見出し画像

【乳がんの記録】TC療法①+頭皮冷却1回目入院

いよいよ化学療法スタート。

私はセンチネルリンパ節転移が(2/4、リンパ郭清なし)あったので先生はオンコタイプ検査するまでもなく抗がん剤(ddEC4回+ddパクリタキセル4回)と決めていた。
でも私の強い希望でオンコタイプ検査をしてもらった結果RS14と思ってたより低かったことで、レジメンがTC療法3週間に1度×4回に変更になった。

とはいえどうせ脱毛や副作用あるなら効果がより高いほうをやったほうがいいのでは?という葛藤もありつつ、少しでも回数が少なくなったのはやはり嬉しい。

頭皮冷却(PAXMAN)をするには、毎回個室入院が必要ということで2泊3日の入院。

入院1日目
午前中に入院完了。薬剤師さん説明、検温、検尿、採血、CTぐらいなので、1日ほぼフリータイム。個室なのでほとんどPC仕事して過ごしてた。オンラインミーティングも問題なくできるし、自動的にご飯まで出てくるから快適だ。

入院2日目
朝からPAXMAN準備でバタバタ(私ではなく看護師さんが)。
まだこの病院では10人目ぐらいだそうで、機械の使い方に慣れていない様子。不安…とても不安。
高いお金を払って正しく使えないのは困る。
と思っていたら業者の方が来て機械の設定を確認してくれてひと安心。

冷却と点滴の流れはこんな感じ。

①頭皮冷却セッティング
髪を濡らす→ヘアクリームを塗ってもらう→コールドキャップをかぶる→隙間に保冷剤を入れてもらう
キャップの顎ベルトをかなり強く締めるので苦しい、緩和させるためにベルトに薄手のタオルを縛り付けてそれにスーツケースベルトを通して自分の足で引っ張るが体勢がとても難しい…

②投薬前冷却 30分
電気毛布があるからなのか、思ったより寒くない。もっとガタガタ震えるかと思った。この冷たさで効果があるのかまた不安に。

③吐き気どめ/アレルギー予防 30分
特に何もせず。

④ドセタキセル 60分
手には薄手のグローブ2枚重ね、足はメディキュット、氷を口に含んだり、アイスノンを手足に当てたりして副作用を防止してみてるけど気休めかな。途中で寒くなってきたからも電気毛布の温度を上げてもらったら大丈夫だった。

⑤エンドキサン 15分
あっという間に終わった。

⑥生理食塩水 10分
これやったかな?記憶にない。

⑦頭皮冷却継続 90分
噂どおり顎が痛いと言えば痛いけど、手や足でベルトを引っ張れば意外と平気で、途中運ばれてきたお昼ご飯も食べられた。

⑧ジーラスタボディポッド装着
後の冷却中にお腹に装着。これで明日午前中に退院できる。今日退院できればなお良いけど無理そう。

10:00ぐらいから準備を始めて終了が14:00なのでかなり長いけど、タブレットで連続ドラマ見ながらウトウトしてたらそんなに苦痛ではなかった。

その後、夜まで特に何の副作用もなく、夜ご飯も完食して髪だけ洗った。

入院3日目
2日連続睡眠不足ではあるけど、寝起きの気分は悪くない。吐き気があるかなと思ったら単純に空腹で、朝ごはん食べたら元気になった。
便も出たし、体調はほぼいつも通り。
熱はないのに顔が少しほてってるのが気になるくらいかな。せっかくジーラスタポッド着けたから絶対に午前中に退院する。

追記
無事午前中に退院して、当日は寝不足で疲れはあったものの体調は特に問題なし。
ジーラスタポッドも予定どおり注入されてトラブルなく自分で取り外しできた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?