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◆事前にいただいた質問への回答◆

2022年2月4日開催「Twitterスペース」に頂きました質問と回答を纏めてみました。

デイトレードというのは、日経平均株価の上げ下げに関係なく、
どんな銘柄、そんな局面であってもどこかに必ず「チャンス」はあります。
それが小さな波なら小さいなりに、大きな波であれば大きいなりに、
的確な判断しつつチャンス逃さず利益を懐に入れて下さいね!


Q>早売りしなければもっと利益れたのに…怖くなって損切しなければ同値に戻ってたのに…
と「損なトレードばかりしてしまいます」という質問が全体の半分くらいでした。

A>あの時こうすれば良かった…との後悔やタラレバって、日に何度もあると思います。
メンタルに大きな影響を与えてしまうトレードを避ける為には、
マイルールをしっかり作り、それを必ず守るようにしてください。
特に「損切のポイントは明確に設定」しましょう。
連敗や爆益を逃したとしてもルールを守り、機械的にトレードすることに注力しましょう。
それが再現できるようになれば、おのずと利益は付いてきます。
(回答者/gordon)

A>僕も学ぶ前までは同じでした。
それはインする位置に理由が無かったからです。
そもそも、なぜ来ないと思いましたか?なぜ早く売ろうと思いましたか?その根拠が浅いと当然迷いますので、根拠の分析(その位置で入ろうと思った明確な理由など)をすればいいのかなと思いました!(回答者/かぶたつ)

A>毎日トレード結果を記録して、自分のクセと銘柄のクセを確認すると良いと思います。僕はそうしています。
例えば、自分の場合は「毎日入る銘柄」があって、一度下げたとしてもほぼ戻す銘柄なので、よっぽど高いところで掴まない限りは損切りもしません。
また、利確に関しては自分も早売りする気持ちに共感してしまいますが、売った後いくら上がったかや入る銘柄が上がる時はどのくらい一気に上がるか等しっかり把握し、それを記録しておくだけでも大分改善されると思います。
(回答者/さかな)

Qデイトレで一つの銘柄にしか入れません。

A>慣れるまでは、一つの銘柄に全神経を集中して下さい。
慣れてくれば、動き、リズムの異なる銘柄であれば同時に2、3銘柄を触る事もできるようになります。
(回答者/gordon)

A>僕はようやく少し動きの異なる2つの銘柄に入れるようになりました。
1銘柄は「かなり下値でのセット注文」もう1銘柄は、「板、歩み値、各指数、チャート」を見ながら現値付近での回転です。(回答者/さかな)

A>中途半端のままINすると、その時点で勝率が低くなるので、1銘柄を極めるのが優先だと思います。そうすると、同じ事すれば入れる銘柄数は自然と2.3個と増えていくのではないでしょうか。
僕自身もまだ同時にインする事はしていません。(回答者/かぶたつ)

Q>寄り付き30分が苦手な理由は何ですか

A>寄り付き前の段階では、機関投資家などが発注とキャンセルを繰り返す傾向があるので
買いと売りどちらの気配値も10円や100円以上動く事も多いです。
動きの読めない銘柄に、寄り付き前に指値注文を入れてしまうと、思わぬ損失リスクを負う可能性もあるので、私は避けています。
ただし、得意銘柄では、「待ち伏せ」をします。
かなり下目に買い指値(これはセットにしています)。
3銘柄くらいに指値を入れるとどれか一つヒットする感じです。
それが比較的大き目利益に繋がっています。

例えば「買い板に大きな注文」が入っているからといって値上がりするとは限りませんよね?
可能であれば板読みに関する勉強も始めてみて下さい。
板読みでは、「気配値」や「注文数量」をはじめ投資家の心理も考えながら、株価がこの後どのように動くかを考えます。
その際に意識しているのは、前日終値 前日安値 前日揉んだ位置にラインを引いています。
(回答者/gordon)

A>動きが激しく、動きが予想外になりやすいからです。
予想外になりやすい=「リスク」なので、その30分で無理にリスクを追う必要は無く、残りの4時間30分で落ち着いてINした方が「勝率は勝手に上がる」と思っているからです。
実際に2月10日の取引で、9時半前にインしてしまい大きな損失となってしまいました。リスクを軽視した結果と受け止めています。
(回答者/かぶたつ)
Q>日経平均や先物、マザーズ指数などはデイトレにそこまで必要なのでしょうか。

