ゴッホ展@兵庫県立美術館
今日は家族で兵庫県立美術館のゴッホ展へ行ってきました。
子供がゴッホ好きで、まあ妻も好きなんですが、色んな所へゴッホの絵は見に行ってます。ロンドンのナショナル・ギャラリーのひまわりは見てきたし、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館にも行ってひまわりを見てきました。もちろん東郷青児美術館も行きましたよ。フィラデルフィアとミュンヘンはまだですが、そのうち行きたいとは思っています。
で、兵庫県立美術館に来るということでせっかくなので行ってきました。
10時開館ですが早めに9:30には着くように移動。するとすでに駐車場に入る車の列ができてました。早いな、みんな。駐車場に車を止めて、入り口に行くとこちらもまたすでに行列。早いな、みんな。
事前にネットでデジタルチケットを購入していたので、チケット購入には並ぶことなく、入場の列の方に並ぶことができました。
ほどなくして入場。それなりに並んでましたが、案外スムーズに入れました。早めに来ておいて正解。
日本の美術館では作品の写真が撮れないんですよね。ヨーロッパだと大概写真撮影がOKなんですよね。なんでもかんでも欧米が良い、とは言いませんが、こういうところは欧米がいいなー、と思います。写真撮れるのって後で見返せるから良いですよね。
作品自体は、『ひまわり』や『花咲くアーモンドの枝』などメジャーな作品はそれほど来ていなかったですね。『星月夜』とか自画像とか『タンギー爺さん』とか、そういうのもなかったですね。
でも『糸杉と星の見える道』や『薔薇』はありました。『タンギー爺さん』の別バージョンもあったし。
また、年代別に並んでいたのと、ところどころゴッホに影響を与えた画家の作品も飾られていて、結構見応えがありました。
ヌエネン(ニューネン, Nuenen)時代の作品も少ないながらありました。個人的にはこの頃の作品が、なんとなくゴッホらしく感じます。暗黒時代とか言われてますけどね。
晩年の印象派の影響を受けた後の作品は、タッチも色合いもとても印象派の影響が強く感じられて、ゴッホらしくない(私見です)と感じつつも、きれいな絵が多かったですね。
点数が結構多くて、良かったですね。『ひまわり』など超メジャーな作品を期待すると裏切られますが、それ以外の作品が結構揃っているので、楽しめますよ。
これは美術館を出るときの階段の吹き抜けに飾られていました。何なんでしょうね。なんとなく写真撮ってみた。
もし行かれるなら、土日の場合は朝早くに行くのをオススメします。駐車場が満車になる可能性があるし、私達が帰る11:30頃には入場を待つ客が大行列を作っていました。入るまでに時間かかりそうだし、中入ってからも見るのに時間かかりそうです。人も多くて混雑するだろうし。
休日のレクリエーションとしてはちょうどよい規模感ですよ。