ラバーレビュー Evolution mx-p
ラバーレビュー
サークルで4年間だけとはいえ卓球それなりに頑張っていろいろ知ったのになんも放出しないのももったいないないし暇だしコロナでいつ死ぬかわからないのでラバーのレビューでも書いていこうかと思います。
僕の好み
まず僕の好みの話です。僕求めるラバーは回転やスピードよりも、手に響くことや思った通りの球が出るという点に重点を置いています。勝手にいい球が出るとか勝手に持ち上げてくれるというのはあまり好みではなく、当て方や打ち方間違えたら大人しくミスになるようなものの方が勝手に何でも入れてくれるものより好きですね(まあそんな勝手に何でも入るラバーはあんまり聞かないですが)
基本的にはシートの引っかかっりがいいラバーが好きですね。
この好みにマッチするラバーは今のところ愛用しているEvolution-mxpです。
なのでまずそれについてのレビューを書いていきます。
Evolution-mxp
上記の通り愛用ラバーです、プロの選手では男子ではサムソノフ選手や田添響選手が使っているようです。女子ではスッチ選手が使ってますが、硬度を落としたel-pを使う方が多いようです。
まずいい所から書いてきます。
・メリット
このラバーのメリットでよく言われるは球持ちですね、僕も確かに球持ちや引っかかっりがいいと思って使ってます。ヨーロッパのプロの選手がテナジーと言われて渡されてほんとにテナジーだと思ったという都市伝説もあるらしいです。僕はテナジーや日本ラバーといったものを使わないのであまりわかりませんが、唯一使ったことがあるロゼナと比較して説明していきます。
結論から言うと正直ロゼナとは全然違うと思いました。なので打ち方も変わってくるかと思います。
卓球王国のゆうさんがYouTubeの動画内で言っていたのですが、このラバーを使う選手はかなり上に振る打ち方をすると言っていました。なぜかと言うと、前に振ると真っ直ぐ飛んでくからです。ロゼナなどの日本ラバーは前に降っても勝手に上に上がって弧線を書いて入ってくれますがEvolutionは振り方に正直な球が出ます。かといって弧線を出し難いかというとそんなことはなく球持ちの良さからボールを持ち上げたい時はしっかりあがってくれます。テナジーなどがオートマラバーと言われていますがそれに対してEvolutionはセミオートラバーといったイメージです。自分がこういうボールを出したい、だからこういった振り方をした、という時にそれがそのままボールに反映されます。そういったところが僕は好きで使ってます。ですがミスしたら全部自分のせいであるというのとが明確なラバーであるかも知れません。
またロゼナなテナジーとの違いは飛びすぎないことが上げられると思います。結果全ての技術がそれなりにしやすいです。引っかかりの良さの割にブロックで回転負けしなかったり、飛びすぎなかったり、台の中でのプレーも特にやりにくというものはなかったです。ミスしたら僕の腕のせいだということがハッキリわかるくらい正直なラバーですね。
当てながら弧線を描きつつスピードを出すという打ち方をするのでとりあえず前に振っとけばはいると言われるテナジーなどを使っていた方には慣れが必要かもしれませんが試してみる価値はあると思います。安いし寿命も長いし。
人によってはファスタークg-1に似ていると思う方もいるようですね。
・デメリット
まず重い、これにつきます。これにしてからかなり重く感じます。中級者レベル以下だと両面に貼るのは正直厳しいかも知れません。他のドイツラバーのv15extraやスーパーヴェンタスに比べても重いと感じます。軽いラケットを選ぶがラバーを薄くするか筋トレするかした方がいいです。
そしてもうひとつ、引っかかっりの良さからレシーブが少し難しくなっていると思います。当て擦りのような打ち方だと相手の回転の影響を強く受けることはないのでチキータ(僕は出来ませんが)やフリック、ハーフロングのサーブに対する入れにいくドライブはあまり問題ないと思いますがツッツキでは相手の回転にしっかり合わせていく技術が必要だと思います。
あとちょっと硬いです。アウターカーボンのカチカチラケットより柔らかいラケットに貼る方がいいかもしれません、試したことはないですが。
僕はvictasのzx-gear out に貼って使ってます。アウターカーボンのラケットですね。
まあこんなところですね、点数をつけるならとりあえずこれを80点、基準としときます。
次回もお楽しみに〜〜