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【企業分析】とんでもないリスクを抱えるデンカを解説

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〜3月13日 21:00

今回解説する企業はデンカさんです。

※本記事はYouTubeメンバーシップ動画の書きおこしです


旧社名の電気化学工業の方がピンと来る人も多いかもしれませんね。

最近はちょっといろいろ良くないニュースがあり、内部も人事異動でえらいことになっていたという話も聞きます。

が、今回デンカを取り上げるのには理由があり、そろそろ見ごろを迎えているからです。

というのも、指標や配当利回りを見てみると、利回りはなんと4.48%

最近は乱獲が進んで絶滅危惧種となった、割安高配当銘柄なのです。

出所:株探(24/12/30)

じゃあ今すぐ買うかと言われると、今は手を出せないというのが正直なところです。

理由を説明するには、これまでの経緯や現状を解説しないといけないのですが、とりあえずチャートをみると分かりやすいかもしれません。

デンカのチャートはここ10年くらい、2000円前半から4000円後半で、美しいM字を描いています。


出所:Yahoo!ファイナンス(24/12/30)

ある意味チャートの芸術点こそ高いものの、これだけボラティリティが大きいのは懸念で、配当狙いで買っても、生半可な握力では持ちきれない気はしますね。

ただ21年以降止まることを知らなかった下落も、ようやく底打ちしたようにも見え底値ハンターがアップを始める局面かもしれません。

実際にデンカでは構造改革が進められる真っ只中ですし、また最近は、化学業界全体も回復期に差し掛かっているのでは、とささやかれています。

つまりインカム狙いで長期ホールドするにしても、キャピタル狙いで短期トレードするにしても、デンカがこれから安定的に成長し、今後上昇に転じるなら、買いの検討に値するかもしれません。

一方でデンカは、依然としてとんでもないリスクも抱えていたりするのです。

知らずに手を出すと痛い目に遭うかもしれない、ということで、そんな魅力とリスクが入り混じるデンカを解説していきます。

※本記事はYouTubeメンバーシップ動画の書き起こしです。

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