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鼻整形④-1:鼻筋の手術
こんばんは。ゴリラバランスです。
今回は鼻整形③:部位別鼻手術の種類で紹介した鼻筋の手術についてのまとめです。
鼻筋の高さ・ライン・細さ・方向を変える手術について書いていきます。
DTについてはあくまで目安で、病院や術式によって大きく異なります。必ず病院に確認するようにしましょう。
隆鼻術
隆鼻術は鼻筋にプロテーゼや軟骨を入れることで、鼻筋の高さを変える手術です。
![](https://assets.st-note.com/img/1672035038670-ynDe2X4UgR.png?width=1200)
手術方法
手術は多くの場合クローズ法で行われます。
鼻の穴の中の一部を切り穴をあけ、皮膚と内部組織の間を剥離し
鼻筋にする素材を鼻根から鼻先まで挿入します。
TCB公式による【手術動画】(一部軽い出血があるため閲覧注意です)→https://youtu.be/WChuUVsNmCA
挿入素材
挿入素材はプロテーゼ、ゴアテックスの人工物か、自家組織(軟骨)のどれかなります。
(糸やヒアルロン酸を挿入する隆鼻術もありますが、後述します)
人工物(シリコンプロテーゼ、ゴアテックス)
メリット
気に入らなかった場合に抜去が簡単
形のやり直しが簡単
傷を作ることなく挿入物が手に入る
鼻根からきれいに鼻筋が通る
オーダーメイドで形を作ることができる
デメリット・リスク(可能性)
見た目が不自然になる(その人に合ったものを入れる必要がある)
時間がたつと透けて見えてくる
ズレて曲がる(適切な剥離、ズレない固定方法の手術で防止できる)
元々の鼻の左右差や曲がりにより鼻の左右差が強調されることがある
露出してくる(特にL型、I型を鼻先まで入れる場合、鼻先の皮膚が薄くなり露出する)=鼻先まで入れないことが大切
アップノーズになる可能性(プロテーゼ自体が収縮してしまい、時間経過でアップノーズになってくる)
異物である以上、感染リスクが軟骨より高い(感染した場合抜去する)
既製品のプロテーゼの場合、鼻背の形が決まってしまっており、人工物感のある(ストレートまたは若干アップ)の鼻筋になってしまいますが、
オーダーメイドプロテーゼの場合は鼻背の形を自由に決めることができます。ただしその分納期が遅く、1ヶ月程度かかることや、価格が高くなるデメリットがあります。
ゴアテックスは薄いシートを重ねて糸で固定し、削って形を作ります。
オーダーメイドに近い鼻筋を作ることができますが、表面に細かい凸凹があることで感染率が人工物の中では高いです。
また、やわらかいので鼻筋が想定よりも薄くなったり、曲がったりすることがあり、抜去する時もプロテーゼより難しいです。
ゴアテックスとシリコンの違いについては下記Youtubeで確認できます
(医師によりリスクの評価は様々なため、noteと内容が異なる部分があります)
【GAMI TV】人工インプラント!シリコンとゴアテックスの長所と短所
【鼻整形】I型シリコンプロテーゼとゴアテックスを徹底比較
自家組織(軟骨)耳介軟骨or肋軟骨
板状に耳介軟骨を重ねて使う方法と肋軟骨をブロックで使う方法
軟骨を細片にして注射器でそのまま注入する方法と
細片にしたた軟骨を筋膜で包んで挿入する方法と4つの方法があります。
メリット
感染を起こすリスクが少ない
自然な仕上がりになる
デメリット・リスク
吸収されて高さや幅が変わる(どの程度変わるかは予想できない)
耳の裏やお腹に軟骨を採取する傷が残る
気に入らない場合でも修正が難しい
加工の手間があるため、金額が人工物よりも高くなりがち
執刀医によっては形を作るのが下手なことがあり、鼻筋がガタガタになる
手術時間が長くなるため、術中感染のリスクはプロテーゼより高いという医師もいる(有機物のため、菌の温床になる可能性が高い)
