【ケフネト統率者学会報2023Dec.】貧弱青単デッキで序盤をサバイブして後半戦の神になれ
やあ、2ヶ月おきに会報を出すといったが早いな。いま疲れたサラリマンがたくさん乗っている電車で目をギラギラさせながら爆速タイピングして記事を書いているよ。イヤーッ!!
ケフネトデッキの立ち回り
おそらく読者のみんなは構築ガイドを見て各種デッキレシピを漁り、既にケフネトデッキを組んでいるだろう。まだの人は組もう。いいね?(圧)
ただ、ブロッカーいねぇどうやって勝つんだコレェ?となり身内やイベントで回してみる勇気が出ない人もいるかも知れない。
そんな人のために有識者にインタビュー(物理)し、立ち回りのコツを自白して教えてもらったからまとめる。
大雑把な動きの解説は↓
デッキ構築ガイドは↓
全般
ケフネトは青単デッキである。
最近のスタンではめっきり見なくなったが、大量のカウンター、ドロー、そして多少のリセットにフィニッシャーで勝ち切るメガパーミッションデッキにいまだ憧れ/怒りをおぼえるひとは少なくないだろうが、それを統率者戦でやるのがケフネトデッキである。
どうなるか。
理想
ライフ40!強い!猶予時間長いし、カウンターでコンボも妨害できて最強!
現実
『ドーモ、下家ニンジャです。』
『ドーモ、対面ニンジャです。』
『ドーモ、上家ニンジャです。』
『『『青単死すべし慈悲はない。イヤーッ!!』』』
そう、対処する手数も3倍、打点も3倍なのである。ライフが倍だから大丈夫って言ったじゃないですかー!ヤダー!
間違いなく青は統率者戦において最強の色のひとつである(他に、白、緑、赤、黒も最強候補として数えられる)。最強ゆえにとりあえずパンチ。生かしておくと碌なことがないのでボコボコ殴られる。それが青単である。たまらん。
…それはそう。(賢者)
マリガン
このデッキはケフネトが出るまでアドの獲得能力が無く、急に勝つコンボはほぼ無い。したがって1-3マナを早くやり過ごすことができるマナ加速、もしくは1-2マナの妨害を基準とし土地がしっかり置ける手をキープしよう。あとリス研。
逆に《時間操作》などは後から引き当てたほうが強いのでデッキに戻す。
有識者によると更に,
・手番が遅い➡マナ加速とレモラ
・卓にジェネラル依存度の高いデッキがいる➡除去
・青が濃い➡カウンター
…なるほど確かに(俺もメモ中)
1-3マナ
上述の通り,如何に『私もゲームに参加しています!』という顔をしてすごすかが重要である。
とはいえ、3人全てを妨害すると手札のない雑魚がしめやかに爆発四散する未来が待っているので『致命打』だけ妨害しよう。遅延カード、ウェルカム説がある。ドラ判も誰か除去してくれるっしょ。
おれ『いやー除去薄いんで困りました』(猿術を隠し持ちながら)
おれ『リス研はスルーですかね。遅くなるし、』
有識者A『アカン、走られてしぬ』
有識者B『カウンターしますねー』
有識者C『通すと妨害足りなくなる』
…走られると設置者とコンボ開始者のリアルニンジャのカラテが始まり、一般ニンジャソウル憑依者は蚊帳の外になることからカウンターするべきのようだ。
他家『リス研カウンターしてやくめでしょ』
4マナ
ケフネトを出すか、出さざるべきか、それが問題だ。
出します。
全員浮きマナがあり、手札があまり、他に統率者がいないなら除去が来るかもしれないが、神話レアケースである。
除去耐性もあり直ちに勝つカードでもないため見逃してくれることの方が多い。心配ならすね当てを予め出し、付けてやろう。
1ターン、もしくは5マナまで待ち、何らかの有利(カウンター構え等)のビジョンがはっきりあるなら待とう。
ケフネト『グググ…ワシを早く場にだすのだフジキド』
5-7マナ
ケフネトの時間である。
うふふ。嘘❤️(カスの嘘)
むしろ最も課題となる時間帯である。
当該デッキは勝とうと思えばケフネト+巻物棚+時間操作で4マナあれば勝てるのだが、巻物設置後にマグロめいた無抵抗でターンを返してくれる卓はこれまでの歴史上、そして未来永劫存在しない。
他デッキはパーマネントを小出しにし少しずつ盤面を構築しパワースパイクを迎えるが、せいぜいケフネトは手札調整をして島セットとなる。そういうデッキだからだ。
え、5-7マナ立たせて結局何も唱えないとテンポロスが気になる?君は全面的に正しい。そんな君にはこれだ。
有識者『とっておきのカードをみろ!』
おれ『え?マナも隙なく増やして難しい時間帯をさっさと抜けつつ、マナが余れば手札補充もできて単色なら上手く扱えるケフネトとシナジーするカードがあるんですか!(ゴジラ-1.0並の説明感)※』
※面白かったぞ。みんなも見よう!