A>日経平均や先物は、日経に連動する大型株の場合に有効で、
マザーズ指数は、マザーズ指数の寄与度が高い銘柄に有効です。
ただし、その指数だけに頼ってのトレードはしません。
(回答者/gordon)

A>「小さい物事」は「大きな物事」に巻き込まれやすいです。
個別銘柄(小)の期待値を日経指数(大)が下がれば、下げる可能性があるからです。可能性=リスクになるので、常に把握していないと「知らない間にリスクを負っている」ことになるので必ず見ます。それはゴードンさんから常に注意されている事です。
(回答者/かぶたつ)

A>先物は、前場や後場が始まる時どう始まるかなどの指標になると思います。
また、ダウやナスダックを始め米国の指数や「自分が入る銘柄に関連する指数」を確認しておく事で、その日の値動きの方向性を判断する材料の1つになると思います。
(回答者/さかな)
Q>VWAPは意識していますか?

A>VWAPを使いこなして短期勝負⇒「VWAP(売買高加重平均価格)」と、価格が動くごとに点が刻まれる「ティック」の関係を理解しましょう。
VWAPとティックの乖離を狙う。
しかしながら、VWAPだけを売買ポイントの指針とするには少々役不足かと思います。他のテクニカル分析を併用しなければ、売買ポイントの認識には難しいと思います。(回答者/gordon)

Q>初心者なのでVWAPとは何か、どのように活用するのか分かりません。

A>まず基本的な事はある程度ネットで調べる事から始めて下さい。
それでも、理解しにくい…難し過ぎる…と思ったら何度でも質問して下さい。初めから誰かに聞くのと、少しでも知識を頭に入れてから答えを得るのとでは、「吸収する情報量」が大きく変わります。
「出来高加重平均価格」⇒出来高の加重平均値を取って平均価格を割り出すというしくみから成り立っています。
VWAPは、「現在の市場が強気なのか弱気なのかを判断」する指標のひとつとして活用するトレーダーも多いです。
(回答者/gordon)

※このVWAPについては、他にも質問が来ていますので、
更に詳しく「VWAP]だけについて記載させて頂きます。

A>VWAPは簡単に言うと、取引量に対して「みんなが損してるのか得してるのか」の指標です。VWAPより上に株価がある場合、みんな儲かって喜んでいるんだなぁと考えて下さい。下に株価がある場合、みんな含み損でヒーヒー言ってるのかぁと考えて下さい。そう考えられたら、それが高値圏や底値圏だとどんな心理が待ち構えているでしょうか...あなたはまだポジションを持つ前から持っている人の平均的な心理をそこから読み取ればわざわざ怖い思いをする必要も.... 
 (回答者/かぶたつ)

A>ティックと同時に、見ていると銘柄ごとにVWAPをどのくらい下回ると買いが入ってくるか等目安として意識しています。
また、アルゴの材料の1つとして利用されているので、VWAP周辺の価格帯だとどう動くのかを意識して、クセを読み取るようにしています。

(回答者/さかな)
Q>デイにおいて適しているローソク足は何分ですか?

A>「3分足」1分足では「だまし」が出やすく、「5分足」では相場の動きに遅れると言われていますが、
銘柄により動きが異なるので、私は「3分+5分」「1分+5分」を表示しています。
インのタイミングは短め、約定後は時間軸を長めの足(~30分)を見るようにしています。どの足を見るかで(値幅)利確の目標位置はかなり変わってくると思います。
(回答者/gordon)

A>僕は主に必ず見るのは5分、30分を使っています。適してるかどうかは自分の取りたい値幅と見やすさでいいのではないでしょうか。僕の場合は、5分足で直近の位置把握。30分足は30分の間に起こり得る最大下落幅を見るために使っています。 (回答者/かぶたつ)

A>僕の場合は、5分足を見ることが1番多いです。
理由としてはデイトレードをしている人は5分足を見て判断している事が多いからです。
ただ、動きの速い銘柄は3分足も活用しますし、利確の値幅を伸ばしたいと思った時は30分足なども活用していますが、まだ握力弱くな幅を伸ばせずにいます。今後の課題です。
(回答者/さかな)
Q>ゴードンさんやかぶたつさんの収支報告を見ると、
ほとんどが東1,2銘柄なのですが、ボラの大きなマザーズの方がデイトレ向きだと思うのですが?