軟骨を板状やブロックで使う場合、時間経過で吸収や曲がりが起こるため、現在ではあまり使われない方法です。
細片にして挿入する場合、時間経過で低くなってしまうため高さの想定するのが難しく、形にこだわりがある場合は向いていないです。
DTについて
0日目:(手術当日)
1日目:テープとシーネ(ギプス)を装着、腫れが出る、患部をぬらすことは禁止
2日目:腫れが強く出る
3日目~5日目:テープ除去、このあたりで入浴できるようになる病院が多い
7日目:抜糸、鼻根部のむくみと内出血は2週間程度続く
※もちろんですが病院次第です
プロテーゼの場合、術後からテープとシーネによる固定を行います。
テープ除去まで24時間シーネによる固定をし、3日目~5日目にテープ除去を、一週間程度で抜糸をします。
テープ除去から抜糸までの間は、夜間のシーネ固定をします。
鼻根部の腫れは術後2~3日がピークになりますが、抜糸後に腫れがおさまっていきます。
内出血も1週間程度で収まります。
形の完成は1ヶ月程度ですが、1~2週間ほどで接客対応も可能になります。
肋軟骨を使用した場合、1週間程度傷跡の痛みが続きます。
抜去について
局所麻酔でクローズ法を使い、プロテーゼを剥離し取り出します。
プロテーゼを抜去する時、鼻の内部の構造が元の鼻と変わっている場合は元の高さには戻らない可能性があります。
病院によっては新たな施術を抜去と一緒に行ってくれるところもあり、抜去後のデザインを相談するのも良いと思います。
鷲鼻削り(ハンプ切除)
鷲鼻は鼻背の一部が突き出て角ができている状態のことを言います。
外傷や第二次性徴時の鼻中隔の成長により起こると言われています。
この部分を削りとる手術が鷲鼻削りです。
鷲鼻は男性的なイメージ強く、削ることで女性的なイメージに近づけることができます。
鷲鼻の人は鼻中隔が曲がっていることが多く、一緒に曲がり鼻の修正を行うことがあります。
削らずにプロテーゼやヒアルロン酸によって鼻背を整える方法もあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1672035850118-DGWlumigWy.png?width=1200)
鼻背や鼻根部が低く軽度の鷲鼻の場合、鷲鼻を削らずプロテーゼやヒアルロン酸で高くする方法が適応の場合が多いです。
鼻の高さを変えずに段差をなくす場合、軽い鷲鼻の場合はやすりで削って行い、強い鷲鼻の場合はハンマーとノミで削ります。
鼻が大きく鷲鼻の場合、鼻背の幅が広い場合が多い。ハンプを削るとより鼻背の幅が目立ってしまうため、同時に骨切り幅寄せ手術を行う場合があります。
DTについて
0日目:(手術当日)
3日目:出血がありドレーンを留置している場合の除去、
5日目~1週間目:ギプス除去。まだ腫れや内出血・むくみはありますが、ギプス除去後はメイクが可能です
仕事復帰できるまでは5日間程度で、腫れも内出血も1週間~長くて2週間ほど続きます。鼻をかむことや眼鏡も1週間程度はできないです。(強く鼻をかめるのは2週間以降です)
シャワーは顔をぬらさなければ可能ですが、洗顔・入浴は3日後くらいからです。
鼻先のむくみが強く出る場合があり、最終的な形は3~6か月で完成します。
骨切り幅寄せ
骨切り幅寄せは、鼻骨の幅を狭めることで鼻筋を細くさせる施術です。扁平な印象の鼻が立体的な印象になります。
横から見たイメージは変わらないため、鼻の高さを変えずに正面からの鼻筋を通したい場合に効果的です。
前述の通り、鷲鼻切除と一緒に行われることがあります。
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クローズ法で行われ、鼻骨にノミで4か所切り込みを入れ内側に入れ込むことで鼻骨の幅を狭くします。
局所麻酔でも対応可能で、局所の場合出血量が少なく術後の腫れが少なくなるというメリットがあります。
斜めを向いた時に、鼻筋のラインから向こう側が見えてしまう人が適応です。
