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【企業分析】生まれ変わりを目指すartience
仕事も始まった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回解説する企業はartienceさんです。
※本記事はYouTubeメンバーシップ動画の書きおこしです
aritienceと聞いて、ピンとくる方はどれだけいるでしょうか。
artienceは分からなくても、東洋インキSCHDであれば聞き覚えのある方も多いかもしれません。
実は東洋インキSCHDは2024年から、社名をartienceに変更しており、今回紹介するaritenceは、かつての東洋インキSCHDのことなんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1735697416-ZlIt6dvx0WaBCizRu3K9A1rM.png?width=1200)
デンカやレゾナックもそうですが、化学メーカーと言うのは、社名変更の際にやりすぎる傾向もありますね。
artienceは飛ぶ鳥も落とす勢い
で、今回artienceを取り上げるのは、名前以上に中身が変わろうとしているから。
言ってしまえば、おじいちゃん企業が、気づいたらベンチャー企業になった、くらいの変化が起こっています。
artienceはもともと印刷インキで国内首位の老舗で、安定感こそあれ爆発力に欠ける印象でした。
が、なんとこの2年間の株価チャートをみると順調な右肩上がり、おおむねダブルバガーを達成していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735697529-boZLcUJDgTpi3SAaNFCXx62h.png?width=1200)
当然日経平均もアウトパフォーム、競合のDIC、総合化学の三菱ケミカルグループとはかなりの差をつけています。
株式市場での評価はなかなか情緒不安定なところもありますが、今まさに変化のさ中にいるメーカーです。
いったい何が起こっているのか、大化けが期待されているartienceを解説していきます。
それではどうぞ。
※本記事はYouTubeメンバーシップ動画の書き起こしです
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