プレゼン素人がやりガチなあること＆3ヶ月でプレゼン上手になる人の条件
ノンタイトルシーズン2（YouTube企画｜ヒカルさん＆朝倉未来さん主催）6人の男女が一つの家に住んで…恋愛模様ではなく「 新規事業開発 」のリアリティショー番組です。※実際に新規事業会社として立ち上がっている（Google調べ）
その番組内で何度もプレゼンシーンがあります。最終話は、投資家に対してのガチンコプレゼンです。もちろんYouTube企画のため、全体的にはエンタメショーテイストで編集されています。が、プレゼンってのは編集では隠しきれない技術や本質が分かります。ので、プレゼンオジサンとしては、どーしてもプロとして分析しながら視聴してしまいます。
今回は、番組を通じて感じた❶素人（初心者）がプレゼンするときに注意した方が良い点と❷素人が3ヶ月でプレゼンを上手になるための「 環境的条件 」を言語化します。
プレゼン素人っぽさをプロっぽく見せる技術
プロに（ あ～この人、素人やな～ ）って思われる人の共通点があります。そう思われると「 損 」です。ので、まずはそれを知りましょう。（１）素人あるあるを辞める（２）じゃあプロは？を知っておく、で書いていきます。
（１）丸暗記
（ あーセリフ丸暗記してるなー ）って、思うとプレゼンの内容が頭に入ってきません。素人あるあるは「 丸暗記 」です。これはプレゼンの意味を理解していない人がやります。プレゼンを「 ちゃんとしゃべる 」と思っている人ほど、丸暗記をします。要は「 伝えること 」が目的になっています。言葉遊びで言うと、大事なのは「 伝わること 」です。丸暗記は「 丸暗記してきたんやろなー 」が伝わります。プレゼンターの「 気持ちが 」なーんにも伝わりません。もし、丸暗記でプレゼンをしたいなら「 動画撮影 」する方がお互いにメリットがあります。素人の丸暗記したプレゼンを聞かされる側は地獄です。動画であれば、その地獄時間をショートカット（1.5倍速、2倍速）できます。
私はセリフを丸暗記しません。そもそも台本を用意しません。プレゼンってのは、一方的に話し続けることではありません。相手に伝わって、相手の感情が動いて、相手の行動（に伴って意識）が変わることを目指します。ので、私は相手と対話します。ステージ上で一方的に話すようなプレゼンシーンであっても、役者のようにセリフを覚えてしゃべることはありません。審査員や会場の聴衆に向かって、日常のビジネス会話シーンと同じ様に相手に話しかけます。
大事なのは、丸暗記ではなく、相手と対話することです。丸暗記は「 対話を拒否している 」ということです。
（２）すみません、間違った、あーダメだー
素人あるあるが、プレゼンの途中で「 自己反省 」の言葉をしゃべっちゃうことです。丸暗記しているとセリフが飛んだり、言い間違えたり、噛み噛みになったりします。すると「 あ、すみません 」「 あ、ま違った 」と、わざわざ声に出して言っちゃうんです。「 私、素人です 」「 私、プレゼン下手なので許してください 」と相手に言い訳をしているのと同じです。（ あ～素人丸出しやなぁ～ ）って評価を下げます。自分のプレゼンを録画してみてください。これは癖です。ので「 反射的に 」言ってしまっている可能性があります。つまり、本人は意識していない場合があります。※素人が悪いのではありません。私も誰でも素人時期はあります
私は、もちろん、んな「 自己反省 」の言葉をしゃべりません。もちろん言い間違えたり、噛んだりします。言い間違いは言い直します。噛み噛みも言い直します。が、何も気にせず相手との対話を続けます。堂々と続けます。
（３）「 鈴木さんこの数字、何か分かりますか？ 」
バン「 82.1％ 」
「 あなたは、この数字、何か分かりますか？ 」「 鈴木さんこの数字、何か分かりますか？ 」
（ うざっ！超～素人やん… ）って、めちゃ冷めます。この数字をいきなり見せて「 何だと思いますか？ 」って手法、めちゃ「 使いたい 」んですよね。これ、なんというか、使って良いんです。私も使います。が「 TPOを分かってない人が使っていること 」が（ あ～素人やなぁ～ ）って思うわけです。
相手がプロ（プレゼンプロ、プロ経営者、投資家）なのに、これをやっちゃっている人は、ただの「 勘違いヤロー 」です。相手はどー思ってるかと言うと（ 知るかボケ！んなことどーでも良いから、早く進めろ ）です。
ちなみに、82.1％は、何の数字でもありません。ノーヒントでこんな数字をパッと見せられて、何か答えを求めるってのは「 失礼な 」やり取りです。この数字を見せて考えさせるって「 ツカミ 」は、結構見かけます。
相手がプロであればあるほど（ またか… ）と辟易されます。評価が下がることがあっても上がることはありません。アホと数字は使いようです。プレゼンにおいて数字は大事です。ので、数字を使ってはいけないのではありません。
素人が3ヶ月でプレゼンを上手になるための「 環境的条件 」