DTについて
0日目:(手術当日)
1日目~2日目:強い腫れと内出血が出ます。鼻の中の綿を抜きます。
3日目以降:患部を濡らさない洗顔が可能
5日目~7日目:テープ除去、ギプス除去、抜糸等
2週間程度のギプス固定が必要な場合もあります。
鼻の脂が多い人などは細かいタイミングでギプスを交換する場合もある。目が近いため、2週間程度は目の腫れが強く出る。
また、1ヶ月ほどは強い力が加わると折れてしまうためうつぶせ寝などはしない方が良い。
リスクについて
鼻骨の骨切りをしているため、匂いを感じにくくなる可能性があります。
骨膜の作用によって元の形に戻ろうとする力が加わり、1ヶ月~3か月程度で元に戻ってしまう可能性もあり、元に戻らない工夫をしてくれる先生を選ぶ必要があります。
斜鼻修正
斜鼻修正は、文字通り曲がった鼻の修正です。
外的な要因または生まれつき曲がった鼻の場合、この斜鼻修正を行うことで見た目や鼻の通りが改善します。
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斜鼻修正は、鼻閉塞などの程度によっては保険適用で行うことが可能です。
手術方法
湾曲の原因にもよりますが、鼻中隔や鼻骨の湾曲している部分を切り取り、鼻の通りを改善する処置を行います。
採取した鼻中隔軟骨の曲がっていない部分を移植するなどして正中に矯正します。
DTについて
0日目:手術当日
1日目~6日目:ギプスでの固定
7日目:ギプスとテープの除去、抜糸
8日目~10日目:さらにギプス固定が必要になる場合があります
リスクについて
鼻中隔を切るとるため、鼻の高さを支える支柱が弱くなりつぶれてしまう、または鞍鼻(鷲鼻のように鼻筋がへこんでしまう)ことや鼻先が下がってしまうなどが起こります。
その結果、鼻の閉塞や見た目の変化が起きるリスクの高い手術です。なくなってしまったものを戻す再建手術はとても難しいため、安易な美容目的で行うことは推奨されません。
3~6か月で後戻りする可能性があります。
ヒアルロン酸等による鼻背手術
基本的に美容整形業界では絶対にやってはいけないと言われている手術だと思って良いと思います。
ヒアルロン酸注入による隆鼻術
ヒアルロン酸を注入して鼻背のラインや鼻根の高さを変えることもできます。メスを使わず浸潤が少なく、最も手軽な鼻背整形だと言えます。
使うヒアルロン酸は固めのもので、ジュビダームボラックス、クレヴィエルが使われる場合が多いです。
やわらかいものを使うと鼻根部から徐々に広がっていき、太い鼻筋になってしまうことがあります。
持続期間は1年~1年半と言われています。
手軽なことがメリットではあるものの、デメリットも存在します。
主なデメリットとして、ギリシャ鼻のような不自然な鼻になることが挙げられます。先生のセンスが出る箇所でもあります。
また、鼻の左右差、鼻背の凹凸が出る可能性があります。
炎症を起こした場合はしこりになって残ってしまうこともあり、溶かしても完全に戻ることが難しくプロテーゼ等の手術をする際に問題になることがあります。
最も重大なリスクは失明リスクです。鼻の血管に入ってしまった場合、血管を通して目まで届き失明してしまうことがあります。
90分以内に溶かすことで視力が戻る可能性があるようですが、かなり怖いリスクです。
糸を入れる隆鼻術
鼻スレッド、Y-KO、オステオポール等と言われる施術です。
鼻先からフェイスラインを引き上げるような糸を入れ、鼻背や鼻尖の高さを出すことができます。
ヒアルロン酸と違い横に流れて太くなることもなく、手術よりも価格が安く、DTが短いというメリットがあります。
デメリットとして挙げられるのは、感染、糸が飛び出すといったことがあげられますが、問題は感染症になった場合に取り出すことが容易ではないということです。鼻の中で癒着や肉芽ができてしまうため、再手術を断れることもあります。
また、持続期間は1年もないと言われています。