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【元アメリカ駐妻】大学の癖が強い先生
去年の春のこと。
日本帰国の直後から
とある大学の通信課程に
在学しています。
別アカウントを作って
更新していたのですが
なんと!入れなくなりました!笑
我ながら気に入ってた記事は
ぼちぼちこちらで
公開したいと思います(`・ω・´)
よかったら
暇つぶしに
読んでみてくださいね♬
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私はいま在籍している大学が
とても好きなんです。
社会人でも
勉強しやすいように
配慮されていて
事務局の方の対応も丁寧。
本当にこの大学にしてよかった!
しかし…
唯一、苦手なものがあります…
それは対面授業。
通称はスクーリングと呼ばれる授業。
通信制大学に通う生徒は
ある一定の単位を
対面授業に出席する形式で
取得しないといけません。
一応、私は短大を卒業済みなので
既にスクーリングで取得すべき単位は
取得済みなことになっています。
けれど
通信大学は孤軍奮闘
孤独になりがち。
モチベーションが下がる場合も。
スクーリングを受けると
頑張っている仲間に出会えたり
先生から直接レクチャーを受けられて
理解が深まるというメリットがあります。
というわけで
ひとりでは理解が深まらなそうな授業は
スクーリングを受けてみることにしました。
初めてのスクーリング授業は
とてもいい先生でした。
授業の熱量も高くて自由な雰囲気。
最近は対面授業といっても
実際に通学するものだけでなく
ZOOMを用いたオンライン対面授業が主流。
これなら遠方の生徒でも
スクーリングに参加でき
大変ありがたい制度。
初めてのスクーリングの先生は
ことあるごとに声掛けがありました。
「水分ちゃんと摂ってくださいね!」
「子育て中の方もいいると思うので、少しくらいならカメラをミュートにしてあやしてあげても大丈夫ですからねー!」
「ZOOMのやり方わからない方、言ってくださいねー!」
私が通う大学の
通信課程には
入学時期が
1年に2度ある。
なので
自分を含めて
毎回必ず
スクーリングやグループワークが
初めての学生さんがいるんです。
それをきちんと
認識してくれているような
言葉が多かったです。
休憩時間もしっかり与えてくれ
ここはアメリカのESLか!?というくらい自由。
そういえば先生は
アメリカを放浪していたらしいので
あまり細かいことは気にしないタイプかも。
そうそう
オンラインスクーリングには
いくつか決まりがあるんです。
・基本は飲食禁止
・カメラはフォーカスモードといって、先生にだけはカメラをオンにしなければいけない。
・指示がない時はミュートにする
ザっとこんな感じ。
先生によって独自ルールがあったりします。
この先生はかなり和やかな雰囲気だったので
脱落する人もほとんどおらず
本当に受けやすい授業でした。
スクーリングでは
グループワークがある授業が多いんです。
3~4人に分かれて
ディスカッションをします。
でも、この先生は
グループワークがチャットに
自由に書き込む方式でした。
その方がみんな意見を言いやすいでしょう!
という先生の考えらしい。
はい、最高。
チャットに書き込んだ質問に
先生が答えてくれるので
リラックスして聞けるしとても楽しかった!
この頃は
このあと悲劇の(?)
グループワークを経験するなんて
知る由もせず。笑
そんなこんなで
初めてのスクーリング授業は終了。
自宅とはいえ週末の2日間
1日8時間程度みっちり授業。
疲労やばい…。
お仕事をされている方は
かなりキツイ気がする。
1日目は課題
2日目は試験
記述もあるので
どちらも時間がかかったな。
それでもなんとか
単位も取得でき
スクーリング授業ってこんな感じかぁ!と
また新たな経験に(^ω^)
初めてのスクーリング授業は
疲労感MAⅩは否めないものの
やっぱり先生の話を聞くのは楽しい。
充実感もある。
なんやかんやと
次のスクーリング授業を
楽しみにしていました。
2回目の先生は
フォーカスモードを
(他の生徒には見えないけど、先生にだけは自分の姿が見えるやつ)
使用しない先生らしい。
フォーカスモードって
初めて使ったんだけど、とても便利。
私のように人目が気になるタイプは
ZOOMをすると
ついつい自分の顔だったり
他の人の顔に目が行きがちなんですよね。
(みんなはどう??)
