見出し画像

【企業分析】生まれ変わりを目指すartience

仕事も始まった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回解説する企業はartienceさんです。

※本記事はYouTubeメンバーシップ動画の書きおこしです


aritienceと聞いて、ピンとくる方はどれだけいるでしょうか。

artienceは分からなくても、東洋インキSCHDであれば聞き覚えのある方も多いかもしれません。

実は東洋インキSCHDは2024年から、社名をartienceに変更しており、今回紹介するaritenceは、かつての東洋インキSCHDのことなんです。


デンカやレゾナックもそうですが、化学メーカーと言うのは、社名変更の際にやりすぎる傾向もありますね。

artienceは飛ぶ鳥も落とす勢い

で、今回artienceを取り上げるのは、名前以上に中身が変わろうとしているから

言ってしまえば、おじいちゃん企業が、気づいたらベンチャー企業になった、くらいの変化が起こっています。

artienceはもともと印刷インキで国内首位の老舗で、安定感こそあれ爆発力に欠ける印象でした。

が、なんとこの2年間の株価チャートをみると順調な右肩上がり、おおむねダブルバガーを達成していました。


artienceの株価チャート

当然日経平均もアウトパフォーム、競合のDIC、総合化学の三菱ケミカルグループとはかなりの差をつけています。

株式市場での評価はなかなか情緒不安定なところもありますが、今まさに変化のさ中にいるメーカーです。

いったい何が起こっているのか、大化けが期待されているartienceを解説していきます。

それではどうぞ。

※本記事はYouTubeメンバーシップ動画の書き起こしです

ここから先は

3,035字 / 9画像

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?