口コミの削除依頼のポイント|Google口コミ、転職会議、ライトハウス etc...
今回は、口コミの削除依頼について、主要なメディアを事例にとりあげ解説をしたいと思います。
1.Google口コミの削除依頼
Google口コミで低評価をつけられたり、マイナスとなるコメントが投稿された場合、削除依頼を出したいと考える方が多いです。Google口コミで実名が晒されたり、写真が投稿されることもあります。個人に対する名誉毀損になるような投稿や、会社に対する偽計業務妨害といえるような投稿までさまざまあります。削除依頼の方法としては、「レビューを報告」ボタンでGoogleに通報する方法とLegalヘルプ(Google 上のコンテンツを報告)で削除申請を出す方法が一般的です。また、弁護士に協力を求めて、仮処分などの法的手段を検討することもあります。
2.転職会議の削除依頼
転職会議は、その会社の従業員や元従業員が会社の評価を書き込むプラットフォームとして有名です。転職会議は、転職を検討している人が会社の実態を知るために参考にするものとして有名です。削除依頼を出す場合、まずは所定のフォーマットを入手する必要があり、転職会議の運営側にフォーマットの提供を求めます。そして、どの口コミのどの部分が、どのような法律に抵触するかを具体的に説明して削除を求めることとなります。そのため、口コミが単にマイナス評価になっているから、事実無根であるから、ということは理由として認められません。あくまで法的に問題があることを明確に示すことが求められます。また、転職会議の特徴として、口コミが違法である場合、口コミ全部が削除されるケースと、口コミの中の一部分が「*」マークに置き換わるという対応で済まされるケースがあります。転職会議特有の対処の仕方がありますので、削除依頼を検討されている場合は、法律の専門家でかつ転職会議の仕組みに詳しい人に相談してから対応することがおすすめです。
3.ライトハウスの削除依頼
ライトハウスはエン・ジャパンが運営する会社の評価・評判を書き込むサイトです。転職会議に似たシステムが採用されています。このサイトも、よくないことが書き込まれると採用活動にダメージを与えるため、会社としてはどのような口コミが書かれているか、把握しておくことが望ましいでしょう。ライトハウスの削除基準は、転職会議よりやや緩やかですが、それでも削除依頼の内容は法的な根拠を必要とします。単に悪いクチコミだから消してほしい、という抽象的な書き方では応じてもらうことは難しいです。
まとめ
口コミを書くことができるサイトはたくさんありますが、どれもサイトには特徴があります。削除依頼をする場合には、どのような手順を踏むのか、削除依頼の根拠はどこにあるかをしっかり分析したうえで、適切な対応をしていくことが求められます。削除依頼について相談を受けたい場合は、削除依頼の実績を多数持つ法律事務所(弁護士)を探すのがよいでしょう。Google口コミの場合は、特殊な技術的ノウハウが必要となります。Google口コミの問題は、情報化学研究所のような専門機関にお問合せされるのが望ましいです。集客への影響、採用活動への影響を考えたとき、口コミは放置できない深刻な問題となります。お困りの方は、すぐお問合せください。なお、情報化学研究所では土日も対応しており、お急ぎの場合は緊急対応もさせていただきます。ぜひご利用ください。