それがないので、集中しやすい。
とはいえ
絶対に顔出しNGマインドではないので…
ちと恥ずかしいな~くらいの感じでした。
テキストも「熟読するように」と
指示があり、けっこうしっかり読みました。
(真面目)
そして迎えた当日。
実は授業の事前注意事項を読んだ時点で
少し細かいなぁとは思っていたんです。
1回目のアメリカン先生は
大らかな感じだったので
色々な先生がいるなぁと。
そして授業開始の数分前から
カメラをオンにしておきなさいという
指示だったのでその通りにして待機。
フォーカスモードじゃないので顔丸出し。
やはり他の皆さんの顔が気になり見てしまう。
なんやかんやと
いよいよ先生が登場。
アメリカン先生は
爽やかな教授風ルックだったけれど
今回の先生は
ザ・経営者って感じの出で立ち。
伊勢丹の紙袋にありそうなスーツ。
(そういう芸人いたよね)
肌も日焼けしていて、なんか艶々。
バッチリとオールバックに決まっている髪型。
それと
会社員はしないだろうなって眼鏡。
(白いフレームの…)
まさにあれだ、イケオジ!!
初っ端からハキハキと話す、伊勢丹先生。
なんか今日のスクーリング授業は生きて帰れなさそう…
そんな気がしました。
まず手初めに
カメラをオンにしていない人へ
注意が始まる。
その注意の仕方を見て
「あー!ちょっと癖があるかもぉ?」と思った。
もちろん
カメラをオンにしてない方にも
落ち度はあるんだけれども…。
サラッとカラッと事実に言及する
アリゾナ州って感じのアメリカン先生と
ねっちょりじっくり焼かれた安納芋みたいな伊勢丹先生
って感じがした。
先ほども書いたけれど
スクーリング授業は必ず
一定の割合でZOOMに不慣れな人。
回線が微妙な人。
なぜかカーテンを閉め切っていて
全体的に真っ暗な人。
すごい雑音が入ってくる人。
そもそもあんまり話を聞いていない人。
色々な人がいます。
学生会(サークル)の交流会にも
一度だけ参加したことがあるのだけれど
通信制大学の特性上
老若男女さまざまな事情を
抱えた人がいるんですね。
雰囲気で言うと
アメリカ時代に通った
「ADULT EDUCATION」の学校
に近いと思いました。
ちなみに
ADULT EDUCATIONとは
さまざまな事情で高校を
卒業できなかった人が
高校卒業の資格(GEⅮ)を
目指し勉強する学校です。
特に田舎は
毎日、ドラマがありまして。
(目の前で殴り合いとかは経験済み)
州ごとに必ずあり
(もっと細かい単位で)
私のような移民や
障がいのある
スペシャルニーズの人達も通ってました。
話は戻り
そんな
人種の坩堝である通信大学のスクーリング授業。
みんながみんな
完璧に
ピシっと授業を受けるのは難しいのです。
現に私も初回のスクーリング授業は
バレない様に
ゴロゴロしながら受けていたし。笑
しかし伊勢丹先生は
完璧主義な様子が垣間見えます。
カメラの画角や照明に至るまで
細かく注意。
(iPadとかだと顎クイ角度になったり画角難しいよね。笑)
たぶん、先生の理想は
就職面接の見本動画みたいなやつなのだと
認識しました。
そんな戦々恐々とした空気の中で
叱られるなら先に乗り込もうという生徒がいました。
チャット欄で
「回線が悪いようで…うまくカメラが映らないことがあるかもしれません。すみません。」
と口火を切ったのです。
なんて勇敢な、そして潔い。
武士の魂だ。
しかし伊勢丹先生はクドクドと
しっかりと「それはただの準備不足」という
旨の話をし一蹴する。
もはや戦国武将。
目があえば斬り捨てる。
君主の意向は絶対なのだ。
決しては言い方は怒っている
感じではないんです。
にこやか。
間違えのないように言うと
「にこやかを装いつつ、イラついている」
そして最終的に
「勉強する気があるのならなら、インターネットの契約内容を変えるべき」
というかなり具体的な
解決策に言及していた。
さすがコンサルティング会社経営、社長。