プレゼンにしても勉強にしても「 環境的条件 」によって成長度合いが変わります。私たちはどーしても「 楽 」な方に流れていきます。少なくとも私は楽な方に流れていきます。ので、それを理解している人ほど「 環境マネージメント 」が得意です。楽に流れてしまう自分を、どんな環境に身を置くか？を決めているわけです。
を、私の相談者と冒頭のYouTube企画の演者の成長を参考に、「 短期間でプレゼンが上手になるための環境的条件 」という視点で言語化します。※企画は編集ありきなので、演者の全てを理解できていません
（１）プレゼン日が決まっている
プレゼンって、ただ「 上手になりたい 」ってシャドー練習しても上手になりません。「 ガチな本番 」を控えている人ほど成長します。平たく言えば「 自分事 」になっている人ほど短期間で成長します。
私に「 助けてー 」と個別相談に駆け込んでくる人はこのパターンです。「 来月プレゼンがあって、どーしても勝ちたいんです 」「 年末に企業研修が受注できた。けど、企業研修は初めてなので、どーやったら良いか教えてください 」と、ガチンコの本番が決まった人は短期間で成長します。で、その最大の理由は「 私（プロ）のアドバイスを素直に実践してみるから 」です。
ガチな本場がなく（ なんとなくプレゼンが上手になりたい ）と、講座を受講されている人は、私の講座内容を「 聞いているけど聞いてない 」んです。ので、何ヶ月後経っても何年経っても（ あ…成長されていませんね ）ってパターンが99％です。
（２）そのプレゼンが評価に繋がっている
究極は「 このプレゼンによって人生が変わる！ 」です。そこまで極端な場面では無いにしても「 受注する 」とか「 コンテストで採点がある 」など、プレゼンして終わりではなく評価に繋がるプレゼンであれば、人の成長は加速します。何度か「 シビアな評価を受けると 」より成長します。私に相談が多いのもこれです。（ よし、勝つぞー ）って思えるから、めちゃワクワクする依頼です。ま、シビアな評価が下されることも多いので、ここで挫折しちゃ人もいますけどね…。
評価が無いプレゼンってのは「 会議の発表 」とか「 社内講師を依頼された 」とか「 若手社員に対しての勉強会を任された 」的なことです。「 良かった 」「 悪かった 」という社内での感想はあります。が、それが評価制度や年収に関係しない限り、真剣にプレゼンに取り組むことはありません。多くの人は「 その場を乗り切ったら 」練習を続けません。
（３）プレゼンプロからのフィードバックをもらえる
素人さんがやりがちなのが「 素人同士でフィードバックすること 」です。プロと素人では見ている視点が異なります。ので、素人同士のフィードバックで上達することはありません。ので、プロにフィードバックをもらう日を決めている人は成長します。時間とお金を投資するわけです。
あと、プロであっても、プレゼンが上手な人であってもフィードバック上手とは限りません。スポーツもビジネスも同じです。選手として一流の人でも、教えるのは三流ってのが普通です。「 自分ではできる 」と「 言語化して他者ができるように教える 」は異なる能力です。
ま～、これを見極めるのはとても困難です。見極める側にも力量がいりますからね…。ひとつの指標は「 一言力 」です。質問に対して一言で返ってくるか？です。ダラダラ話し始める人は、実は知識や経験は豊富でも、言語化能力や教える能力が低い人が多いです。参考にしてください。
プレゼンって分かりやすい生涯スキルです。マスターしちゃうと、上達する一方です。し、誰かから盗まれることはありません。逆にGiverとして与え続けることができるスキルです。で、私が何よりも経験して欲しいのは「 相手に喜ばれ、感謝されたときの快感 」です。私がプレゼン中毒になったのは、私の話が聴衆にバンバン響いてドッカンドッカンを湧いて、喜ばれ感謝されたときに溢れてだドーパミンを何度も何度も味わいたくなったからです。
英語学習のため記事をAI（Gemini）で全文要点英訳
Sure, here's a translation of the provided text into clear and simple English:
Common Mistakes Presentation Beginners Make & How to Improve in 3 Months
"Non-Title Season 2" (a YouTube project hosted by Hikaru and Asakura Mikuru) is a reality show where six men and women live together, focusing on new business development rather than romance. (The new business has actually been launched as a company, according to Google.)
