおかしくありませんね。

市民の皆さんは、こんな冷たい人が市長でいいのでしょうか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?