お金が無いから子供が望めない論
少子化問題とかと関連して見聞きするこの意見。個人的にはよく理解できない。理論的に説明していただける方がいらっしゃるなら是非ともご教授いただきたい。ガチで。
収入が少ない事が理由とされるけど、では逆に幾ら収入があったら子供を望もうと、その重い腰をあげるんでしょうか。
これって、少し前に話題になった2000万円問題と一緒で、足りる人には足りるし、この何倍あっても足りない人には足りないって話なんじゃないのかと。
結局さ、自分的物差しで言うところの低収入を言い訳にして、哀れな人アピールしてるようにしか思えないんだよな。自分達の生きていく基軸の中で子供が最優先なら、お金って二の次なんじゃないでしょうか。生活保護受けながら、子育てしてる家庭だってあるでしょ絶対。
不妊治療云々で高額医療費払えない論とかもありそうだけど、それも子供が最優先なら、特別養子縁組とか方法はあるはずなのではないかと。
収入が少ないと十分な教育が受けさせられなくて可哀そうとかいうけど、そんなのやってみなきゃ分からないし、それって思考の押し付けでしょ。その子がどう感じるかはその子にしかわからない。
それより、お金が潤沢にあろうが子供授かって、虐待するとかネグレストになるとかのほうが、よっぽど可哀そうだわ。
それに中流家庭で生まれ育とうが、地方と都会ではおのずと教育格差が生じてしまうのが現状。これこそ可哀そうというか残念な現実。
裏を返せば、地方の中流家庭より都会の貧乏家庭の方が教養があるかも知れないということ。金もあるだろうけど、そこは機会の多さと量の方が重要な気がする。
だから、金が無くてもその環境に如何に導いてあげられるか、そうすることに人生捧げられるかって事なんじゃないですかね。
結局さ、情報化社会になって様々な娯楽が気軽に簡単に手に入る事によって注意力散漫になっちゃってる事が子供を授かる事への、ましてや、恋愛して、相棒と共に生きることを誓い合う事に至るまでの障壁になってるから、そこに踏み切るになかなか至らないんじゃないんでしょうかね。
携帯電話とかポケベルが普及するよりも前の時代でも、やっぱりそういう持論を持ってた人はいたんやろか。
後は、いわゆる失われた20年、30年の影響で経済は低迷し続け、低所得で生活は苦しいままという思考が浸透しちゃった、そして、そういう思考の親の背中を見て育った世代が増えてきたからですかね。
これでベーシックインカムとか実現した途端、出生率爆伸びしたら驚きだけどね。
そんな統計見てみたいな。。。