勉学を志すもの
そのくらい当たり前だよと
しっかり釘も刺す。
なんだか福沢諭吉先生に見えてきた。
とはいえ
インターネットも
無料ではないので
ご家庭の経済事情もあるだろうし
そもそもマンションの
契約回線がヘボいこともある。
インターネットの
グレードアップは
我々のような地方武士にとって
参勤交代くらい負担だ。
ちなみに我が家は
夫がネットゲームをするので
回線の速さにはこだわっている。
わざわざ工事をして
新たなネット回線を引いたのだ。
しかし廃墟マンションなので
気候などけっこう些細なことで
一瞬だけ繋がりが悪くなることも。
いま回線が途切れたら…
末代までの恥、打ち首、島流しだろうか。
そんな戦国時代のような
暗雲たる雰囲気が漂う。
殿である
伊勢丹先生のインターネット回線が
どこのものか逆に気になった。
ぜひとも乗り換えたいと思う。
伊勢丹先生は
一部の人の画角や明るさに
まだまだ不満を残しつつ
カメラのチェックは終了。
次はミュートにしているかの確認でした。
しかし、ここでも問題が。
ひとりだけ
全然ミュートにしないマダムが。
微妙にノイズが入る。
微笑ましい生活音。
その度に伊勢丹先生が話を止めて
ため息をつき苦笑いで
「誰ですか?」とストップする。
たしか…
ホスト側(殿)から
強制ミュートができるはずだけど
それを知らないのか
(事前準備が足りないぞ!なんて言ったらダメなのに、言いたい衝動と闘っていた)
雑音が入るたびに犯人探しが始まるのです。
例のマダムを凝視してみたけど
どうもそもそも
自分がミュートじゃないと気づいていない。
こういう時
本来はチャットで他の人が教えてくれたりする。
先生によっては
チャット欄を開放して
授業中でも
自由に発言してよいことになっているんです。
さきほど電波が悪くて
切腹になった
武士道生徒さんも
他の生徒さんも
挨拶などチャットに書き込んでいました。
しかし…
伊勢丹先生は
それもまたポリシーに反するようで
「僕が話しているときにチャットしないで!失礼だ!」と
キツ~く注意をしてきます。
そのせいで誰も
迂闊に発言できなくなるはめに。
「ちなみにチャット欄は非表示にできるので、気になるなら過敏な先生におススメですよ!」
なんて武将に提言する猛者は
勿論いなかった。
裸の王様とは
このことなんだろうか。
やっと伊勢丹先生が
マダムに辿り着きミュートにするよう促す。
「すみません、ZOOMが初めてで…」
と、申し訳なさそうにする
マダムに対して
やはり事前に準備するべきだと
愛溢れる説教をなさる。
ハッキリさせておくべきかもしれないですけど
伊勢丹先生の言うことが
間違いだとは
思っていないんです。
私は常に
政府側。
しかし筆者は
社会不適合者の言いわけタラタラ野郎なので
ますます社会に出たくない
という気持ちが強くなりました(^ω^)
続けてマダムは
「私の名前はきちんと表示されているでしょうか?」と
たずねる。
本来は表示名を学籍番号にするのだけれど
伊勢丹先生のクラスは
名前も入れておかないといけない。
これは万が一の時
名を呼ばれて公開処刑に合うということを意味する。笑
それと、たまに途中で
画面からフェードアウトする人がいました。
と言っても数秒の事で
ヘッドフォンを取ったり
飲み物を取るくらいの事だと思います。
しかし、これも重罪に値するようで
伊勢丹先生のメスが入ります。
伊勢丹先生の言い分としては…
対面授業と同じようにやりたいのだそう。
他にも
なんかいろいろ言ってたけど…
(ちゃんと聞け)
まとめると
伊勢丹先生が口うるさく言うのは一生懸命やっている生徒の邪魔になるものを排除したいという思惑らしい。
いやこれはありがたい。
しきりに
「普通にやってればいいですから」と
言っていた。
ただ伊勢丹先生の
「普通」
のハードルは
スティーブジョブズくらい高い気もする。
特にこの多様性に溢るる
通信制大学では…。
先生の理想はすごく理解できるんです。
