駅からさんぽ ～山陽電車 明石・姫路間開業100周年～ その3
こんにちは。
ぐっでぃテレビのゆっちぃと申します。
今回の駅からさんぽは、いつも「駅からさんぽ ○○編」で利用させていただいている、山陽電車株式会社さんが、今年2023年8月に明石・姫路間開業100周年を迎えられるということで、明石駅にて「山陽沿線を彩ったなつかしの車内広告」が展示されていました。「その1」「その2」でもお伝えしましたが、最後の「その3」になります。お付き合いいただきましてありがとうございます。
早速いってみましょう！
「その2」の中でも、江井ヶ島海水浴場新設の広告をご紹介しましたが、この広告の絵もなかなか素敵です。この広告内容にある、黒ん坊大会、日焼けの度合いを競う大会でしょうか！？の参加者を表しているような絵がカワイイですね！1963年当時、明石市に近いところの海水浴場には4つの海水浴場があったんですね。夏の催し物もたくさんあります！その中でも、ホーラク島招待、缶入り？ジュース飲競争、アベックボートレース、奇術・・気になります。。
子どもの頃山陽電車 明石駅は高架されていませんでした。大きな踏切と電車の前を横切る感じでホームへ行っていた記憶があります。大きな電車を横切ることが当時子どもだった私にはとてもすごいことのような気がして、小走りで駆け抜けていました。山陽電車は神戸方面へ行くと地下に潜って、明石方面へ行くと高架していくのでいろんな景色が見えます。また是非乗ってみてください！
海沿いを走る山陽電車なので、海水浴場の広告が多いですね！こんな感じのお洒落な絵は百貨店やテレビ、絵画でも見かけたような気がします。大人が素敵に感じる絵が昔は多かったんでしょうね。
この年代、明石市周辺は海水浴場がたくさんありました。若かりし頃に一度だけ須磨海岸へ行ったことがあります。人が多かった！そんなイメージが残っています。。
三宮・ダイエービル、開店記念1周年！今も営業されている商業施設です。都会にある、重宝するスーパーで何度か行ってきました！もうすぐ５０周年ですね。少し調べてみると、フランスの百貨店、プランタンを誘致して、ダイエー運営店としての第1号店として営業されたのがはじまりだそうです！いろんな歴史があったんですね。
春の行楽に続いて、秋の行楽バージョンです。この時期には何があったのかなと見ていると、西宮球場が載っていました。西宮球場は2002年12月に閉場し、2008年には「西宮ガーデンズ」という商業施設へと変わりました。
西宮球場というと、プロ野球の「阪急ブレーブス」の本拠地ですね。少し調べてみると、「5万7千人収容の観覧席の傾斜角度をどこから見ても本塁に合わせるなど工夫され」たり、「競輪場やアメフトの試合、コンサートや様々なイベントにも使用されており、多目的経営の先駆けとなった球場」だそうです。西宮ガーデンズ５Fの「阪急西宮ギャラリー／スタジモにしのみや」阪急西宮スタジアムと西宮北口駅周辺のジオラマも展示されていたり、阪急ブレーブスや、阪急電鉄の事業の歴史を見ることができるようになっています。
引き続き秋の行楽、秋の山陽沿線です。1968年というと今から55年前。その当時の写真でしょうか。須磨浦ロープウェイの景色は、この50年で変わったのかどうかは、須磨浦山上遊園のホームページにロープウェイのYouTubeがありますので一度見てくださいね。
明石市では今年も菊花展覧会が開催されます。明石市の秋の大定番であり、そして市の花は菊です。
第95回明石公園菊花展、2023年10月21日（土）から11月12日（日）まで開催されます。明石公園のホームページによりますと、「第1回目開催は、1926（大正15）年。明石公園が旧御料地であったことから、皇室の紋章「菊」にちなんで開催されたのが菊花展の始まり」とのこと。美しい大輪の菊を育てるのには大変な手間暇が必要とのことですのでじっくり見学したいと思います。
この広告の中の女性は菊人形なのかなと、よくよく見てみると名前が書いてあり、「朱雀京子」さんと「姫 雅貴」さん。大阪松竹歌劇団とは現在のOSK日本歌劇団で、宝塚歌劇団と松竹歌劇団と並ぶ三大少女歌劇団の一つだそうです。知らなかったのですが、笠置シヅ子さんがいらしゃった歌劇団だったんですね。当時の菊花展では大阪松竹歌劇団の公演が開かれており、菊花展の華々しい歴史がわかりますね。菊人形は今もあるのでしょうか。こちらも見てみたい展示です。
明石海峡大橋が写っています。この橋ができた時期は1998年なので、開通4年前の写真になります。そういえば、道路部分が写っていません。それだけでも貴重な写真ですね。
のんびり遊ぼう、太公望になったり、山でロープウェイに乗ったり、菊花展へ行ったりと遊びどころ満載ですのでぜひ明石方面へ遊びに来てください！
駅からさんぽ ～山陽電車 明石・姫路間開業100周年～ その３までお付き合いいただきまして、ありがとうございました！
広告で振り返る山陽電車沿線風景を今回は堪能致しました。年代によって広告はその時代の色使いや、デザイン、社会の状況まで見えてきてとても楽しめました。年代が違うのもあるのですが、淡路花博の広告が私には懐かしい思い出がよみがえってきた気がします。あとは、「おりてみませんか・・・明石」の広告、緑がとても印象的で覚えているわけではないのですが、見たことある気がするそんな気持ちにさせてくれます。広告の中で見覚えがある方はいらっしゃいますでしょうか？？
では、次回の記事でお会いしましょう。。
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