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ジャパンC2024 考察①

こんにちは

今回はジャパンCの傾向をラップ、馬体面から見ていこうと思います。

2023 ジャパンC Hペース持続力勝負
12.7 - 11.3 - 11.5 - 11.0 - 11.1 - 11.5 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 12.4 - 12.4 - 11.7
=2.21.8
イクイノックス   先行 脚長大型バランス良い中間型
リバティアイランド 先行 脚長でストライド型の歩き
スターズオンアース 先行 牝馬にしては筋肉多めバランス型

2022 ジャパンC 4F勝負
12.8 - 11.2 - 12.3 - 12.5 - 12.3 - 12.2 - 12.4 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.5
=2.23.7
ヴェラアズール   追込  脚長やや筋肉あってピッチストライド中間型
シャフリヤール   追込   小柄筋肉少なめの瞬発力型
ヴェルトライゼンデ 先段差し 小柄筋肉少なめ瞬発力型でピッチ

2021 ジャパンC 6F勝負
12.7 - 11.5 - 12.8 - 12.6 - 12.6 - 12.3 - 11.6 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.5 - 12.2
=2.24.7
コントレイル  差し   小柄筋肉少なめの瞬発力型
オーソリティ  先段差し やや胴長でストライド系の歩き
シャフリヤール 先段差し 小柄筋肉少なめ瞬発力型でピッチ

 ラップ推移に関しては毎年違いますが、基本的には前半遅めで後半かなり長く脚を使わされる持続力勝負の様相だと思います。

 昨年はパンサラッサの大逃げでHペースですが、後続はMペースなので、パンサラッサ以外は例年通りの後半4F~6F勝負なのではと思います。
2022は前半かなり遅く、その分馬群が一団で追込も可能だった様に感じるので基本的にはある程度前目の位置で速い脚を持続的に使える馬が有利な様に思います。

 馬体面で見ていくと、
コントレイル、シャフリヤールが典型ですが、小柄な見た目で瞬発力あってトップスピードがいかにも速そうな馬が長くそのトップスピードを維持する形かイクイノックス、リバティアイランドの様な大型馬が持続力で押し切る形のどちらかが有利な様に感じます。本来は瞬発力型はスピードを維持出来ない、持続型はトップスピードが足りないというのが一般的ですが、このクラスの馬はそれが出来るので一流馬という感じです。
 いずれにしても流石日本のザ根幹距離G1だけあって、上位に来ている馬はとてもバランスが良い馬が多いなと思います。みんなが思い描く良い馬というのはこういう馬たちのことを言うのかなと思います。

結論としては、
筋肉少なめの瞬発力型と大型でバランス良い持続力型が
前目でトップスピード比べをするレース
なのかなと思います。

次回は枠順決定後に出走馬を見ていこうと思います。

 ちなみにドウデュースは天皇賞・秋の時も書きましたが筋肉多めの瞬発力型でペース緩んだ方が最後の脚を使いやすいのでこういった長くトップスピードを維持する必要のあるレースはそこまで得意では無いように思います。

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