占いツクールだとか。
“占いツクール”懐かしい響きだ。
中学時代、アイドルが好きだったことも相まって読み漁っていた。主人公の名前を自分に設定して読み進められる、乙女ホイホイ妄想爆破ツールである。
今でも覚えているものが一つ。
関西ぱんださんの『超絶下品系男子』という作品。
舞台は大阪。バンドのボーカルとカリスマ美容師の恋物語である。(サイトを埋め込みたかったが種類によって出来ないらしく断念)
甘過ぎず、だが旨味成分はしっかりあって、文章と物語の雰囲気が激烈にタイプだと思った。
素直になれないボーイ&ガール。真ん中が似合う人間というのが少なからず存在していて、ボーカルの彼は劇中でも現実でもまさにそうだったと思う。
あとは阪神の選手の話を検索したこともあった。選手と幼馴染だったり、チームに紛れ皆と合宿所で過ごしたりと様々なシチュエーションがあったように記憶している。
そのせいかゴメスと手を繋いでフェンス越しに何か見ている、という謎の夢を見た時期もあった。
小説と携帯小説は別物であるが、卒業し妄想力が弱体化してしまった今でも、確かに心を動かされた感覚は残っている。不思議。
ハマショーの『MONEY』がすきです。