A>はい、確かにマザーズや直近IPOなどは、ボラが大きく一攫千金も狙えます。私自身も過去にはマザーズにもIPOにもたくさん入りました。
「今買わないともっと騰がってしまうかも!」と。
私の損切の90%は、マザーズ&IPO飛び乗りでしたので、マイルールとして
マザーズはIPO当選した銘柄だけにしています。
(アイドマ・ビジョナル・メルカリ・チャットワーク他)
(回答者/gordon)

A>マザーズで1円取るのと、東1で1円取るのどちらがリスクが少ないと思いますか?コツコツと5円幅の利益を得るために、逆にマザーズの急上昇、急降下の要素は必要と感じる事が無く、逆にリスクに感じたからです。
(回答者/かぶたつ)
Q>本当にデイトレードで継続的に利益を出すことは可能ですか?

A>はい、一攫千金を狙わなければ、それは可能です!
小さな利益を積み上げる事で、利益を上げるチャンスはあります。
ただし、どれだけの利益を得られるかは、戦略、利用可能な資金、リスク管理、参戦できる時間帯、プランによって大きく異なります。
(専業と兼業では、手法も少し異なります)
特に、少額資金で含み損を抱えている場合、メンタルに影響してしまうので、デイであれば、持ち越しをしない!というマイルールも大事になります。
損切がメンタルに大きく影響を与えてしまう…そのような方は、「インの位置」を特に大事にして下さい。「損切しないで済む位置」「リスクの少ない位置」が必ずあります。

●私が意識しているところ。
・前日終値 ・前日最安値 ・前日最も揉んだ価格帯 
(回答者/gordon)
Q>同じ銘柄ばかり入る理由は何ですか?

A>一つの銘柄をしっかりと追っていると、上げ下げの局面、時間帯の特性などその銘柄の癖や傾向が見えてくるので、恐さなく入る事が可能になります。
私の場合、過去成績を振り返ってみた場合、日々異なる銘柄を触っていた時よりも、「得意銘柄」での勝率の方が明らかに高くなっています。
価格帯と動きの異なる数銘柄を「得意銘柄」として、あなたのデイトレードの「武器」にしてみて下さい。勝率は、安易に銘柄ジプシーでインした場合よりも、驚くほどパフォーマンスは向上します。
呼値も異なる幅を選んで取引しています。

私のデイトレード銘柄と入るサイクルについては、後日「note」に掲載します。
(回答者/gordon)

A>ソフトバンクを選んだ理由
①毎日動くからデイトレの練習になる。
②速い動きなので、そこで技術や考え方が身につけば、他銘柄にも通用すると思ったから。
③呼値が1円なので、メンタルに影響がないからです・

今は利益を得る事よりも、確実に良い位置でインする練習をしています。
練習で問題がなければ同じ事を「値笠株」でやればいいだけだからです。
ソフトバンクの勝率につきましては、35勝3敗 「勝率92.1%」となります。
(回答者/かぶたつ)


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Q>せっかく約定したものを微益で利確するのが勿体無いと思ってしまい、
その後下がってしまう…そして利確のタイミングを逃してしまいます。
どうしたらよいでしょうか?

A>買いの注文を入れる際に「出口を明確」に意識していないからだと思います。
出口を明確にしてあったとしても、必ずその出口で利確が出来るわけではありませんが、その意識は重要です。
そして、常に目の前の動きに、自分を合わせなければならないのです。
10ティックを狙ってインしたとしても、動き次第では微益でも同値であっても、損失を出すくらいなら利確をします。

指値注文を入れていて、怪しい動きを感じたら、私は迷わず「買い全取り消し」をします。それは怪しさを察したと同時です。
とにもかくにも素早い「逃げ」が成功につながるのです!
意識しているのは、アンダーとオーバー、歩み値に大きな売り、急激な指数の変化などです。
下がったところで再度インすれば良いだけなので、迷わず機械的に行っています。
(回答者/gordon)
Q>翌日のトレードの為に欠かさずしている事は何ですか?

A>翌日のシナリオを準備(銘柄、買い指値を置く位置、値幅、ロットなど)
入る予定銘柄のチェック⇒基本のテクニカル分析、IR、PTSなど。
①「現在の株価の位置」を把握しておく(特に材料にて窓を大きく開けて上昇3~4日目は注意するか避ける)
②出来高推移
③賃貸倍率 
(回答者/gordon)

Q>仕事の都合で11時までしかデイトレできません。
スキャルピングをしたいのですが、初心者には難しいでしょうか?

