メトロポリタン美術館展

先日、ミュシャ展に行ったことは書きました。

アルフォンス・マリア・ミュシャはかなり好きな画家(イラストレーター)なんですが、それだけじゃなくて普通に他の画家も好きな人はいます。絵を見に行くのは結構好きなんですよね。

で、大阪の市立美術館で開催中のメトロポリタン美術館展に行ってきました。1/16まで、ということなので、ギリギリのタイミングだけど行っておこうか、と。

三連休の中日にちょうど大阪に行く予定があったので、そのついでに妻と二人で。妻も美術館は好きなので。もっと言うと、子供も美術館は好きなんですが、子供は残念ながら塾があったので断念。

で、別件の予定は午前中で終わるのでで、事前にチケットを12時半〜13時半の時間指定で購入。13時過ぎに大阪市立美術館に到着したら・・・

美術館の前で長蛇の列。

なんじゃこりゃ。事前にチケット買わなあかんのちゃうの?

当日券も売ってたみたいで、当日券を求める列に100人くらい並んでました。事前にチケットを購入していた私達はそのまま普通に入場できたんですが、あの人達は入るまでにどれくらい時間かかったんだろう?

先日のミュシャ展は入場者がほとんどいなかったのでじっくり観られたのだけど、こっちはとにかく酷かった。当日券が出ていたこともあってか、ものすごい人の量。時間指定をした意味がない状態でした。

ホンマに何のための時間指定チケットだったんだろう?

あと、ところどころ大勢の人が立ち止まってる。なんでこの絵に?って思ったら、音声ガイドの絵ですね。音声ガイドを借りてる人が結構いて(半分くらい?)、ガイドがある絵では必ず渋滞してた。

係員が「十分に距離を取って観てください」みたいなプラカード持ってたけど、そんなん絶対無理だよ。めっさ過密状態でした。

こんな状態ではゆっくり観られるはずもなく、じっくり観てたらぶつかられるわ目の前に立たれるわ割り込まれるわで、鑑賞している気分になりませんでした。

なのでざっと流すように進路を進む。途中で好きな画家の絵があったら、そこだけ少し時間をかけて。ドガの絵が1枚だけあって、これはじっくりと観させてもらいました。ドガの絵はやっぱり構図がいいよね。それにドガの絵は音声ガイドがなかったので、立ち止まっている人も殆どいなく、じっくり観られました。

あと、やっぱりベラスケスは並外れて上手いな、とか。ルノアールのも良かったですね。

でもトータルではやっぱり人が多すぎた。会期があるので、ある程度は致し方ないとは思いますが、時間指定チケットがあるのだから、もう少し人数制限とかはしてほしかった。

あと酷かったのがミュージアムショップですね。お土産含めていくつか買ったんですが、これもレジまでに10分以上待たされた。この待つ時間ってホンマに無駄だなぁ。なんとかして欲しいもんです。

こういうのは、やっぱり行くべき日時をちゃんと考えるべきですね。これだけ人が多いとしんどい。人混みにも酔うし。

まあそれでもなかなか楽しめました。正直、2,100円払って人混みに突っ込んでいったのは少々高いな、とも思いましたが、観たことがなかったドガの作品やルノアールの作品を観れた、という点では良かったです。

いつか実際にMET行ってみたいなぁ。

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