大英博物館ミイラ展@神戸市立博物館

昨日の印象派展に続き、今日は神戸市立博物館で開催中の大英博物館ミイラ展へ。

先日、別のミイラ展へは行ったんですよね。あっちも面白かった。

こっちのライデン国立古代博物館のも行きました。

どんだけミイラ好きやねん、って話ですね。ミイラと言うか、古代エジプトは家族みんな結構好きなんですよね。まあ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の影響も多少ありますけど。ホルス神とか聞いたら、もうペットショップしか思い浮かばないです。

ライデン博物館の方のはかなり人が多くて、見て回るのがかなり大変でした。でもこっちの方は日曜だったにも関わらず、人は少なめでしたね。結構落ち着いて見られました。会期が5月までなので、まだ混み合ってなかったのと、神戸市立博物館は車で来にくいから、ってのがありそうな感じですね。

神戸市立博物館は高校生以下は無料なので、もっと積極的に子供と一緒に来たら良いと思うんですが。

展示自体はそれなりに見ものでした。ものすごく量があるわけでもなかったし、単にミイラの量やバリエーションで言うと南港のミイラ展のほうが凄かったと思います。でもこっちも十分楽しめました。少ないミイラをしっかりと説明してくれている感じですね。

あと、ミイラの説明だけじゃなくて、副葬品についてもしっかりと紹介されてました。正直、ちょっと言葉足らずなところもあるように感じましたが、でもちゃんと説明してくれているのは良かったです。

全部で6つのセクションに分かれているのですが、6つ目のセクションでは写真撮影が可能でした。昨日の印象派展でもそうでしたが、少しずつでも写真が撮影できるケースが増えてきているのは良いことですね。

ここでは包帯がしっかりと巻きつけられたミイラが紹介されていました。

金の仮面が被せられています。身分的に高かったのかな。

と思いきや、棺はみすぼらしい。ここまでそっけないのは珍しいですね。でも材料はかなり貴重なものを使っているそうで、ここでもちぐはぐさがありますね。

蓋に描かれた絵も投げやりな感じがします。この顔、適当に描いた?

でも嫌いじゃないです。

その他、このセクションでは副葬品や死者の書なども展示されていました。

イメージ的に、死者の書はもっとカラフルと言うか、派手なものだったと思うんですよね。今まで見てきたものも多くがそうだった。でも、今回のミイラ展で出ていた死者の書はどれもかなりシンプルなものばかり。年代によるのかな。今回のミイラは紀元前700年頃から350年頃のものばかりだったと記憶しています。その頃は死者の書はかなり簡素化されていたのかも知れません。

展示の最後はロゼッタストーンとツタンカーメンのマスクのレプリカが展示されていました。大英博物館と言えば、確かにロゼッタストーンとツタンカーメンのマスクですよね。どちらも現地で見たのですが、せっかくなのでツタンカーメンのマスクのレプリカは写真を撮らせてもらいました。

ちょっと数は全体的に少なかったけど、面白かったです。高校生の子供は、入場料が無料なのでまた来たい、と言っていました。電車代はかかるものの、入場料がかからないので、何回でも見に来たら良いと思います。

いやー、博物館って面白い。また別の展示会などに参加したいですね。

そうそう、最近どの展示会でも音声ガイドってやってるじゃないですか。人気声優がやってたりしますよね。今回のは島崎信長のがありました。

で、この音声ガイド、今はスマホアプリでもあるんですね。

子供はいつも音声ガイドを借りたがるんですが、誰が使ったか分からないやつを使うのはちょっと抵抗あったんですよね。それにこんなご時世ならなおさら。

でもこれなら、普段使っているイヤホンで聴けるし、何より一度購入したら期限が来るまで何度でも聴き返せるんですよ。これがめっさいい。普通に機材を借りるタイプだとその場限りだけど、これなら振り返りも出来る。

ということで、今回から子供の音声ガイドは可能な限りこれを使わせることにしました。子供も満足のようです。

全ての展示会の音声ガイドが入ってくるわけじゃないですけどね。これが入っているやつは、全てこっちにするつもりです。

私も聴いてみようかな。

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