【好きな映画】「トラフィック」
はい、わたしの好きな映画を備忘録がてら共有するシリーズです。
今回はスティーブン・ソダーバーグ監督のクライム・サスペンス「トラフィック」です。
巨大麻薬カルテルをめぐって、さまざまなキャラクターの人生が交錯(トラフィック)するストーリーなのですが、キャスティングが豪華すぎて、それだけで頭がクラクラしてくるのが本作の特徴のひとつです。
(まあ、ソダーバーグ監督映画はどれもキャスティングすごいのですが)
ということで主人公各が複数登場し、大物俳優がそれを演じます。
・麻薬撲滅を目指す判事:マイケル・ダグラス(!)
・麻薬取締捜査官:ドン・チードル(!)
・メキシコ最北端市の麻薬捜査官:ベニチオ・デル・トロ(!)
・麻薬組織幹部の妻:キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(!)
ね? クラクラしますよね。
ストーリーは骨太で、それぞれの立場で展開していくのですが、どれもそれぞれの事情がくみ取れる演出になっているので、なんともしがたい心情におちいります。なるほど、これは麻薬撲滅はむずかしい……。
なおベニチオ・デル・トロがいちばん目立っていて超かっこいいです。
エンディングの野球場で見せる彼の姿を観たら、ファンにならざるを得ないでしょう!
てな感じで、クライムムービーながらも社会派骨太なドラマなので、派手なアクションはないのですが、とても面白かったのでおすすめです。
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