柔術に必要なのはパワー?
黄昏流星群って面白いけど、だんだん胸焼けするのは何故だろうか?
やはりジジイとババアのセックスが描写されているからだろう。
カルビの様に最初の1枚目2枚目は美味しいけど、だんだん胸焼けしてくる的な。
※カルビで胸焼けするのが正しいおじさんの姿です。
YAMAGUCHIです。
今回はパワーのお話。
パワー=力持ち
って思っている人、多くないですか?
「〇〇はパワーが凄い」
「大きく膨れ上がった筋肉はパワーは上がるがスピードが落ちる」
※セルゲームのトランクス
パワーが凄いという表現も、よくよく聞くと力が強いことを指している場合が多いです。
パワーは「力×速度」で表されます。
筋力を上げればパワーは向上しますが、速度も同時に考慮する必要があります。
力と速度の関係は図のようになります。
要は大きな力を発揮するにつれて、速度は落ちていきます。
例えば
力8 速度2
力4 速度5
だと力4 速度5の方がパワーがあるということになります。
ちなみにパワーが最大になるのは最大筋力の30-35%くらいらしいです。
じゃあ例えばスクワットでも1RM(1回挙がる最大の重さ)の30%でガンガンやれば良いのか?
もちろん良いですが、その場合伸びるのは上記の図のSPEED-STRENGTH(スピードストレングス)です。
競技において求められるパワーは、その競技特性によって変わってきます。
柔術にスピードストレングスが必要かと言われると必要ではあるが、優先順位は低いです。
柔術で優先的に鍛えるべきはMAXIMAL STRENGTH(マキシマルストレングス)とSTRENGTH-SPEED(ストレングススピード)です。
要は高重量のウェイトトレーニングとクイックリフト(クリーンやスナッチetc)をやりましょうというお話です。
そして上記の図、全てに共通するのは最大筋力の底上げがパワー向上に繋がるということです。
なので私は筋力は高ければ高いほど良いという考えです。
特に柔術をはじめとした組技格闘技は
力こそ全て!!
いや、
ラーカーチーこそ全て!!
ただね。
対人競技だから負ける時は負けますし、最大筋力を伸ばすためにも土台こそが大切になってくるのですが、それはまた別のお話。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
山口