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「売り手の事情」「買い手の事情」

今回はX(旧Twitter)のTLに流れてきた話題に触れてみようかと。

内容としては
・価格表を出していないクリエイターが値段提示された時
 「安すぎる」「適正価格がわかっていない」
 と晒す業界が怖すぎる。
・最低料金すら表記せず「詳しくはDMで」みたいなのは何故?
というもの。

内容から察するに、これは「買い手」側の意見になるかと。

そしておそらくではありますが「売り手」としては
基準となる価格設定そのものをしてしまうとそれを元にして計算し
相手に交渉材料となる武器を与えてしまうのを危惧しているのかと。

どちらも意見としてわからなくもないですが正直な話
スタートラインの時点で平等ではないかな、と。

売り手は武器を持ち買い手は素手で交渉に臨む。
そして安ければ交渉決裂させたうえにSNSで晒す。

これで「信用第一」な業界でなければならないはずなのに
対等な立場での交渉とは流石に言えないでしょう。

今や多種多様なクリエイターが存在する時代。

それぞれに何かしらの理由はあるのでしょう。

そして法人相手にしか商売をしていないのであれば
価格表を出さないのにもまだわかります。

しかし個人を相手にした商売が一般的になりつつある昨今。
価格表やモデル等を用意するのも必要かもしれません。

もしどうしても出したくない理由がある場合は仕方ないかもですが
せめてSNSで晒す等はするべきではないと思います。

当然SNSでの晒しだけでなく動画や配信等で愚痴を言うのも同じ事。

お互いが不快になるだけですので。

ただこれについて一点。

晒しや配信での愚痴等を行った場合
「買い手」側からも同じ手法でやられる可能性があります。

「価格が全くわからないのでなんとなくで聞いたら
 値段聞いただけなのにキレられた」
とか。

この場合は一方的にやられかけたのを同じ方法でやり返しただけなので
文句を言えば「筋違い」となってしまいます。

商売とは「対等の立場でのみ行えるもの」というのを
忘れずにいたいものですね。

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