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アルゼンチン共和国杯2024考察

こんにちは。

今回はアルゼンチン共和国杯2024の考察をしておこうと思います。

近年のペース、ラップ推移と好走馬の馬体傾向を見て、
今年の上位人気の馬とそれ以外で今回の舞台が向いていそうな馬をピックアップしてみようと思います

ペースとラップ推移

近年の結果を見返すとペースは様々ですが、基本的には5F勝負になることが多く長い脚を使える差し馬が有利な様に見えます。昨年はペースが一貫して速く、追い込み馬の台頭が目立ちましたが、それは少し稀なのかもしれません。その他の都市を見てみると先行馬と差しの組み合わせが多いので、中断ぐらいから長く脚を使える馬が有利なのだろうと思います。
2019-2022は4年連続で3番手の馬が勝っているので「勝つ」という点においては先行して最後までバテない馬が「勝つ」資格のある馬なのかもしれません。

馬体の特徴

ゼッフィーロ、ブレークアップ、オーソリティはやや固めの歩きでスピードが出せそうな形をしていました。そもそも東京芝はやや固めの馬がスピードを活かして好走するのがデフォルトですからそこは共通なのだと思います。
上記3頭の内オーソリティは1流に近い馬なので少し違いますが(1流馬は常識を覆してくるので)、基本的には長丁場らしく見た目の筋肉は少ないかつ直飛というのが長い脚が必要なスタミナ戦では有利な様です。
勝つにはやはりある程度位置を取れる見た目筋肉少なくて直飛の馬というのが狙い目です。
他にはマイネルウィルトス、ハーツイストワールの様にストライドを伸ばして走るタイプがスタミナを活かして走るという形も注意です。

上記を踏まえて今年の馬を見ていこうと思います。

1人気 クロミナンス
見た目筋肉少なくて固めで位置取れるというのは良さそうですが、やや曲飛なのは気になります。5F勝負よりも前走目黒記念の様な3F勝負や小回りの方が向きそうなのでやや過信は禁物の気がします。ペース緩んだり、内々で脚を溜められる展開ならそれなりには走りそうではあります。

2人気 セレシオン
前脚の筋肉が目立ち、後ろ脚は曲飛。全体的なバランスは完全に瞬発力系の見た目なので5F勝負になるとあまり得意ではない印象です。トップスピードの速さで勝負するタイプの様に思います。

3人気 サヴォーナ
見た目から筋肉質で曲飛なので向かなそうな見た目をしていますが、成績上はなかなかのスタミナを見せています。こういった見た目と成績が逆の馬は内蔵系なのかなんなのかよくわかりませんが、他の何か見えない部分の要因でアドバンテージを持っている可能性があるので押さえておきたい印象です。

4人気 ショウナンバシット
前脚筋肉多めで腹袋が巻き上がっているかつ曲飛ということで割とここは向かないのかなという印象です。スタミナ勝負になると分が悪いのではないでしょうか。

5人気 ミクソロジー
見た目小ぢんまりとしていてやや固めの歩きです。後ろ脚は直飛では無いですが極端に曲飛ということもなく、ここはかなり向いていいそうな見た目です。今回は内枠なのである程度の位置を取れるならばスタミナも温存できるのでかなりいいのではないでしょうか。ハンデ重いのは少し気にはなります。

その他の気になる馬

6人気 マイネルウィルトス
この条件何度も好走しているので最早なにも語る必要は無いですが、ストライド伸ばして走るスタミナ型の馬です。向いてはいるのですが、どうしてもこのタイプはトップスピードに欠けるので結果的に勝ちきれていないという感じなのだと思います。この舞台は展開次第でチャンスは常にあると思います。ちなみに前走は同じ条件ですがスローの3F勝負になったので仕方の無い敗戦だと思われます。

7人気 タイセイフェリーク
やや瞬発力系の馬体ですが、小さい牝馬で軽量なのでスタミナ面の不安は少なく、スピード活かしてチャンスあるかもしれません

12人気 アドマイヤハレー
それほど筋肉量多くなくやや曲飛、固めの歩きをする馬です。東京長距離は経験無いですが、中山の迎春Sで5F勝負をまくり勝ちしているので、実はここが向いていたというのはあるかもしれません。

以上です。


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