捨てる神あれば拾う神あり
一年半前の私は子供を近所の人に預けて県外に出かけるなんて考えたこともなかった。
夫が突然亡くなり、その後の混乱の中で自分の心を守るために実母とも義母とも距離を置いた私にとって、頼れる人はもはや誰もいないはずだった。
でも「捨てる神あれば拾う神あり」とでもいうのだろうか。夫が亡くなる前はほとんど交流のなかった近所の娘のお友達家族が親身に助けてくれるようになった。
娘をお泊まりさせてくれて大きな公園や映画やバレーの練習やお父さんの職場など色んなところに連れて行ってくれる。
私一人ではもはや経験させてあげられないことを経験させてくれる本当にありがたい存在なのだ。
そして来月、私はこれから始めていく新たな道に向かうため泊まりで県外に行くことになったのだが、まだ一人で泊まりのお留守番はできない娘を快く預かってくれるという。
本当に感謝しても仕切れない。
こうやって人に頼ることができるようになったのも夫からのプレゼントかもしれない。
うれしいです!!!!