●35年前の作品と今の状況と合わせて見てみた…

懐かしのガンダムがYouTubeでガンチャンとして無料放送されてました。

>これが35年前の作品とはな。今でもいろんなメッセージを投げかけてくる。考えさせるよなあ。

とコメントがありましたが、ガンダムのストーリーの設定のところで、日本の歴史や冷戦時代などの状況を踏まえて作られたのかなという点も多く、参考になることが多いなと思わされます。

別媒体で投稿した2020年の状況と非常に似ており、制作者の未来想像力に驚きです。(未来想像力とは、例えばアニメ中でキャラクターがスマホみたいな機械を使用して映像を見ていたりするシーンがある)

他のことに関しても、ストーリーが私たち現代の内容と合致している点が多く面白いです。

・視聴者側にとって敵だったジオン軍に勝利した味方の地球連邦軍。

・その後ジオン残党の脅威を大義名分として、連邦軍内部にジオン残党狩りを目的とする特殊部隊ティターンズを結成。

・ティターンズがジオン残党のみならず、反地球連邦運動に対しても強硬策を採り対して攻撃。情報統制により事実を隠蔽する。

・こうした動きに対しティターンズに反感を抱く連邦軍士官や兵士を中心に反地球連邦組織を結成。

・色々とストーリーが進み、実情を知らない市民や地球連邦軍の人が、演説などの中でティターンズが裏で色々しているの知って現実を知る

・ほか

…といった点などアニメが放映されていた当時は、何が何だか分からず、「何で味方(連邦)が敵になってるんだ」とか、
「当時敵対していたキャラクターが何で協力しているんだ」とか、
「前作の主人公が何でガンダムに乗ってないんだ?」
といった風に、当時は子供ながら混乱しまくって意味不明だなと感じて面白くないと思っていた気がします。

アニメ以外の商業的な点に関しても、ガンダムなどのロボットをプラモデルにしたりゲーム化にしたり、商業心が豊かな点が多いので、その辺も参考になります。



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