【Amazon】Kindleダイレクト・パブリッシング10周年
「Kindleダイレクト・パブリッシングとは電子書籍と紙書籍を無料でセルフ出版できるサービスで、海外を含むAmazon のサイトで多数の読者に向けて販売することが可能です」
2012年にスタートした、Amazonが主導するKindleストアで、出版社ではなくとも、個人でもセルフで書籍を出版・配信できるサービスです。
そんなKDPが10周年を迎えました!
わたしも2012年11月に、自著ギター小説「440Hz」を配信し、その後もシリーズを重ねるなどをしました。このKindleダイレクト・パブリッシング(以下KDP)がなければ、もしかするといまだに自著は形になっていなかったかもしれません。あぶないところでした。エッジランナーズです。といった次第でわたしにとっても10周年となります。
【効能】
■本作の中で、誰であっても隔たりなく、ギター演奏を体感できます。
■ギター奏法、理論などディテールまで表現しました。
■本作を介して、ギターに興味を持ったり、情熱を再燃して頂けると幸いです。
処女作品「440Hz」ですが、KDPの初期かつ音楽小説ということで差別化の恩恵を得ることができ、予想以上にDL数が伸びました。ありがたいことです。こちらから頼んでいないのに、レビューいただいたり、インタビューなんかも依頼されてうれしかったです。当時LINE株式会社執行役員だった佐々木大輔さんに“セルフパブリッシング狂のなかでも注目の10人”のうちの1人に選んでいただいたこともありました。その節はたいへんお世話になりました。
そんなこんなでシリーズ作品をいくつかリリースしつつ、市場を定点観測し続けていました。んで自分用の備忘録として、KDPでのマーケティングについてまとめた「440 Days in KDP: 実体験に基づいた電子書籍マーケティング」という本を出しました。
「440Hz」シリーズを描いた理由、なぜKDPでのリリースとなったかは、これにぜんぶ描いています!
その続編として「Two Years in KDP: 【続】実体験に基づいた電子書籍マーケティング」というものも出しました。
上記二冊は無料ということもあり、予想以上にDLされています。
多い時ですと、単月で1,000冊DLとか普通でしたので、累計では万単位だと思います。これもKDPというプラットフォームがあったからこその恩恵だと思います。
「440Hz」シリーズはいったん2016年の「440Hz -Stray Sheep-」が最新作となっておりますが、続編はそのうち出します。いつなのかは確約できません。既刊の読まれ方次第です。ガンガンご高覧くださいませ。
ここから寡作になってしまいましたが、それでも「NovelJam」という小説執筆の大会に出場し、結果としてほぼ毎年KDPにて自著を配信させていただいております。望外な賞もいただけました。
そもそもこの「NovelJam」に出場できたのも、KDPでの経験と実績があったから(参加前に選考がある)なので、ここでも恩恵を受けることができました。(ちなみに「NovelJam」への参加費はすべてKDPの印税から捻出しているという徹底ぶりです。なんかください)
◆NovelJam2017、優秀賞受賞。作品名『PAUSA(パーウザ)』
◆NovelJam2018秋、鈴木みそ賞受賞。作品名『BOX(ボックス)』
◆NovelJam2019'、グランプリ&内藤みか賞受賞『we're Men's Dream(メンドリ)』
◆NovelJam2021Online「BOND」
そんなこんなで、ほそぼそとなってしまいましたが、創作活動は連綿と続いております。あらためまして、KDP10周年おめでとうございます。
昨今ではインディーズマンガが盛り上がっているようですが、またインディーズ小説のニーズが再燃することもあると思いますので、期待しています。わたしも静かに潮目を読んでおきます。(じぶんのことばかり書いており恐縮です)
あと、わたしはKindleについて読むほうもヘビーユーザーで、年間700~800冊読んでいます(90%はマンガ)。
もちろんKindleUnlimitedも加入しております。
という感じで、描くのも読むのもKDPのお世話になっております。次の10年もよろしくお願い申し上げます。
↓ わたしの自著、ギター小説「440Hz」シリーズもご高覧いただけますとうれしいです。こちらはKindleUnlimitedで読み放題です!
もちろんギターも弾きます