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いるいらんジャンケン

例えば、小学生が11人でドッジボールをする時、
大抵はその中のボス2人がジャンケンをする。
じゃんけんをし、
勝った側から1人ずつ選抜する。
それを4回繰り返すと、
1人余る。

いよいよそれが始まる。
いるいらんジャンケン。

5回目のジャンケンで勝った者が、
最後の1人はチームに必要か、判断する。

かく言う私はいつも、
私のいるチームが良いか
私のいないチームが良いか、
ジャッジされていた。

今思えば残酷かもしれない。
でもその当時はたまに、
いる、と言ってくれたボスへの
好感度が上がった。

社会人になった今も、
いるか、いらないか、常に
誰かから判定されている。

ところで、ドッジボール?ドッヂボール?
ドッジボールはドッチ、と当時略していた。

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