The show features numerous presentation scenes, culminating in a final presentation to investors. While the overall tone is entertainment-focused due to its YouTube format, the underlying presentation skills and essence are evident. As a presentation enthusiast, I couldn't help but analyze it from a professional perspective.
This time, I'll discuss: 1) key points for beginners to remember when presenting, and 2) the environmental factors that help beginners improve their presentation skills in 3 months, based on my observations from the show.
Techniques to Make a Beginner Presentation Look More Professional
There are common traits that make professionals think, "Oh, that person's a beginner." This can be detrimental, so let's understand these traits. We'll cover: 1) avoiding common beginner mistakes, and 2) understanding what professionals do.
(1) Avoid Memorizing Scripts
If it's obvious that someone has memorized their script, it's hard to focus on the presentation's content. Beginners often memorize scripts because they misunderstand the purpose of a presentation. They think it's about "speaking perfectly." But the goal is "to be understood." Memorizing scripts conveys a lack of genuine connection and doesn't convey the presenter's feelings. If you want to present a memorized script, it's better to record a video. This allows the audience to skip through or speed up the presentation.
I don't memorize scripts or prepare them in advance. A presentation isn't about one-way communication. It's about engaging the audience, moving their emotions, and inspiring them to change their actions or mindset. I interact with the audience, even in formal presentation settings, as if I were having a regular business conversation.
The key is to engage in dialogue, not memorize scripts. Memorization rejects dialogue.
(2) Don't Apologize for Mistakes
Beginners often apologize or make self-deprecating remarks during presentations. This is common when relying on memorization, as it's easy to forget lines or stumble. Saying "sorry" or "I messed up" is like saying, "I'm a beginner, please excuse my poor presentation." This lowers your credibility. Record your presentations to identify these habits, as they might be subconscious.
I don't make self-deprecating remarks. I correct mistakes and continue the presentation confidently.
(3) Avoid Unnecessary Quiz-Like Questions
Suddenly showing a number like "82.1%" and asking, "Does anyone know what this number means?" is annoying and reveals amateurism. While this technique can be used, it's often misused by those who don't understand the context.
Doing this with professional audiences (presentation experts, business executives, investors) is presumptuous. They're likely thinking, "Who cares? Get to the point."
By the way, 82.1% doesn't represent anything specific. Asking for an answer without any context is disrespectful. This kind of "teaser" is common, but professionals are tired of it. It can only lower your evaluation. Numbers are important in presentations, but they need to be used appropriately.
Environmental Factors for Beginners to Improve Presentation Skills in 3 Months
The right environment can significantly impact presentation skill development. We tend to gravitate towards comfort, so it's important to manage our environment. Based on my consultations and the growth of the participants in the YouTube show, here are the environmental factors for rapid improvement: (Note: The show is edited, so it doesn't provide a complete picture of the participants.)
(1) Scheduled Presentation Date
Simply practicing in the mirror won't make you a good presenter. Growth comes from preparing for real, high-stakes presentations. People who treat it as a personal matter improve rapidly.
Many of my clients seek my help because they have an upcoming presentation and want to succeed. When there's a real deadline, people are more likely to take my advice seriously.
Those who attend my courses without a specific goal often don't retain the information. This leads to stagnation.
(2) Presentations Tied to Evaluation
Ideally, the presentation should be life-changing. Even if it's not that extreme, presentations that lead to contracts or have scored evaluations accelerate growth. Receiving tough evaluations multiple times leads to even greater improvement. This is a common reason people seek my consultation.
Presentations without evaluation, like internal meetings or training sessions, don't foster the same level of commitment. People tend to stop practicing after "getting through it."
(3) Feedback from Presentation Professionals
Beginners often seek feedback from other beginners, which is ineffective. Professionals and beginners have different perspectives. Investing time and money in feedback from professionals leads to growth.
However, being a good presenter doesn't necessarily mean being a good coach. Teaching requires different skills than performing.
One indicator of a good coach is their ability to provide concise feedback. People who ramble often lack the ability to articulate their knowledge and teach effectively.
Presentation skills are a valuable lifelong asset. Once mastered, they continue to improve and cannot be taken away. They also allow you to give back to others.
The most rewarding experience is the joy of making a positive impact on others. My addiction to presentations stems from the dopamine rush I get when my words resonate with the audience and bring them joy and appreciation.