6歳4歳と遊べるクエストボードでタスク管理したら、家族で楽しめて最高だった話

偏食、少食、片付けしない我が家のキッズたち。毎日毎日「〇〇しなさーい!」と声かけをする虚無感にすっかり疲弊していたのですが、Xで見かけた投稿をきっかけに遊べるタスク管理ボードを作ってみたところ、思った以上にサイコーだったので記事にしてみました。パープー

きっかけ

きっかけは、ウルフ大塚さんという方のこのポスト。

すっかり飽きられて忘れかけていたのですが、実は我が家も長男の幼稚園入園のときに「タスクを終わらせるとモンスターボールをひっくり返してポケモンをゲットできる。何をゲットできるかはお楽しみ」というゲーマー魂たっぷりのお支度ボードを手作りしたことがあったのです。

ポケモンお支度ボードは結局2代目も作って3年くらい使っていたものの、次男が4歳になると面倒くさい気持ちの方が勝つようになってしまい、ただのおもちゃと化していました。

(預かり保育で疲れ切って帰って来るので、次男は次男でがんばっているのだけど)

で、気が向いた時にお支度状況とは関係なくひっくり返されるだけのマグネットを見ては、「もうこういうのでは通用しないのかなー」とすっかり諦めていたのです。

しかし。クエストボードというワクワクする響きと、ウルフ大塚さんのお子さんにちょうど6歳さん4歳さんがいらっしゃるという事実に勇気をもらい。

その時の週末が三連休だったのと、Nintendo Switchのモンハンライズがなぜか200円という謎のセール価格になっていたこともあり、「クエストボードという概念を取り入れるなら今しかないぜ」と思い立って、我が家でも作ってみることにしたのでした。

しくみ

クエストといえばモンハン。そして、モンハンといえばクエストクリアのスタンプをダンっと押したい。そして、やっぱり「何が出るかわからない」感は欲しい。やるなら素材とか剥取りとかやりたいよなー。

とやりたいことが芋づる式にどんどん広がり、結果こういう感じになりました。

クエストボードにやるべきことをクエストとして貼る

我が家ではお手伝いニーズより「自分のことは自分でやりたまえよ」ニーズの方が強いので、内容は「宿題」とか「ごはんを全部食べる」など。

6歳長男用のクエスト、4歳次男用のクエストに加えて、2人が協力するクエスト(「ふたりでパパの母国語で朝昼晩あいさつする」とか「子ども部屋を片付ける」とか)や1週間連続チャレンジするクエスト(「1週間早起き」とか)を準備しました。

クエストカードの後ろには素材マグネットを裏返しで貼る

モンハンのクエストクリアといえば、象徴的なモチーフはいくつかありますが、そのひとつが報酬の素材アイテム。早いタイミングであの四角い素材タイルを集めるようにしたいと考えました。

最初はクエストを封筒にして、駄菓子屋のくじ袋みたいなのを考えたのですが、平袋って意外と高いし、使い回すにしては弱い。そこで、クエストの背面にテープで裏返しで貼り付けることにしました。コルク剥がれがちだけど、ハンターだしちょっとボロいくらいがリアルでしょ!というわけで気にしないことに。

さらに、あのアイテムを見ると思い出されるのが、報酬のアイテムをガシャンガシャンとアイテムボックスに送るシーン。四角の素材タイルがアイテムボックスに敷き詰められている絵がとても萌えるので、マグネット対応のホワイトボードに溜めていくようにしました。

素材タイルは大量に準備して、些細なことでもじゃんじゃかゲットできるのがポイントかも。

素材を集めると、その素材を使ったハンター料理をリクエストできる

続いて、素材を集めた後どうするか。これはモンハンファンにはおなじみの「ハンター料理」を注文できることにしました。週末の献立を考えなくていいのが何気に良き。

10個でひとつの料理を注文できるようにして、たとえば「卵4つ、電気袋3つ、ハチミツ2つ、木の実1つでフレンチトースト」「こんがり肉10個でフライドチキン」のような感じです。

シモフリトマトとか選んで料理注文するのが懐かしい。

で、剥取り素材アイテムのマグネットもあるので、そちらは料理ではなく学びのあるおもちゃや本、服に交換できるようにしています。

クエストたくさんクリアしたら1日1回スタンプもらえる。貯めるとお小遣い

もうひとつ、モンハンのクエストクリアといえばスタンプ。これはがんばって、消しゴムスタンプで作りました。海好きダイバーなのでカメ。

消しゴムで作ったカメスタンプ

こちらは、ひとつのスタンプにつきいくらと金額設定して、好きなところまで貯めたら換金予定です。

週末は家族で一狩り

クエストボードにピンと来ないと全く面白くないので、クエストボードを作る前にモンハンライズを家族でプレイしはじめ、クエストボードを作ることやクエストをがんばるといいことがあるよーと予告していました。

また、クエストボードができてからも週末はみんなで狩りに。モンハンはやっぱりワイワイやるのが楽しいですね。家族で楽しめるようになったなんて大きくなったなぁ…としみじみ。

材料

材料は印刷以外はすべて100均でそろえました。

  • コルクボード(クエストボード用)

  • ホワイトボード(アイテムボックス用)

  • ホワイトボード(注文用)

  • マグネットテープ 2cm幅

  • 消しゴムスタンプの消しゴム

  • スタンプを押すノート

トータル2,000円ちょっと。

クエストボードを取り入れてから1週間経ちましたが、想像以上に積極的に参加してくれて、さらに集めた素材で何を注文するか兄弟ふたりで相談して、「これが欲しいからがんばろう!」と声かけしあっています。ほっこり。

面倒がってやらないタスクを追加する時に「緊急クエスト!リオレウスが来たぞー!」と言うとやる気出すのも面白い。

結果として、小言を言ったり「早くしなさーい!」と雷を落としたり、それをスルーされる虚しさを感じることが激減しました。激減というか、皆無かも。

ゲーム好きなご家族にはきっと楽しいのでは!いかがでしたか?参考になれば幸いです♡

後日談

このクエストボードを使い始めて2週間で、アイテムボックスがパンパンになってしまいました。

スタンプ帳もこの通り

最初は「貼れない分は手放す(返す)」ことで優先順位をつける学びにするかーと思ったんですが、せっかくなので売価を決めて「この素材はxx個集めたらスタンプ1個と交換」というシステムを導入。

モンハンのクエスト後の売却体験を通して、いま必要ないものも他の価値があることや、需要によって値段が変わることを体験してもらおうと思っています。

しかも、素材をどう使うかの料理&知育おもちゃのメニューは定期的に入れ替えるので、素材の価値は変動します。どうぶつの森のカブのようなこともできるかも。

日常が完全にゲーム化している(笑)。子どもたちが想像以上にノリノリで楽しんでくれて何より♡

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まゆ
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