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中国人向け日本酒プロモーション①:目指せ焼酎「唎酒師」

ニイハオ、ゴローです!@上海

「今年の抱負」的な内容を元旦に書きましたが、

今年50歳という区切りの年齢になると言うこともあり、ちょいと思うところもありまして、「国酒」の中国でのプロモーションに力を入れていきたいと思っています。

海外では、「日本食」がブームとなり、日本食にあうお酒という事で「日本酒」もややブームになりつつあります。

中国では、僕が上海に来た8年前も居酒屋で若い女性達がいきなり熱燗を頼んで驚いた事がありましたが、昨年も日本酒のイベントに参加した際に、参加者の多くが「中国人の若い女性」だったのをみて、これは中国でも「日本酒」が根付くのではないかと感じたんです!

その一方で、「焼酎」はどうかと言うと、正直、中国では「苦戦」しています。個人的には、お酒は好きな方なので、「焼酎」や「ハイボール」はよく飲みますが、中国人は、あまり飲んでいないようです。

というのも、中国では「白酒(バイジュー)」と呼ばれる国酒がありまして、よく中国の宴席で出されるのですが、40度以上もするので飲み方によっては酷いことになります。。。汗

それに比べると、焼酎はやや物足りないのか?はたまた、「日本酒」=「日本の酒」とイメージされるため、「存在感」を出しにくいのか?

個人的にはどうだろうかー?!

中国にも、代表的なお酒として「白酒」と「黄酒」がありますが、個人的には「火鍋」や「中華料理」などを食べるときは、「黄酒」を温めて飲むことが多いです。

「白酒」は自らは注文はしないですが、勧められたら基本的には飲みます。それが「茅台(マオタイ)」という白酒でも一番美味しいのだったらという条件付きですが。。。

先日、クライアントの中国の商業施設のクリスマスイベントがあったんですが、イベント周辺で日系企業の商品のサンプリングなどをしたりもしたんですが、その一つに「焼酎」があったんです。

今回は、鹿児島県「薩摩酒造」さんに御出店して頂きました。当日は猛烈に寒くてしかも雨だったということもあり、それほど人は多くなかったんですが、それでも珍しかったのか、数名の男性に試飲して頂きました。

その時の反応は、「芋焼酎」は「まずい」と言ってましたが、「麦焼酎」はうまいと言って、数本まとめ買いして頂きました!

お酒のプロモーションなどで難しいと感じるのは、やはりこうした「体験」=「試飲」などをしてもらわないと味が伝わらないことなんです。

しかも、それが中国人だと尚更難しい。なぜなら飲まないからです。

やはり、身近に「焼酎」を飲んだことがあり、且つ好きな中国人はまだまだ少ないからだと思います。

上海でも前途したような「日本酒イベント」やお酒関連のイベントは、増えてきましたが、それでもまだまだだと思います。

そうなると、やはり中国人の中で「焼酎好き」を見つけて、その人達に拡めてもらうやり方が一番いい気もします。

そんな事を考えていたところ、昨日訪問したクライアントさんから、こんな記事を見せて頂きました〜!

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なんと、中国語による焼酎の唎酒師の資格取得を目指す講座が鹿児島県内で実施されたようなんです〜!

中国本土や香港、台湾から35名ほど参加されたようです。これはすごい!

発起人の中国人の方が、中国で人気の日本酒に続き、焼酎の魅力を普及させようと企画されたというから嬉しいですよね!

こうした人たちから、中国人に焼酎の魅力が伝わっていくのが一番いいですよねー

また、こうした活動を中国のショートムービーを活用してプロモーションしたり、SNSなどで拡散させるような仕掛けをしていけばいいのではないかと思います!

そういえば、先日お会いした中国人女性も「日本酒の唎酒師」の資格を持っていると言っていたので、これと同じような企画は出来そうですね!!

この記事に書いてある「中国国際唎酒師協会」が気になりますので、ちょいと調べて今度いってきまーす!

*中国人向け「日本酒プローモーション」や「焼酎プロモーション」にご興味のアある方はお気軽にご連絡ください!


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