資金調達手段としての「ICO」「STO」「IEO」ってなんだ?!
ゴローです!
前回はこちら(ビットコインが初めて価値を持った日「ビットコイン・ピザ・デイ」)
「ビットコイン」が「価値」を持ったのは「ピザ」の購入がきっかけだったとは前回触れましたが、さらに興味を持つようになったのは、少額所持していた「ビットコイン」の価格が上がっていったからなんですw
その当時の「ビットコイン」の価格が、たしか「1BTC=200万円」ぐらいの時で、日々上下動ありますが基本的には右肩上がりにじわじわと上がってる時だったんです。
「なんだか良くわからないけど、また増えている!w」
元々、「投資」とかに興味があったわけでもなければ、お恥ずかしながら「資産」らしき「資産」もなく、あぶなく「詐欺」にひっかかりそうになったのがきっかけで、少額の「ビットコイン」を購入していたので、無くなっても良いので、色々と試してみたくなってきたんです。w
そこで、注目したのが「ビットコイン」以外の「アルトコイン」でした。
最初の頃は、「もっと値上がりしそうなアルトコインはないかな?」と思って探していたところ、「これってベンチャー企業への投資」と似てるなと思ったんです。
そこで、色々と調べてみたところ、「ベンチャー企業」が資金調達手段の一つに「株式公開(IPO)」があるように、「暗号資産」の中にも似たような仕組みがあることに気がつきました。
★参考サイト:日本初のIEOを実施した暗号資産(仮想通貨)取引所が解説するIEOのメリット
★参考書籍はこちら
◆資金調達手段としてのICO、IEO、STOって何?
「トークンを発行して一般ユーザーから資金を集める「ICO」は従来とは違う革新的な資金調達手段として注目を集めるが、ルールがないことをいいことに悪用する人が続出しバブル崩壊。証券ルールを適用した「STO」、取引所が関与する「IEO」が誕生した」
・ICO(Initial Coin Offering)・・・新しい「コイン(トークン)」を市場で売りに出す(公開する)ことで資金調達する手段。一般の投資家から資金を集められるため、コイン(トークン)の売り手とユーザーを直接つなげる手段としても注目された。
・STO(Security Token Offering)・・・当時のICO市場はそのスピード感にルールの整備が追い付かず、法律の外におかれた「無法地帯」になり、投資家を保護する仕組みもなく、詐欺まがいのトークンも増えてしまい、あらたに登場したのが「STO」だった。株式や社債などと同じように「有価証券」の法律に則ったトークンを発行すること。
・IEO(Initial Exchange Offering)・・・発行されたトークンを扱う取引所が、一定のルールに則って発行するもの。発行されたトークンがインチキトークンだったとしたら、その取引所の信用にも関わることなので、それなりの審査をし、当初の予定通りにプロジェクトが稼働しているか?などをモニタリングしつつ、合わせてトークンの新規公開へとつなげていく仕組みの為、株の上場審査ほどは厳しくないが、ICOのように完全に放置して発行主体にまかせきりという事もなく、STOのようにガチガチのルールで縛られたものでもなく、ちょうど間をとったのがIEO。