《エルドレインの玉座》
この手のカードにしては珍しくアンタップインで、設置ターンのマナのロスが1マナしかない。次ターンから一気に9マナが使えるようになり、さすがに“強い青単(究極完全体グレートモス)”になれるだろう。
さらに上手くカードをめくれないと手札がなくなりがちなケフネトデッキにとって、相手ターンに安定ドローできるパーマネントは沁みる存在である。
まとめると、5-7マナはコンボぶっぱしても止められるので様子見するが周りは展開してつらい。隙の少ない追加マナ(+手札など)系カードを使ってさっさと抜け出そう。
ケフネトが出たが走りにくい微妙なターンは研究の余地があるのでいいパーマネントがあれば教えてくれ。ファイレクシアの変形者で他人のマナファクトコピーするの強いな?
8マナ以降
周りがドンパチして消耗し、ケフネトが8マナ以上ある状態、それ即ち神である。ゴッドエターナルゥ…!
別の言い方をすれば、完全体になって渋谷新宿を襲撃するシンゴジラ、営業サラリマンの生殺与奪スイッチを握るラオモト・カンのような全能感が得られる。
この瞬間を待っていたんだぁー!
召し上げ、船砕きの怪物無限マナコンボ、交易路+神秘の聖域+タイムワープ、瞬速巻物棚コンボ(後日紹介)などを、悠々とカウンターを構えながらぶちかまそう。
ただし、コツとしては勝利手段を意識すること。
漫然とカードを引きサイクロンの裂け目を撃って楽しむのではなく、+αでリス研や基本に帰れで固めたり、カウンターを何枚構えながらどのコンボに移行するかを意識してデッキを回そう。
グダってるあいだに顔殴られて死ぬからな。アババー!
立ち回りまとめ
7割以上が中身の無い駄文だったがコツをまとめると以下の通り。
1. 妨害は致命打のみ。リス研は致命。レモラ放置はアリ。
2. 1-3マナ及び5-7マナはクソ。さっさとマナ増やす。
3. マナ貯まったら勝ちを意識してパーツを揃える。
繰り返すが青単はコンボと妨害の強さから、単色界では最強の一角である。しかし、全員が最適行動をとるならリンチされるので、最強故に勝てない色なはずである。
だが勝てちゃう♠️
なんかこう、ふわっとしたあれがいいかんじになりどうにかしてまぁまぁ勝たせて貰えるので、サーチやコンボは手際よく行い、ボコボコ殴られてもニコニコし、たまに急に無限ターンに突入して楽しもう(アゴニィ=サンを参考にな)。
野生のアンリコについて
学会サーバーにて野生のアンリコが発見されました(景表法違反審議中)
《多様な洞察力》
上から10枚から非土地カードを3枚ゲット、すなわちケフネト様でめくれば1マナで有効牌を3ドロー…アンリコより強いじゃん!!目を覚ませ。
わたしはしょうきにもどったが、相手に選択権があるカードなので弱いとも言い切れない。各対戦相手が選ぶのがポイントである。
敵の敵もまた敵なので選択系カードの難点である、『対戦相手が嫌がるカードは絶対に手に入らない』ことが解消されている。
なぜなら、お互いに嫌なカード(あのクリーチャーヤバいから《猿術》引かせるか…)をワイワイ選ぶため普通に強い3ドローとなるのだ。
会員の報告によると1ターン目にマナクリプトから撃ったところ《精神的つまづき》が手に入り、その後誰も教示者からのコンボをやりたがらなかった為にゲームが長期戦=ケフネト有利展開になったそうだ。
通常のタイマン勝負なら捨て駒カードにカウンターを当てさせるプレイがよくあるが、多人数戦ではヨロコンデー!!と叫びながら自ら捨て駒になり、アバババー!!!爆発四散!!!するプレイヤーは存在しない。
多人数戦の妙により遅延カードとしても機能するのだ。
騙されたと思って入れてみてくれ。飛ぶぞ。
過去のぶんまわりについてのお詫び
学会員よりぶんまわりの報告がありました。
会員『3ターン目に召し上げトップしまして撃ちました。』
当学会内で検討したところ『ずるいぞ』『うらやましい』という意見がみられたため、特にお詫びの必要性はないと判断されました。
当学会では再発及び再現性の向上に努めてまいります。
まとめ
12月隔月報おわり。イクサランはパーマネントが強く,ケフネト学会はひま寄りだったが、次のカルロフ邸はケフネトと相性がいい調査トークンも出る為期待。
おしり