紙の本がなかなか減らない

最近は基本的には本は全て電子書籍で買うようにしています。新刊なら電書の方が安いことが多いし、持ち運びは便利だし、Kindle Paperwhiteなら防水だから風呂の中でも読めるし、他人が眉を潜めそうな本もバレにくいし。

ですが、それでも紙の本をつい買ってしまって、それを読むこともあります。電子書籍で出版されていないケースが多いですかね。例えば東野圭吾は好きな小説家なのですが、氏は電子書籍で絶対に出版しない、と宣言しているので、生きているうちは出版されないんじゃないかな。田中芳樹もなかなか電子書籍で出さない作家ですね。まあ田中芳樹の最近の作品はちょっと(かなり)残念な感じになってきていますが。

それでも昔の作品は面白くて、先日古本屋に行ったときに新書版の新装版アルスラーン戦記が全巻セットで2,000円で売られてたのを見たときは、つい勢いで買ってしまいました。途中で断念してたんだよなぁ。中学生くらいに読んでましたが、数年ほったらかしにされるので、いつの間にかこっちもほったらかしてました。こうやって見つけると嬉しいもんです。

こうやって紙の本もつい買ってしまう。先日は同じく古本屋でスティーヴン・キングの恐怖の四季シリーズを買ってしまいました。『ショーシャンクの空に』の原作の『刑務所のリタ・ヘイワース』がどうしても読みたかったので。

古本屋も相変わらず行きますし、普通の書店にも行きます。こういった書店へ行くのは、そこで思いがけない出会いがあるからなんですよね。AmazonのKindle Storeを見ていても思いがけない出会いはありますが、やっぱり古本屋やリアル書店へ行ってベストセラーだけじゃなくて他の本棚を眺めていても、思いがけない出会いに巡り合うことがあります。そういうのが楽しいですよね。

そんなことをやっているので、やはり紙の本も無くならないのです。こうやって部屋は整理されないわけです。

ちなみに、最近紙の本で買って面白かったのは、『古代ギリシャのリアル』です。ギリシャ神話の「それってどうよ?」が詰まってます。特に知識が増えたり仕事に役立ちませんけどね。こういうのも必要です。中学生の子供も神話には興味を持っているので、読ませたいと思うのですが、内容的にはちょっとまだ早いかなー。。。


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