シティリーグS4 ロストギラティナ反省
◆イントロダクション
流山ポケカ部あっくんです。
シティリーグS4が終わりました。
今年の成績は、
S1 パオジアン 8位
S2 ロスギラ 16位
S3 クエスパトラ 測定不能
S4 ロスギラ 10位
という感じでした。
今回使ったリストは
◆デッキの選択理由
結論から申すと、各対面の練習する時間があるならギラティナはとても強いデッキ。今回練習不足と感じる場面がありました。
マストで対応できなければならないリザードン。
次にロスバレ。
リザードンに対してはイサハを抜いても対応できることが事前にわかってましたので⭕️
ロズバレに対してもガチグマexの採用でかなり、有利よりになったと捉えてました。さらにウッウの現物を2枚にすることで厚く見てました。⭕️
次にルギアです。この対面においてもチラチーノをウッウが取れることがわかっていて、なんとか戦える対面であったので⭕️
tier1と呼ばれる上のデッキに対して、五分で戦えると考えロストギラティナを選択しました。
ただ練習でパオジアンと当てていないことが気になっていましたが、(この後最終戦パオジアンに敗北します。)
◆イサハ入りで勝てなくなった
これは完全に個人的な話ですが、テツノイサハの採用によって勝てない期間が続きました。デッキの構築上、草エネルギーを多めに採用する必要があります。
ロストはロストマインを宣言してナンボだと思ってるのでエネの管理がシビアになりました。(草エネを盤面にキープしておく、ミラージュゲートのキープはビワが怖い。)
また、リザに対しても1撃で取れるのはもちろん強いのですが、結局2-2交換になってしまう点が受け入れられず不採用にしました。(プランの選択肢が少なくなる。)
◆ガチグマexの登場
勝手な想像ですが、レギュレーション始めテツノカイナの登場によってゲームが大きく変わりました。カイナに落とされた返しで、カイナを取らなければなりません。そのハードルは意外と高く、ガチグマexはそこに対するアンサーとして用意されたポケモンのように感じてます。
カイナはロストバレットに採用される機会が多く、ギラティナはカイナがいない分バレットには不利をとっていました。ロストバレットは基本的に相手がサイドを1枚取ったら1枚、と要求を一つずつクリアしなければならないデッキです。
その点において、2枚取られた後にカイナを返せるガチグマの価値は高いです。細かくは後の各対面への方針で述べます。このガチグマに対してのアンサーが石のオーガポンであると考えてます。
◆ボス4投のギラティナ
クリムゾンヘイズ環境ではしばらくこんなデッキを使ってました。
これを思いついたきっかけは、ヨネタク様のピジョリザのnoteが出たことです。多くのプレイヤーは即席充電で待つピジョリザを選択するようになりました。
そのことから手札干渉が弱い場面が気になるようになりました。
手札干渉をするぐらいであれば、相手のシステムポケモンに触れる方が大事
であるという考えに至りました。実際の考えは正しく、ギラティナはピジョットを1パンし、相手のリザはギラティナを1パンできない状況になり、リザードンに対してはかなり高い勝率を維持していました。
また、システムを狩っていく論は今でも間違っていないと思います。
◆各対面の方針(サイドプラン)
①リザードン(スターレクイエム)
先行時
小物1→ピジョット→リザ→小物1
(ウッウ→ギラティナ→ギラティナ→何か)
後攻時
リザ→小物1→ピジョ→小物1
(ウッウ+ガチグマ→ヤミラミ→ギラティナ→ウッウ)
基本的にサイドは先行しません。のんびりと構えます。ピジョットかビーダルを取れる状態になるまでロストを貯める。とにかくリザードン側にサイド4枚、サイド3枚でギラティナvstarを取られない点が非常に強いです。最近はピジョットビーダルのハイブリッド型が存在してますが、ビーダルを狩りつつツツジとかで相手の動きはとても鈍くなります。
②ロスバレ(スターアルケミー)
基本的に相手に要求を満たさせないように動きました。こちらがウッウでサイドを1枚獲得したら、相手も次のターン必ず、サイドを1枚獲得しなければなりません。
