雑談と肝臓の話
先日の記事でも書きましたが、大学教員の独り言という番組名で朝のウォーキングをしながら収録しています。
今日は雑談と肝臓の話してます。
まず、初めに私の配信を聴いてくださった皆様、ありがとうございます。聴いてもらえるというだけで、やる気が100倍にも1000倍にもなります!
さて本日の雑談は、ザックリいうと「封筒の厚みって、薄いほうがいいのか厚いほうがいいのか」です。#ね?雑談でしょ?(笑)
これを考えるきっかけになったのは、健康診断の結果が入った封筒です。
職業柄、半年に一回、特殊健康診断を受けるのですが、先日結果が返ってきました。
封筒を見ると、他の人よりも明らかに厚みが違う(笑)とにかく分厚いんです。
何故厚みが出るかといいますと、体重が重かったり肝臓の数値が高いと、
健康になるためのパンフレットなどが同封されるからです。
なので、分厚い=不健康の方程式が成り立つのです。
ダイエットしていただけに悔しい想いがあったのですが、ふと想ったんです。「昔、分厚い封筒を受け取った時に、うれしかった思い出があるぞ」
そうだ!合格通知だ!
受験を経験された方ならわかるかと思いますが、合格通知の封筒は薄いと不合格、分厚いと合格でしたよね?(パンフレットが入ってる)
この時、中身によって、封筒の厚みが人の感情を動かすことがあるんだと感じました。#ね?雑談でしょ?(笑)
後半は肝臓の数値が高かったことから、高くなった理由と肝臓の働きがとても重要だよ!という話。
皆さんは肝臓がどんな働きをしているかご存じですか?
よく聞くのは、アルコールの分解ではないでしょうか?
実は他にもめちゃくちゃ重要な働きがあるんです!それが、初回通過効果(バイオアベイラビリティー)や筋肉の分解合成、糖新生です。(ほかにもあるよ)
初回通過効果(バイオアベイラビリティー)
初回通過効果(バイオアベイラビリティー)は聞きなれない言葉だと思います。これは、腸から吸収された医薬品が肝臓を通るときに分解される効果のことです。
実は腸から吸収された医薬品は、全身に行く前に必ず肝臓を通ります。このとき、肝臓にある酵素で分解される医薬品は、全身に行く前に壊れてしまうんです。
じゃあ口から医薬品を飲むと全然効かないの?
そんなことはありません(安心してください。効果はありますよ)
ちゃんとこの分解される量を考慮して医薬品は作られていますので、問題は無いのです。ただ、肝臓の調子が悪いと上手く分解されず医薬品が全身に行き過ぎることがあります。いっぱい取れるなら良いやんと思われるかもしれませんが、その分副作用が強く出る可能性があるのです。
筋肉の分解合成、糖新生
筋肉は一般的に損傷した部位(鍛えた部分)で合成されるのですが、その原料となるアミノ酸などは肝臓で分解合成されるため、肝臓はトレーニーにとってめちゃくちゃ重要です。また、脂肪燃焼に関しては中性脂肪をエネルギー源である糖に変える必要がある(糖新生)のですが、これも肝臓の重要な働きです。
このように肝臓は生きていく上で重要なのですが、働き者なので疲れてしまうことが多々あります。肝臓の数値が高かったからといって、直ぐに健康被害は出ないかもしれませんが、着実に弱っていきます。
上手に付き合っていきたいですよね。
皆様の一日が素晴らしい一日であります様に。
Spotify
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