買ってしまいたくなった話
昨日素敵な人に出会ってしまいました。デパ地下で。
あの時声をかけられなかったら、きっと他の店に行っていたと思います。
とても感じがよくて、「良ければこちらに説明がありますので」と仰ったケーキ屋さんの店員さん、めちゃめちゃ素敵でした。
わたしはそこから動けなくなり、この店員さんからケーキを買いたいと思いました。
どのように素敵だったかというと、恐らく日頃からよく笑っているんだと思われる笑顔で、真っすぐにこちらに話しかけてくる姿に恐れがないと感じたところ。
客とはいえ、赤の他人にあんな風に微笑みかけられるなんて、あの方は人を怖がっていないんでしょう。眩しすぎました。
またこのお店の他の店員さんも、素敵だったのです。やはり同じように笑顔が素敵で、まったくビジネス感がなくて、自然で穏やかで居心地が良かったです。どの方にも「思いやり」を感じました。
そりゃ買っちゃうよね。ああ、また行きたい。
昔だったら、そんな眩しいひとを目の前にしたら、めちゃくちゃ居心地が悪くて逃げ出したくなっていたでしょう。
そう考えると、わたしもちょっと成長したのかな。
HappyBirthdayの飾りをケーキに飾ってくれる姿さえも、素敵でした。
そしてお会計の段階になって、ふと気がつきました。
妹の誕生日だと思ってケーキを買おうとしていたわけですが、誕生日は先月だったということに。
その時もケーキを買った記憶が出てきました。
何やってんだ……と思いましたが、とても気分がよくなったので、オッケーです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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