いざ、富国強民!!
戦争しましょうとかいう話じゃないですよ。絶望的な貧困層を減らすにはどうすればいいのかという思考の話。
乳児・幼児段階からの徹底的な教育介入により、個々人の質の向上を図る。
そのためには、保育に係る教育関係労働者数を増加させ、可能な限り子供一人当たりの教育・指導を手厚くする。
その労働力は高等教育機関から捻出する。大学から、高校、中学と段階的に繰り下げていく。
もちろん、能力給で賃金はお支払い。今のような、園の運営サイドだけがウハウハなんて事は無しで。銀行員なんかより稼げても全然おかしくない話ですしね。
本当に大学に入学し学びたいという志の人達は、学べる機会されあれば勝手に学んでいくでしょう。そういう意味では大学という枠組みすら必要ないのかも知れない。
惰性で大学に入学し、金がない、友達ができなくてさみしいと嘆く人たちは、地方の自治体が持て余しているような土地に移り住んで自給自足で生活すればいい。きっとその方が、心豊かな生活が送れることでしょう。
就職留年、失業して辛いと思っている人たちも同じようにすれば宜しいのではないでしょうか。暇を持て余して、ネットの海を漂っているより、よっぽど有意義な時間の使い方ではないかと。
手厚い教育や経験を積み、人間としての質の高い子供たちは、自発的に自分の好きを探求するようになり、保護者はそれを全力で応援すればよくなる。
そうすると、習い事は何をさせるのが良いかや、私立に通わせられるかどうかなんてことを事前に悩む必要は無くなる。子供の探求に要する費用に追随できる資産を捻出できるかは別ですけど。そこは、先行投資ということで。
それで上手くお金が回せる仕組みまでたどり着けたら儲けもの。あとは、勝手に成長していってくれるので、定期的なメンタルのメンテナンスを怠らないようにして、空いた時間は自分たちの好きなことに興じればいい。
なんだか、楽しい世界ですね。ワクワクしてきませんか。
後は、そういう事が出来る教育者や、そうすること可能とする理論を理解している学者や研究者の意見を政府や行政の関係者が公僕という立場で真摯に受入れ、制度の制定や資金の捻出を実施してくれるかどうか。
要であり一番のネック。今の政治家で本当に公僕として業務遂行に当たっている人ってどれくらいいるんでしょうね。公僕といえど人間なので、楽したいし、甘い汁を吸いたいのはわからんでもないのですが、どこかで勘違いしちゃって、いつのまにかお偉い先生になっちゃうから困ったものです。
さらに政治家って任期があるから、次の選挙も当選するためのわかりやすいその場しのぎの政策しか実施しないから、根本解決がなされないんだよな。それなら官僚がと言いたいところだけど、くだらない政治家のくだらない雑務で疲弊してなかなか本腰入れられないでしょうし、本腰入れた肝いりだったとしても、政治家のつまらない思惑によって突っぱねられて通らなかったりと大変なんでしょうね。
それと、日本国内の力だけで頑張るのは無理があるので、世界各国の力はどんどん取り入れていきたいですよね。そのためには、外国語での意思伝達能力を会得できることに越したことはないのでしょうけど、それよりも、AIとかによる翻訳機能をどんどん向上させて、言語の壁なんてぶっ壊してほしいものです。
家庭教育、保護者の教育能力も、もうちょっと簡単に底上げ出来たら、いいでしょうね。妊娠中の両親教室とかで指導してもらえたらいいかな。とはいえ、本当にそういう情報を与えてあげないといけない人達って、そこまで辿り着けなかったり、行きたくても行けなかったりするんだよね。
顔の見えない人達の交流は密になり、物理的な距離は近い人たちの交流は疎になり、近くにいるのに見つけてもらえない。落ち目を感じて、煙たがられるのが怖くて見つけてと言えない。実際、公僕の人達含めて煙たがる人の方が多いだろうし。かといって、地方の封建的なムラ社会は目が行き届きすぎて息苦しいだろうし。
世話焼きおばちゃんの経営する喫茶みたいなのがあるといいかな。きっと、儲かりはしないだろうけど。年金暮らしで暇してる人とかが上手くはまれば言うことなしか?精神的も物理的にも温まれて、意見も存在も否定されないような空間。
そうなんだよな。貧乏な人たちの救済って儲からない。だから誰も手を出さない。だからこそ、貧しくても楽しく暮らせる位に貧困の底上げしなきゃいけない。そうでないと、いつまでたっても国が豊かになれない。
極端な話、貧富の差を無くせという議論が巻き起こるけど、そんなの実現しないし、させちゃいけない。競争の理論が働かないと人は伸びないですよ。みんな平等じゃない人はとりあえず社会主義国にでも行ってみるといいんじゃないでしょうか。まぁ、そこでも本当の平等なんて存在しないし、辛いと思うけど。人は考える葦ですよ。考えることを止めたら人間終わりです。金持ちになるために、人気者になるために、一番になるために、オンリーワンになるために、みんな考えましょう。そして、人生楽しみましょう。
ちなみに、戦争とは人から考える機会を奪っちゃうのは絶対だめですよ。