アニメ「チェンソーマン」1期を観て

チェンソーマンはアニメしか見ておらず、その先の展開は何も知らないけど、今のところとても好きなアニメ。

何がいいってとにかくデンジが良い。
まずポチ太が横にいる以外に何も持っていないこと。
それから、公安に入る動機が普通の生活を送るためだというところ。
そして、今のところ戦うエネルギーがほとんど全部、女の乳を揉みたい、キスしたい、エッチなことしたいという願望で賄われているところ。

人は初めから何も持ってないのに、色んなところにものや情報が溢れていて沢山持っている人が幸せそうに見えてしまう。
デンジを見てると、いつかマキマの胸を揉みたい、アキが作ってくれる朝ごはんを食べて幸せ、それでええやんと思わせてくれる。

何も持ってない、情けない、デンジ、もっとめちゃくちゃにしていってくれ、という期待が膨らんでいる。

あともうひとつ大事なのがちゃんと人が死ぬところ。
常に生きるか死ぬかみたいなことしてるのに都合良く仲間が誰も死なない物語はあまり好きじゃなくて。
現実世界でも人は突然死ぬし、死という現象から誰も逃れられないから、そういう感情に向き合わせてくれる展開は好き。

そんでもってOPが良すぎ。
曲もめちゃくちゃカッコいいし、なにより詞が上手すぎる。
やっぱこれはこういう物語だよなって分かる。
「4443で外れる炭酸水」の4443って自販機で飲み物買った時にゾロ目出たら当たりのやつだと勝手に思ってるんだけど、
なんでそういう切り取り方できるんだ…
天才か

最後にこのアニメになくてはならない制作会社MAPPAの存在。
前代未聞？なのかは知らんけど、制作委員会を作らず、MAPPA全出資で他には口出しさせねえというチェンソーマンに対する気合いがアツすぎる。
毎話EDで違うアーティストを起用するとかいうお金のかけ具合。
EDはホルモンの刃渡り2億センチがヤバすぎ。
アニメーションのクオリティもめちゃくちゃ良くて本当に最高ですありがとうございます。

最初にデンジを持ち上げといてなんだけど、アキくんがカッコいいので推しは普通にアキくんです。

その辺は普通にミーハー。

おわり。