だけれど
理想が逆に授業の妨げ
になっている気がしました。
まず…
画角が目から上みたいな画角下手すぎ芸人
カーテン閉め切って亡霊芸人
フェードアウトするなと言われてもなんか動いてる多動芸人
ZOOMの使い方がわからない芸人
問いかけても返事しない宇宙人
などなど
全体の1割にも満たない
ニッチャーエリアに
いちいち引っかかりすぎていました。
数分に1回は進行が止まってしまう状況。
このエリアの人には
何度言ってもあまり効果がないし
(宇宙からの侵略者なので)
人間ごときが
敵う相手じゃないんですよね。
そんなに気になるのならば
個人の授業態度から減点する方が
他9割のストレスがないかな?と
思ってしまいました。
現に指示を聞かない生徒の
学籍番号を控えている様子だったので
行き過ぎた突っ込みというか
尋問というかは…
正直に言うと
吊し上げ
みたいで良い気分はしなかったですね。
名前も顔も出している状態のZOOMだと
注目もされやすいので
何度も誰かが
嫌味っぽく吊るされている様子を
見るのは心苦しいですよ…。
「せんせーい!!ウンコー!!」
のように奇声で妨害とかさ
ずっと変顔してるとかなら別だけど
その人たちが授業を
妨害しているわけではなかったんですね。
もうほんと
先生が勝手につっかかってる感じで…(^ω^)
あ、伊勢丹先生の
感覚過敏心配になったんだけど
先生の近所を救急車が通ってたんです。
こちらは基本的に
先生の声がメインだから
後ろの方でサイレンが
なってるかな~?くらいで。
それがどうも気になるみたいで
救急車が通るたびに話を止めて文句を言うわけ。笑
しかも悲しいかな
その日はけっこうな頻度で
救急車が通っていたようで。
(暑い日だったからね)
伊勢丹先生は
京都の真ん中に
事務所を構えていらっしゃる事を
執拗にアピールされてたんですが
(さすが殿、もはや天皇?)
観光客が増えすぎだの
だから救急車が多くなっただの
地元民は迷惑してるから
観光税もっと取れだの…
救急車から
そこまで連想できるの
マジカルバナナ絶対強いだろ!
と思いながら聞いていました。
熱い熱い地元民目線の
京都自慢を聞いたその後
「出身は兵庫」
と聞いて
イスごとひっくり返ったのは内緒。
![](https://assets.st-note.com/img/1737355234-Gyrtq1VilAxbQ2BXs6z0L3v5.jpg?width=1200)
気を取り直して…
あそこまでいったら
周りの人とか
めんどくさいだろうな~と思いましたね。笑
そんな伊勢丹先生の尖り具合が
生徒たちに明らかに影響を与えていました。
話すときに「すみません…」を
自信なさげに枕詞にする人が多かったです。
実際、先生の地雷はガチで怖い。
そんな不穏な雰囲気と共に
最初にグループワークをすることに。
グループワークの際の注意点も
またクドクド丁寧に説明していただいて。
ふと…
「自己紹介のおしゃべりに夢中にならないようにね。個別グループで僕の悪口を言って盛り上がる人がいますけど、すぐわかりますから。」
牽制が入ったんです。
いちいち水を差すようなことを
言うのがお家芸になっていたけど
伊勢丹先生の繊細さが光りましたね。
いや、自意識過剰と言うべきか…!笑
グループワークの時間が終わり
発表の時間に。
しかし先生が注目するのは
「発表の仕方」
まずグループワークが
始まる前に指定がいくつかあったんです。
・パワーポイント推奨
・なければ渋々ワードでオーケー
・それもなければメモ機能でも特別にオーケー
基本はパワポを使えということでした。
ただ残念ながら
私のパソコンが新しかったのと
仮に新しくなくても
パワポは持っていませんでした。笑
試験やレポートは
学校の専用サイトから
入力するので
オフィス系を使用しないんです。
やばいよ、やばいよ。
伊勢丹先生の口ぶりではパワポ持ってて
使えて当たり前感。
切腹か??
