受験生に向けて塾講師から多言(高校生編⑤~ラスト)
⑤ 手を付ける教科は優先順位で決める
多分多い人で9科目とかだな。科目数が多いことは、その時点で大分やる気が削がれる。俺もそうだった。加えて私立一本組は科目が減少されることもあり、集中してそれらに取り組める。国公立志望等の生徒は本当に大変だよな。だからこそ効率性だ。
それぞれの科目の得意分野、不得意分野の把握。これは模試等を使うと良い。そこから基礎ができていないのか、応用ができていないのかの確認だ。そうすることで、それぞれの科目の分野毎に、基礎と応用のどちらに手をつけるべきかが分かる。勿論、点数を上げるために基礎を潰していく。
当たり前なのだが、意外とこれができない生徒がいるんだ。というのも、模試の結果を、結果だけ受け入れて自分で解いたものはあまり触れていない生徒を頻繁に見てきた。逆だ逆。解いたものだけ見れば良い。①でも供述したから詳しいことは言わんぞ。覚えなおすことで成績が上がるんだ。
そしてそこから得られることは、次までに「何をどこまで勉強していくか」、という”小さな目標の定め”だ。小さな目標は決めておくことで、これをすればいいという事の明確さと達成できた時の解放感、それによる成績のアップのモチベの向上が図られている。是非やってみるといいぞ。ggっても出てくる。
⑥ 時には遊ぼう
燃え尽き症候群という言葉があるが、俺の友達がセンター1週間前に起こった。何もやるきがないし、志望校は模試判定で毎回Aであったことから余裕とのことだった。そのゆるみからか、当日はいい結果を出せず結果2段階下げることとなってしまった。
遊ぶことは決して悪くない。遊ぶときは思いっきり遊んで新鮮な空気をもう1回貯めるよう。1日2日遊んだところで日頃の勉強時間に+1h付ければすぐに埋められる。というか、遊ぶために日頃+1h勉強する意識でも良いぐらいだ。俺がそうだった。受験はある種遊びを楽しむためだった。
だから受験は今思えば楽しかった。物事は見方によって、全然変わってくる。苦しいものにするか、楽しいものにするかは自分次第だ。
⑦なんでこの話を?
伝えられることはある程度伝えられたんで過去のやつ見てくれると助かる。改めて自分の進路というものを考えてほしかった、というただそれだけ。目標・目的はやる気の源であるから、そこを最優先に決めるべき。受験生ファイト。