A>スキャルピングは、小さな取引を繰り返すことで利益を積み上げていく短期取引。
勝率を高め、時間帯とリズムを意識しながら何度も何度も小さな利益を積み重ねる事に集中しなければなりませんし、板や歩み値も見ながらでないと出来ません。
先ずは、動きのゆったり目の銘柄で、インのタイミングを掴む練習をしてみて下さい。(ただし高値圏でのスキャルピングは慣れるまでは高リスクになりますので、避けて下さい)
スキャルピングには、得られる値幅が小さい分、
損失が広がるとせっかく得た利益を相殺してしまう可能性があるので、
「厳格な出口戦略」が必要になります。
そして一日が終わるまでにポジションをクローズする。

◆スキャルピングについての考え◆
私が真剣にデイトレードを開始する際、3つの異なる銘柄で毎日練習をしました。1ラウンド30分以内、節目の時間帯を避けて。
練習なので利益は求めず、的確なインのタイミングを「感覚」といくつかの「指標」により「確実に出口の見える」場所でインする事に注力しました。
結果として、9984ソフトバンクグループは「スキャの練習をするには最適な銘柄」だと思いました。難しいですよ、実に難しい…
しかし、ソフトバンクグループのような動きをマスターできれば、
どんな銘柄であっても、おそらく同じ勝率を得られるでしょう💰💰💰

現在、私は値嵩株の現値付近で回転する事が多いですが、昨年に関していうと、誤発注を除き勝率は…です😉
(回答者/gordon)

※スキャの練習方法についてはとても長くなるので、改めて記載します。
Q>デイトレードにおいての流動性の考えは?

A>市場の流動性とは、ポジションがいかに簡単かつ迅速に出入りできるかという事です。
(買う事よりも、買った後に短時間で売れるかの方が重要になります!)
デイトレーダーにとっては、この「流動性が非常に重要」になります。
1日を通して複数回の敏速な取引が可能となるからです。
(回答者/gordon)
Q>デイトレード対象銘柄の取引量(出来高)の意識についてですが、
ゴードンさんのデイ収支には出来高の少ない銘柄を見かけますが、出来高が少ない銘柄でのデイトレードは不利ではないでしょうか?

A>はい、出来高の少ない銘柄にも入っています。
例えば「6050イーガーディアン」などは、私の最も得意な銘柄ですが、
出来高は少ないです。しかし、動きを熟知しているので、入るポイントと出口を決めて毎日買い指値を朝一で置いておきます「値幅指定のセット注文」です。約定した後も動きが遅いので、他の銘柄と同時進行します。
(回答者/gordon)
その他デイトレードに関して必要な事
◆トレード計画を作成する◆
何を達成(金額なのか、手法の再現性なのか)したいのかを明確にし、
自分で設定しているターゲットを現実的に落としこむ。
初めから、たくさんの利益を得ることを期待しない事も重要です。
そして市場へ出入りするための方法論をどのように作成するのか?
計画を実行するにあたり、それが「ファンダメンタルズ分析」に基づいているのか、「テクニカル分析」に基づいているのかを自身で明確にする事も重要です。
ファンダメンタルズ分析を選択した場合、デイトレードであってもマクロ経済データ、会社のちょっとしたレポートや開示、ニュース速報もチェックする事が必要になってきます。
一方でテクニカル分析を用いる場合は、チャートパターン、履歴データ、テクニカル指標などをしっかりとチェックする事が必要となります。

◆デイトレードのリスクを管理する方法を学びましょう◆
トレーダーが高い勝敗比を狙うべきか、リスクリワードレシオをより注意深く見るべきかどうかは、常に議論される問題です。
連勝しているデイトレーダーでも、勝率が40%を下回ることはあるでしょう。
しかし、大体の人は少なくともリスクリワードレシオを1対2にする(リスクを負ってもよいと思える量の資金を2倍にする)事を目標としているようです。
トレードでミスをしてしまった場合、小さな損失を出してしまう事自体は避けられませんし、それは悪いことではありません。
最も避けなければならないのは、間違った選択をしたままで何も手を打たず、さらに損失を拡大させてしまう事ではないでしょうか。

◆1日の終わりにかけて必ず確認する事◆
引け間際の5分前には、まだ実行している取引をすべてクローズしましょう。(これは必ず実行して下さい!)
指値を置いているのを忘れていて…引けに約定してしまっていた…など避ける為です。
その日に約定した取引について、トレード日記などに記録しておく事も忘れずに。
成功した取引と失敗した取引の記録を蓄積していきましょう。(有効なトレード日誌の付け方については、改めて記載します)


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◆質問の回答は順次追記していきます◆

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