ありがたいことに
同じグループの人が持っていたので
書記はその方に頼みました。
その方もおっしゃっていたけど
普段の仕事で使わないので
不安があるし
ZOOMで共有もしたことないから
緊張するなぁと話していました。
なんとな~く
私のように持ってない人も
いるんじゃないかなと思っていたのです。
そして発表になると
案の定
「パワポを作成することができなかった」
というグループが幾つかありました。
こういうと語弊があるかもしれないけど
年齢層が上の方のグループでしたね。
…もちろん伊勢丹先生の鉄槌がくだります!!
視覚情報が大切だとか
言っていることは
決して間違っていないんです。
しかし記録できなかった
グループが発表するたびに
内容には一切触れず
「あのね、視覚情報がないとなにも入ってこないです。」
と、一蹴。
聞く気ねぇだけじゃねぇか?というツッコミと
オラは視覚情報があっても
よく入ってきてねっぞ!という
自責の念が入り混じる。
記録を用意できなかったグループの
発表者の人たちは
発表しても一蹴されるだけだと
戦々恐々としている感じでした。
初手
「すみません…」と
全力謝罪から入る体勢になってましたね。
ブラック企業?
ちなみに…
シラバスにパワポは必須ですと
書いていなかったし
グループはランダムで選ばれるので
完全に運ゲーなのです。
思うんだけど
前半の数時間で
数えきれないくらいの謝罪
(土下座級)
を聞いた。
一番のハイライトは
あるマダムが発表をしたとき。
ZOOMの共有をしたことがない人が
けっこうな人数いたんですよ。
それは事前に
伊勢丹先生もアンケートを取っていて
把握済み。
ZOOMは1度に
何十人とアクセスしていますし
どうしても
回線の状況によってはラグがあったりしました。
マダムは何度も試行錯誤するも
パワポが反映されない。
どんどん重くなる空気と、伊勢丹先生の圧。
しかもマダムが焦りに焦ってしまい
「すみません(汗)」を繰り返します。
それがまた
伊勢丹先生の腹の虫を暴れさせて
語気が強くなる。
マダム焦る。
すみませんを繰り返すの
最悪のループに入ってしまいました。
しかもマダムの顔は
70人近い生徒の画面にデカデカと映し出され中。
伊勢丹先生の語気は
どんどん強くなり
「ちょっと黙りましょう!ヒトの話を聞きましょう!」と
半笑いで小馬鹿にしたような声掛け…。
お互いにラグも凄くて
ふたりとも過去と未来からの交信って感じ。
そんなマダムと伊勢丹先生の
新悲劇をしばらく傍観する
その他、生徒たち。
私は「泥試合や…」という思いと
相手がパニックになって
興奮しているのだから
むしろ先生が冷静になれば良いのにと
反政府的思想をしてしまう始末。
結局マダムは
なんとか発表を終えました。
終わり際に
「(共有を上手くできなくて)すみませんでした」と
申し訳なさそうに謝罪。
(もう頭を上げてくれ)
それに対して
半笑いしながら
「いやいや謝る必要はないんですけれど(苦笑)とにかく人の話を聞きましょう。何歳になっても人の話を聞くというのが大切ですから」
と、追い打ちをかける。
ここまでくると
コンサルってこういう人が多いのかな?と
危うく偏見を持ちかけるとこでした。
まだこれが開始から
2、3時間の出来事だと思うと
先が思いやられる…。
実際にこの時点で
シレっと3名ほど消滅。
そして私にも問題が発生。
それは…
トイレ行きたい問題。
伊勢丹先生は
休憩をあまり気にしない先生です。
しかしトイレに行くには
画面からフェードアウトする必要が…。
ここまでの時点で
鞭打ちの刑にされた人は…
・カメラの調子が悪く入りなおした人
(途中で入退室されるのが気になるらしい)
・話の途中でチャットした人
・席から離席した人
(姿が見えている状態でも×)
先生はとにかく敵の動きに敏感。
持ち場を黙って離れれば
「また席立ったな、通学ではこんなのありえない」と
