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ノイズ補正サービス、始めました

こんにちは。ゴリラです。最近ノイズ補正・ボーカル除去のサービスを始めました。
始めたてで、まだ勉強中の身ではありますが、一例としてこんなことができるんだよってことでまとめておきたいと思います。
あまり専門的にいくと突っ込まれそうですので、ぼんやりふんわりと書いていきます。

ノイズ補正の実例

一例として補正の例を挙げてみたいと思います。知人のマンドリン奏者の演奏を許可を頂いてサンプルにしました。
使用している補正アプリケーションはiZotiope RX 8 Advancedです。すごいやつです。

元の音源がこちらです。
敢えてiPad本体のマイクを使用し、一般住宅で収録していただきました。

特に気になるノイズは、
① 全体にかかった「サー」というノイズ
② 車の排気音(開始から4秒~24秒の間)
③ 「ドンドン」という音(終盤1分45秒くらい)
④ 無音部分のノイズ
・・・でしょうか。ほかにもいろいろ入っています。部屋鳴りもけっこうしてますね。

明らかなノイズはできるだけ消したいですが、空気感やマンドリンの胴鳴りやピッキングノイズはある程度残して、なるべく自然に仕上げたいと思います。

補正後の音源がこちらです。

「サー」というノイズや排気音はほぼなくなり、後半にあった「ドンドン」という物音もなくなりました。おめでとうございます(?)

このように、できるだけ楽器のうまみは残した状態で、ノイズだけを消すことが可能です。
RX8の自動処理もなかなかにすごいのですが、それだけでは音楽としてはどうしても不自然になりますので、RX8のスペクトログラム表示と音を頼りに手作業でノイズを発見、処理していくことが自然な処理のキモになります・・・というかそうしたい。できたら。

ノイズ補正、どこまでできる?

もちろんRX8も万能ではありません。(従来のノイズ処理の認識からすればほぼ万能なんじゃないかと思えてしまいますが)。得意なノイズ・不得意なノイズというものもありますし、残したい音声よりも大幅にノイズの方が大きいなどの場合は不可能なこともあります。・・・そして僕の知識不足も大いにあるかもしれませんw
ノイズと一言に言ってもほんとに様々ですので、ご依頼の際にはまず音源を聞かせていただいて、ここまではできそう、という判断をさせていただいています。

そのうちダイアログやボーカル除去のノイズ処理もサンプルにしたいと思っています。できたらまた記事にしますね。それでは。ウホ。


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