天皇賞・秋2024 考察②
こんにちは。
前回に引き続き天皇賞・秋2024の考察をしたいと思います。
前回確認した馬体的特徴の前提を踏まえて今年の出走馬の人気どころと今回の舞台が向いていそうな穴馬をあげておきたいと思います。
想定1人気 リバティアイランド
牝馬らしからぬ雄大な馬体とストライドの伸びそうな前脚の出方、踏み込みの深さ、見た目も筋肉質過ぎなくてさらにはある程度の位置も取れるというあまりにこの舞台向きの馬。休み明けで体が出来ていないパターンを除けば相当信頼できそうな人気なのかなと思います。
想定2人気 レーベンスティール
やや胴が詰まった見た目で、前脚の出し方はやや固め。見た目上はピッチで回転力を使ってスピードを出すタイプ。高速タイム実績もあるので全く向いていないことは無いと思いますがエプソムCのパフォーマンスをこの相手で、200M伸びて、出せるかというと半信半疑なのかなと思います。
見た目に筋肉質でスタミナ不安というわけではないので悪くはないけどそこまで圧倒的ではないという印象です。
想定3人気 ドウデュース
回転力を使って走るピッチタイプ。見た目の筋肉も豊富でパワーも凄まじい。この見た目だと普通は長距離走りにくいのですが、この馬は長距離でもバテないスタミナがあるという素晴らしい馬の印象です。
ただ一方この舞台に向くかというと少し心配です。使える脚が短いので(それでも一般の馬に比べるとものすごく長いですが)、一瞬でもどこかで緩まないとラストで止まってしまう嫌いがありそうです。去年みたいにかかって前に行ってとなるとなおさらラストまで持たなそうなので最後方からためた方が勝つ確率としては高くなりそうです。その場合、位置取り的にギャンブルになるので安定感としてはやや疑問です。ベストは18、次に道中緩まない20よりはもう少し長い距離、競馬場では長く脚を使う必要が無い小回りという印象です。
想定4人気 ベラジオオペラ
雄大な馬体ですが前脚の可動域がやや狭い(他の1流馬と比べて)のでそこまでストライドは伸び無さそうですが、その代わり先行出来る強みがあります。やや胴長なのでトップスピードには欠けますが、Bコース代わりで内の先行が有利なパターンもあるのでその場合展開利は大きい印象です。
見た目の筋肉も少なめでスタミナの不安は無さそうです。
想定5人気 ジャスティンパレス
見た目細身で体重があって、ストライド伸びそうな前脚の出し方をしています。このレースにあたってはかなり向いていそうな馬体です。
元々2歳時からトップスピードがありつつ高い瞬発力がありそうな見た目をしていましたがやや体重が足りないなという印象でした。
ただ、昨年の阪神大賞典に出てきたときに470kg台に達して完成した様に思えます。有馬記念、宝塚記念はトップスピードよりもややパワーが必要な舞台なのでそれらのレースよりはこの舞台の方が向いていると思います。
その他穴馬候補
想定8人気 ホウオウビスケッツ
見た目小じんまりしていますが十分な体重があってスピードタイプです。
展開利あればチャンスあると思います。
その他リフレーミングが向いていそうな馬体をしていますが、
回避のようで残念です。
以上、個人的にリバティアイランドは固いのかなと思ったりしています。