Nuphy NUTYPE F1 wireless keyboard
Nuphy NUTYPE F1ワイヤレスキーボードを買いました。これまでKeychronのK3を使っていたので同じlow profile wireless mechanical keyboardとの比較という観点で使用感想を述べていきたいと思います。
購入したのはこちらのJIS配列の赤軸キーボード
ちなみに今まで使っていたKeychron K3はJIS配列ではなくUS配列でした。これまでのKeychron K3はMacbook airのJIS配列仕様と一緒に使っていました。MacだとJIS配列のノートパソコンにUS配列のキーボードを繋いでもなんの問題もなくつけていました。しかしながら仕事用のWindows JIS配列ノートパソコンでKeychron K3 US配列を使おうとするとキー配列がバッティングしてそのまま使うことができませんでした。Windowの設定でキー配列と毎回変更すれば問題ないのですが流石に毎回設定変更してまで使う気は起きませんでした。
仕事用のJIS配列ノートパソコン用に外付けキーボードがどうしても欲しくてKeychronのJIS配列の追加購入も考えましたがそれでは面白みがないということで候補に上がったのが今回購入したNuphy NUTYPE F1です。
結論としてはNUTYPE F1はKeychron K3と比べても引けを取らない良いキーボードだと思います。Keychron K3と比べて良かった点と気になった点を挙げていきたいと思います。
良かった点
・Bluetoothモード時のスリープ及び復帰機能が優秀
はっきり言ってKeychronのBluetoothスリープ機能は不満が多くてスリープ機能をOFFにして使っています。具体的にはKeychronは一旦スリープに入ってしまうと復帰の際に押した最初のキー入力には反応してくれません。これがとても不便で使い物になりませんでした。一方でNUTYPE F1はスリープに入ってもキー入力するとすぐに復帰して最初の入力キーも問題なく入力されています。この差が非常に大きくてNUTYPE F1だとBluetooth動作時のオートスリープをOFFにすることなし使用できます。
もう一点はBluetoothの接続先をLEDライトで確認できます。キーボード下側に4つのLEDライトがあるのですが、左から2つ目から4つ目はそれぞれBluetoothの1番から3番に対応しています。例えば1番で設定したBluetooth機器に接続しているときは左から2番目のLEDライトが点灯します。
悪かった点
・キーボードの傾斜が少なくて打ちづらく感じる
Keychron K3に比べてキーボードの傾斜が少ないからなのかKeychron K3を打ちような感覚で奥の方のキーボードを打とうとすると指の腹部分に手前のキーが引っかかることがあります。意識をして上から指を下ろすように打てば大丈夫なのですがこの点は少し不満が残ります。もう少しキーボードに傾斜があったほうがいいかと思います。
その他
打鍵感の差についてはどちらも赤軸なのでクリック感はなくスコスコと押すような感じです。NUTYPE F1はキーを下まで押し込まないと入力がされない感じですがKeychronの方は下まで押し込まなくても入力されているように感じます。NUTYPE F1でも強く押し込む必要はなく軽く押すだけで大丈夫です。
打鍵音についてNUTYPE F1の方がクリック感がほとんどない音がしています。どちらもカチカチとクリック音がするようなことはありません。
まとめ
NUTYPE F1良い製品だと思います。Keychronはとても有名で各所で褒められていますがNUTYPE F1もそれに負けないくらいのいい製品だと思います。デザインが気に入れば購入の選択肢に入れていいと思います。一部のレビューで品質が悪いとの報告があり品質面の不安はありましたが私が購入した製品に関しては特に問題は発生していません。
注意点
最後に一点注意点があります。MacとWindowsを切り替えるための設定が必要なのですが、切り替え時はFn+Tab+Wを押してください。添付の説明書には何故かFn+Tabで切り替え可能と書いてありますが間違いです。私はさいしょFn+Tabでキー配列が切り替わらないので不良品が届いたのかと思いましたがNuphyのファームウェアサイトを見るとFn+Tab+Wと書いていたのでもしやと思ってFn+Tab+Wを押したところ無事に切り替わりました。