コミュニケーションに飢えているのがわかる
私の勤務している会社では、新しく社員が入ってきたら、その社員のことを知るためのWelcome Lunchってのをやってます。新入社員にいろんな質問を投げて、少しでも相手のことを知る、ってのをやってるわけですね。
現在はたかだか150人もいない規模なので回ってますが、これが200人を超えてきたとか、入社人数が増えてきたとかになると、運営も難しくなるでしょうね。
で、現在はオフィスが完全に閉じられていて、誰も入れないので、Welcome Lunchもバーチャルでzoomを使ってやってます。
先日そのバーチャルWelcome Lunchが開催されました。私は途中から入ったのではっきりと把握できていないですが、5人位新入社員がいたのかな。そんな感じでした。
ちなみに弊社は新卒は取ってなくて、中途入社しかいません。新入社員と言ってもいい歳した人間ばかりです。フレッシュさはないですね。。。
私も自宅からWelcome Lunchに参加したのですが、途中から入ったのでどんな流れかは分かりませんが、何故かチャットがすごく盛り上がってるの。ものの5分もしないうちに99件以上が書き込まれる状態。ニコ動だったら、コメントがめっさ流れまくってる状態ですよ。どうでもいい内容から、新入社員の言葉に反応する内容まで。雑多なものが流れまくってます。
正直、私はその状態に「ついていけない」と感じたんですが、改めて思うと、在宅が続いてみんなコミュニケーションに飢えてんだなー、ってことなんでしょうね。
他の人とあんまり絡むことがないし、雑談をすることもないし、仕事の内容しか話してないでしょうからね。そういうのでやはり他の人とどうでもいいことを語りたい、分かり合いたいってのがあるのでしょうね。
で、今日見たこの記事を思い出しました。
そうだよなー、と。私は誰とも話をしなくても平気なタイプだし、今も在宅でも全然仕事は問題ないです。出張とかで遠出したいとか、休日に出かけたいとかありますけど、オフィス行きたいとか、誰かと会話したい、飲み会行きたいとか一切ないです。でも、そうじゃなくて誰かと触れ合いたい、飲みに行きたい、って人は一定数いますよね。その人間の割合が、弊社は多いのかもしれません。
そういう精神面のケアって大事だよなー、と。
本社からはまだ当面は在宅をするように、と来ています。それは正しい方針だとは思うのですが、精神面のケアももう少し考えないとあかんかもなぁ、と感じています。金銭面のケアは(原資さえあれば)簡単だけど、精神面のケアは原資があっても無理ですしね。
あと、自宅にいるとどうしても複数のことをマルチタスク的にこなさないと行けないときも出てきます。子供や家族の食事を作るとか、家の作業をこなすとか、複数の仕事を並行してやっていくとか。そういうのも注意が必要だということです。
私は注意力散漫なので、なにか仕事をしてても、ついつい他のものに気を取られて別のことをやったりするんですよね。それが良くなかったのか。
コミュニケーションを継続的に取っていくためにどうするか、色んな仕事が一部の人間に集中しないようにどうするか、そして仕事に集中できる環境をどうやって作っていくか。
この辺は、自分自身で考える部分も必要だし、組織としてどうするかってのも考えないといけないところですね。
取り敢えず私から言えることは、適切にサボることと、仕事を忘れる時間帯を作ることが重要だと思います。それだけでも違うんじゃないかと。
私も、今週は仕事をしすぎました。来週以降はできるだけサボりまくりたいと思います。