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カラダがよろこぶ腸活ランチ! 循環型未来食堂『みんなの食堂』の 日替わり店長“ひなたぼっこ”の志萱さん

彦根市銀座、花しょうぶ通り商店街にある『みんなの食堂』。
日替わり店長をしている“ひなたぼっこ”の志萱さんにお話を聞きました。

『みんなの食堂』で日替わり店長をすることになったのは一年ほど前、知人から紹介されて訪れたことがきっかけです。
学校やデイサービスの給食に従事し調理師免許を取得。
いつかは自分のお店を持ちたいと思っていた志萱さん。まずは『みんなの食堂』で日替わり店長から始めることに。

野菜をたくさん使ったランチは、「ありがたいことにフードロス食材が届くので使わせてもらっています」とのこと。
志萱さんの料理は、いろんな野菜を使ったおかずと、素材を活かした優しい味付けが特徴です。

麹との出会いは『みんなの食堂』に来てから。

日替わり店長を始めたころ講習会に参加し麹の魅力に出会いました。
「自分で作り方をアレンジし手軽に作れる方法を見つけ、今では欠かすことなく使用しています。麹を使うと出汁を使わなくてもおいしくなります。化学調味料に抵抗があるので少しでも減らせたらいいと思い、塩麹やしょうゆ麹、甘酒などを使って味付けをしています。そのおかげで翌朝”快腸”とのお声をいただくこともあります。」

麹菌の酵素によって生み出されるオリゴ糖をエサに、腸内の善玉菌が活性化し、腸内環境が良くなり、豊富なビタミンやミネラルのおかげで、疲労回復や美容促進にも関係があるといわれている麹。特に手作りのものは市販より麹菌をたっぷり使っているので酵素が多いそうです。

ひなたぼっこさんのランチを食べると元気になる理由のひとつは、志萱さんが作る“手作り麹”のおかげかもしれません。

「フードカーのレンタルを予約しています。まもなく出店予定なので今からワクワクしています。」と志萱さん。自分のお店をもちたいという夢を着実に進めておられました。

循環型未来食堂って?

『みんなの食堂』は地域のみんなと一緒に作る”支援の輪”です。

『みんなの食堂』に食材を提供する事業者はフードロス問題が解決でき、店長は自分が作った料理を食べてもらう経験ができ、生きづらさを感じている若者、孤食のお年寄りや学生、子育て中のママなどは食を通じて居場所ができます。
それぞれが、支援してもらい支援するという場所。それが『みんなの食堂』です。

そんな『みんなの食堂』は、夢を持った店長さんの料理をいただいて元気になり、「明日も頑張ろう」と思える食堂でした。

たくさんいる店長が日替わりで開店しています。それぞれのお店の個性を活かしたランチが提供されていて、毎日行っても楽しめる食堂です。

いつ、どのお店が開店するのか、最新情報をインスタグラムで確認してぜひ行ってみてください。

Instagram「みんなの食堂(みんしょく)」で検索!

日替わり定食700円(スープ付き)
お弁当500円

 花しょうぶ通りの古き歴史ある街並みを歩きながら、『みんなの食堂』まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

(写真・文:YUKI)

みんなの食堂
住所:滋賀県彦根市河原1丁目2-7
電話番号:0749-20-9084
営業時間:11:30~売り切れ次第終了