AWS 資格一覧
こんにちは。五輪猫と申します。
Amazon Web Service(AWS)の資格一覧を纏めました。
資格取得の際に参考にしてみてください。
※2022年1月時点での内容となります。ご了承ください。
AWS資格とは
AWS資格は、Amazon Web Service(AWS)というAmazon提供のクラウドコンピューティングサービスに関する専門知識を証明するための資格になります。
AWSは多くの企業に導入されており、ビジネスシーンにおけるAWSの知識の必要性も増しています。
そのため、AWSに関する専門的な知識やスキルを効率よく学べ、尚且つそれらの認証が受けられるAWS資格に大きな注目が集まっております。
資格全体像
レベルとしては、3つです。
プロフェッショナルが最上位のレベルになります。
専門知識には、レベルという概念は存在しません。
プロフェッショナル
アソシエイト
基礎
基礎コース
基礎コース(レベル)の資格は、クラウドプラクティショナー1種類だけです。
クラウドプラクティショナー
クラウドプラクティショナーの出題分野は以下の4つです。
クラウドの概念
セキュリティ
テクノロジー
請求と料金
クラウドプラクティショナーはAWS認定における入門編なので、難易度としてはこれからAWSを学びたいという初心者でも対策次第では十分合格できるというレベルになります。
お勧めの勉強方法は、本とUdemyです。
アソシエイトコース
アソシエイトコースに含まれる3つの資格の難易度はそれぞれ以下の通りです。
ソリューションアーキテクト
ソリューションアーキテクト-アソシエイトは、クラウド環境の構築・設計に携わる技術者に必要な中級レベルの知識が問われる試験です。出題分野は以下の4つになります。
レジリエントアーキテクチャの設計
高パフォーマンスアーキテクチャの設計」
セキュアなアプリケーションとアーキテクチャの設計
コスト最適化アーキテクチャの設計
この試験ではAWSサービスの基本理解やネットワーク・クラウドの知識があるということが前提で出題がなされるため、AWS初心者では合格は難しいでしょう。幅広い知識が問われるため、難易度は比較的高いです。
よって、クラウドプラクティショナーを取得できる程度の知識や経験があるという人に受験をおすすめします。
お勧めの勉強方法は、Udemyです。
SysOpsアドミニストレーター
SysOpsアドミニストレーターは、AWSを用いたシステムの開発・管理・運用の担当者を対象にした試験です。以下の分野に関する知識が問われます。
モニタリングとレポート
高可用性
展開とプロビジョニング
ストレージおよびデータの管理
セキュリティとコンプライアンス
ネットワーク
自動化と最適化
上記のように、システムの運用についての内容が幅広く問われるため、ネットワークやセキュリティの運用に関するスキルを証明したいという方におすすめです。
ソリューションアーキテクト-アソシエイトと出題内容が多分に重複するため、ソリューションアーキテクトの合格者なら比較的対策は容易でしょう。
試験対策の際は、高可用性や自動化、セキュリティなど運用面の知識を特に強化するべきです。
お勧めの勉強方法はUdemyです。
デベロッパー
デベロッパーはAWSベースのアプリケーションの開発・保守に関する知識や技能を証明する資格です。以下の分野に関する出題がなされます。
展開
セキュリティ
AWSサービスを使用した開発
リファクタリング
モニタリングとトラブルシューティング
この試験の対策を通して、コストや拡張性のことも考えたシステム構築を実現するための手法や実装方法などが学べるため、開発者としてのスキルアップ・レベルアップを狙う方におすすめです。
なお、この試験においてもAWSのサービスに関する理解をはじめとする様々な基本知識があることが前提となるため、やはり初心者での合格は難しいでしょう。
ただし、ソリューションアーキテクト-アソシエイトに比べると出題範囲が限定的なので、難易度はそれよりも易しめです。
お勧めの勉強方法はUdemyです。
プロフェッショナルコース
プロフェッショナルコースに含まれる2つの資格の難易度は以下の通りです。
ソリューションアーキテクト
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルは、ソリューションアーキテクト-アソシエイトの上位資格です。試験では以下の範囲から出題がなされます。
組織の複雑さに対応する設計
新しいソリューションの設計
移行の計画
コスト管理
既存のソリューションの継続的な改善
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルは、AWSを活用したシステムやアプリケーションの設計者としてハイレベルな専門知識とスキルを習得したい方におすすめです。
ただし、この試験の難易度はAWS認定では最難関であり、試験問題の量と試験範囲の広さは他の試験の比ではないので、一筋縄ではいかないでしょう。
お勧めの勉強方法はUdemyです。
DevOpsエンジニア
DevOpsエンジニアは、SysOpsアドミニストレーターやデベロッパーの上位資格であり、運用の担当者や開発者がレベルアップを目指すのにおすすめです。
試験では以下の範囲から出題がなされます。
SDLCの自動化
構成管理およびInfrastructure as Code
監視およびロギング
ポリシーと標準の自動化
インシデントおよびイベントへの対応
高可用性、フォールトトレランス、およびディザスタリカバリ
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルほどではないものの、こちらも試験問題の量や出題範囲の広さという観点では、比較的難易度が高いと言えるでしょう。
終わりに
クラウドを知っているだけで、エンジニアの価値はあがります。
キャリアを構築する意味でも、挑戦してみください!
皆様、よきクラウドライフを!