皆の前で言われ
デスノートに控えられる。
通学でもトイレくらいは
行くと思うけど
かと言ってチャットを送れば
「なにがし!無礼者!」と言われかねない。
現に先生の話の途中で
チャットを送った人がいたために
「僕の自己紹介には興味ないみたいですね」と
急に臍を曲げてしまった。
しかしその後
しっかり自らの経歴と
お金持ち風(事務所の坪単価まで)を
吹かせていたので
人間は自己顕示欲には勝てないらしい。
話は戻り…
それより尿意。
誰も離席していない。
そりゃそうだよ。
この戦地から離れるなんて大罪。
2度と顔を上げて江戸の町を歩けない。
(厳密には京都)
と思っていたら
やっと20~30分の延長を経て休憩へ。
しかしこれが
今世紀最大の窮屈さを生み出す。
伊勢丹先生が
「では終わります。次は〇分からです。」と
言い終わる。
念のため、もう一回言う。
終わりますと言った。
私は膀胱モジモジ君なので
サッと画面をオフにした。
するとその瞬間だった。
「消すのだけはえーんだよなぁ(笑)」
え!?と驚いて
私に何か落ち度があったのかと
周りを確認する。
全員ではないが
他の人もカメラをオフにしていた。
問題ないはず。
それは明らかな嫌味でした…。
びっくりしすぎて
お花を摘みながら悶々と考えていました。
ひとこと言わないと
気が済まない人っていますよね。
お辞儀でもして退室して欲しかったのだろうか。
そもそも休憩の時も
数分前からカメラをオンにして
着席していなければいけないという
伊勢丹先生のルールがある。
始業開始の15分前には来て
パソコン開いとけよ的な日本文化の香りがする。
アメリカ人が聞いたら
そこまでコントロールされるのか?と
びっくりすると思う。
休憩後は嫌味の効果か
みなさん結構前からパソコン前で待機してました。
息苦しい…!
その後も先生の嫌味節は炸裂。
例えば
「誰か僕が(授業の)質問をするのでお話ししてくれませんか?」と
問いかける。
今日会ったメンバー
しかも先生はイケイケどんどん。
なかなか手が上がらない。
しかし…
勇気のある人が挙手した。
「すげー!!」と内心、感服。
すると呼び水になったのか
数名が手を挙げた。
それに対して
「ひとり上げたらあげるんですよね。不思議ですよね(苦笑)」
と、また一言。
ねぇ…その言葉いるぅ?笑
それからディスカッションが始まったけど
生徒をどんどん詰めていくスタイルで
自分だったら走って逃げてたと思います。
あの場で頑張って発言していた人は本当に凄い。
色んな意味で
伊勢丹先生のこだわりが強かったので
午前中はほとんど授業なし。
少し授業の本題に触れていたけれど
近くで聞いていた夫が
「はぁ?なんもわかってへんな?それはちゃうやろ」と
出陣の意を表明してヒヤヒヤした。
妻のスクーリング授業に乱入やめて。
ビジネスの授業だったんだけど…
会社員として働いてる立場と
個人で会社を経営している立場
コンサルティングの立場
みんな視点が違うんだろうね。
先生の癖が強すぎて
授業があまり入ってこなかったんだけど
夫がふいに部屋に来て
「その先生、やばない?」と
言って去っていった。
とはいえ!!
楽しくスクーリング授業を受けてる人も
たくさんいたんだろうし
先生の挙動なんて気にならない人もいると思います。
スクーリング授業って微妙…
というイメージだけは持ってほしくない。
こんなこと書いておいてなんだけど。笑
私が伊勢丹先生くらい
繊細なタイプなので
今回は同族嫌悪だったのかも。笑
相性のいい先生に当たると本当に楽しいです(^ω^)
今回の学びは
私はスクーリング授業よりも
紅茶を飲みながらコツコツとレポートを書いて
提出する方式の方が合っているということ。
どちらにせよ、自分が楽しく学べる方法で
残りの大学生活を過ごそうと思います♬
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