写真集をつくるお話 #8
みなさん、こんにちは。
突然ですが、みなさんは現金派ですか?キャッシュレス派ですか?
自分はキャッシュレスへ移行したい派で、LINE Payとかメルペイとか一応使っていますが、これだけでもう現金はいらないというわけにはいかないですよね。
確かに、ポイント還元やお釣りのやり取りが無いなどのメリットもいっぱいあるけど、絶対にキャッシュレス決済の方がいいと自信を持っては言えないこの状況。
お店で「LINE Payで」とわざわざ店員にいうのもちょっと嫌だし。
あと種類が色々ありすぎてよくわからない。国もそこまでキャッシュレスにしたいというなら統一するとか、もっと考えないと特に高齢者は使えない。あとセキュリティ問題もかなり重要。
インバウンド消費を大事にしてるくせに、ITが追いついてないとか本当に勿体無いし、そもそも日本のIT担当大臣が80歳近くの人らしいけど大丈夫なん。
でもまわりに優秀な人がいるとは思うし今後に期待はするけど。日本のキャッシュレス政策はどうなるのやら。
全く関係ない話してすいません。
さて、前回の続きです。
やってまいりました。写真集色校正の時間です。果たして、どんな色になっているのか。。
校正紙を見せた佐藤氏の第一声は・・・
食い気味に「ん〜違う」。
はい、ここから長い色校正作業のはじまりです。
もちろん、一発目の初校でイメージ通りバッチリというときもありますが、今作での初校のイメージを簡単に言うと、実際よりかなり明るいなあという感じ仕でしたね。
今作では、奈良公園の四季やいろんな時間帯の作品など、かなりのバリエーションがありそれだけでも難しいなとは思っていました。
もちろん色見本プリントとは印刷方法やインクなども異なるので、見本と全く同じ色味にならないということは承知の上でしたが、何というか明るくなりすぎて全体的なイメージの流れが崩れてしまった印象でした。
印刷に関してはプリンティングディレクターをはじめ現場のプロが一番よくわかっておられるので、あとは、その方々に出来るだけわかりやすくこちらの要望を伝えることが大事です。
佐藤氏に全ページじっくりと確認してもらい、細かく要望を書いてもらいました。これもかなり時間をかけていただき、本当にお疲れ様でした。
そして、この色校正を印刷会社に戻し、訂正などレイアウト差し替えがあった部分などの最終確認(PC上での校正)を経て校了へと進みます。
(※修正した色校をもう一度出して再確認するということも稀にありますが、コスト的なものも含めてこの一度だけです)
泣いても笑っても残すは本刷りのみです。最後、満足な色で本番の印刷を終えることができるのか。次回へと続きます。