これをずらすように立ち回ります。そのずらすための手段が、
サイド4におけるナンジャモ、ウッウの返しのアンフェアスタンプ、2枚目のウッウ、ヤミラミです。
これらのカードを駆使して、相手の要求を満たせないようにします。序盤のアンフェアでかなりロスバレ側はかなりキツくなるように感じます。
③ルギア(スターアルケミー)
正味、長年の感覚からルギアは...と思ってましたが意外と勝てます。使うポケモンはギラティナ2ウッウ2枚ガチグマになります。
ギラティナはベンチで準備運動させといてください。実は置物だったりそうじゃなかったりします。相手は全力で裏のギラティナを呼びます。こちらはなるべくvstarに進化させることを考えます。
エネの枚数上ギラティナ2体を取るためにチラチーノに8〜10枚のエネルギーが必要になります。ダブルターボの-20が結構効きます。
そして裏のギラティナたちは取られていきます。返しはウッウでチラチーノを取ります。ウッウは2枚出ないときつい理由はここにあります。相手はギフトで勝手に引いてくれるので手札にエネルギーを呼ぶことが多々あります。そうで無くとも3体目のチラチーノが見えなければ、ガチグマexで突っ込めば取れる札が無く、勝ちにつながる試合もあります。相手の使用したエネルギーが10枚超えてきてからが勝負です。
後半、相手のプライマルターボのつく枚数やトラッシュのエネルギーの様子を見て手札干渉することが大事です。
◆【おまけ】部活でよく戦う相手たち
①サーナイト(めっちゃ多い)
・ウッウでキルリア取る。
・キャンコロ手裏剣でキルリア取る。
・レクイエムでサーナイト取る。
・スイーパーでフワンテ取る。
・ヤミラミでキルリア取る。残り4はサーナイトに。
結構勝てる。
②ピジョコン
・ロスト10溜める。
・インパクトレクイエムでピジョ取る。
・細かいのはウッウで。
・進化前をウッウで取る。
・手札干渉は欠かさない。
結構勝てる。
③未来バレット
・後攻でキュワワーを取られないように立ち回る必要がある。
・ギラティナ3体で突っ込めれば最高。
・はやく道具の効果無くなるスタジアム欲しい。
・ラストはボス引けるかのゲームにはなる。
結構負ける。簡単では無い。
④カビゴン
入れ替え手段が8枚ある。ギラティナのひきさくがカビゴンを1撃で倒せる。のでまぁまぁいい試合ができる。のぼせてると普通に負ける。
数あるデッキの中では有利なはず。
⑤ビーダルリザ
正味ピジョリザよりだいぶしんどい。こっちを重く見るなら、ヤミラミが2枚だと思う。その場合こっちの山にロストシティ入れてジラーチ葬る作戦が浮上する。ただ本質的には、リザがギラティナを取りづらいので有利対面。
⑥カウンターカイナ
ロストさっさと溜めてインパクトレクイエム。
遅れると普通に負ける。アビスシーク含めて後攻でロスト5〜6枚を目指す必要がある。
⑦パオジアン
相手のパオジアンは事故らない。こちらはシステムを一生狙い続ける。ビッパは呼んででも取る。ビーダルを2面先に立てられるとまぁきつい。帰ってこい雪道。
⑧テツノイバラ
ロストを頑張って溜めて、
インパクトレクイエム。
基本的には負けない。
⑨古代バレット
ちょこまか動いて来るが、ゲッコウガ取り、その後アンフェアorツツジで相手は死ぬ。盤面を強固なものにされるときつい。どちらかといえば妨害に転じた方が良い。
⑩イダイナキバ
山から落ちるカードによるが、割と勝てる印象。ギラティナがキバを取れる打点なのが偉い。ロストスイーパーを使うタイミングが命。
11.ミライドン
ミュウが入っている場合であれば、エネがつきそうになった時点で倒す必要がある。つかなければ2-2-2取って勝ち。ウッウは出さない。
◆終わりに
ダラダラと述べました。ギラティナはとてもおもしろいデッキです。ただその分練習が必要、というか各対面への理解が必要なデッキです。ただの感想文であり、結果を残せていない以上説得力が皆無ですが、自分の考えを纏めるという目的ですのでご容赦ください。
多分、岩オーガポンの登場でギラティナの位置が少し向上するのでは無いかと期待してます。そうなるとまたデッキの作り方が変わって来るので楽しみだなと思います。