【乳がんの記録】再検査からの揺れる気持ち
私はどちらかというと私は痛みに強いほうだ。
でもマンモグラフィ検査は痛くて苦手で、できればやりたくない。
とはいえ年齢も年齢だし、2022年は飛ばしたから2023年はやるか、ぐらいの気持ちで人間ドックでエコーと併せてマンモを受けたのが10月上旬。
約1ヶ月後に届いた結果には、マンモで「左石灰化(良性、ただし悪性を否定できない)」、エコーで「左乳腺低エコー域」「左嚢胞」とてんこ盛り書かれていた。マンモのほうが要精密検査に。
今年もエコーだけならもしかしまた経過観察だったのかもしれない。
とはいえ毎年「石灰化」と「嚢胞」は経過観察だったし、10年以上前だけど再検査になって何も問題なしだった。なにしろ私にはなんの自覚症状もない。だからこの時点ではまあ大丈夫だろと全く重く受け止めていなかった。
翌週には子宮筋腫手術を控えてたので、退院して体調が落ち着いてから再検査に行こうと決めた。
そして術後の体調が落ち着いた年末にクリニックを予約、1/12に再検査を受けた。
触診とエコーとマンモで再度診てもらうと、先生は「触診でしこりはない。石灰化が集まってるのが気になるけど悪性かは分からない。マンモトーム生検でさらに精密検査もできるけどどうします?」というニュアンスだった。あくまでも判断するのはあなたという感じ。
一応マンモトームの予約をしたものの、帰宅後に本当に必要なのかなと思い始めた。よくある「過剰診断」ってやつなのでは?と。
セカオピも考えたけど、結果は同じだろうから自分で判断するしかない。
翌日にこの話をした友達は「絶対受けておいたほうがよい」と。友達に乳がん経験者がいるとのこと。
それでも迷った挙句、安心のためにマンモトームはやっぱり受けることに。今となってはあの時やめてなくて良かった。
いや本当に良かったのかな。私の母親は一度もがん検診を受けたことがないけど80歳手前でぴんぴんしている。(本当にがんはないのかもしれない)
私もがんのタイプによってはこのまま何もせず80歳ぐらいまで生きてた可能性もあるのかな、と思ったりしてしまう。