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【原稿&トーク音声】2023年10月 「りっぱな信仰」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2023年10月のゴスペルアワーの時間です。
父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2023年10月、今年、10回目のゴスペルアワーです。

父: はい、今日のゴスペルアワーは、「りっぱな信仰その1」というテーマでお届けしたいと思います。

父:新約聖書の中には、イエス様の生涯を書き記した4つの福音書があります。

母:マタイさん・マルコさん・ルカさんとヨハネさんの4人が書いた福音書ですね。

父:私たちの教会の日曜日の礼拝では「イエス様と出会った人々シリーズ」で毎週、色々な人がイエスと出会った物語を通して、イエスキリストがメシヤ・救世主・救い主だということを学んでいます。

母:メシヤといっても、ご飯を食べる所、飯屋(めしや)ではありませんよ。
ヘブル語で救世主・世界を救う救い主を表す言葉です。メシヤ・またはメサイヤと言います。ヘンデルの「メサイヤ」という言葉の方が有名かもしれませんね。

父:その4つの福音書の中でイエス様は、たった2回だけ「りっぱな信仰ですね」と二人の人をほめたことが記されています。

母:しかも、なんとそのほめられた人は、ユダヤ人ではなく、ユダヤ人以外の異邦人・外国人の2人だったんですよね。

父:現代風に、わかりやすく言えば、教会に来ているクリスチャンの人がほめられたのではなく、クリスチャンではない人をイエス様が「りっぱな信仰ですね」とほめたという位の出来事たったのです。

母:イエス様の弟子たちは、ショックだったでしょうね。

父:現代では「信仰」というとあまり良いイメージはないかもしれませんね。「信仰をしてる」と聞くと、変わってる人と思われたり、変な目で見られたりすることもあるかもしれませんが、「信仰」という言葉よりも「信頼」という言葉の方が理解しやすいと思います。

母:ほう、「信頼」ですか・・・

父:私たちの毎日の生活では、信頼・信じることなしには、1日を過ごすことはできません。

母:どういうことですか?

父:たとえば、朝ごはんを食べる時、このご飯に毒が混ざっていると疑うことなく、信じて食べます。食事のテーブルの椅子に座る時も、自分の体重をかけても、椅子は壊れないと信じて座ります。

母:我が家の椅子はちょっとグラグラしてますけどね・・

父:蛇口をひねると水が出ると信じています。リモコンのスイッチをいれればテレビがつくと信じてボタンを押します。電気のスイッチを入れれば電気がつくと信じています。通勤のバスや列車に乗る時も、〇〇行と書いてあれば、必ず〇〇へ行くと信じて乗り込みます。

母:そうですね。飛行機に乗る場合なんかは、ちょっと心配になったりしますが、飛行機は落ちることなく、目的地まで安全に着くと信じて乗り込みます。

父:顔を見たこともない操縦士さん・機長さんを信じて乗り込みますよね。

母:病気になって手術だということになれば、そのお医者さんを信じて、個人的によく知らないそのお医者さんに自分のいのちを預けて、信頼して、体を任せます。

父:商売・ビジネスでも相手を信じて商売をしますよね。
時には失敗したり、うそをついてしまうような弱い人間でも、人を信頼することなしに生活をすることは難しいと思います。

母:聖書の中で神は真実な方です。決して嘘をつかれることはない方だと教えています。この神様を信頼するのが一番、安全なことだと思います。

父:それではここで今日最初の賛美をお届けします。
「永遠の愛エレミヤ31:3」の歌です。

母:それでは、 どうぞお聞きください。

ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク2

父:「永遠の愛エレミヤ31:3」という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その1」というテーマでお届けしています。

父:本日、紹介するりっぱな信仰の一人目は、新約聖書のルカの福音書7章に登場する当時世界を支配していたローマの軍隊の百人隊長です。

母:百人隊長というのは、100人の部下を持つ隊長ですから、リーダーシップのある人だったことが分かりますね。

父:はい、その百人隊長の家で仕えている僕(しもべ)・召使いが病気で、死にそうになっていました。隊長は、日頃みんなに尊敬されているユダヤ人の長老たちをイエスのところにやり、召使のいのちを助けに来てくださいと願いました。

母:長老たちは、この隊長がどんなにすばらしい人物かを説明し、熱心にイエス様に頼みました。「あなたに助けていただく価値のある人がいるとしたら、この方こそふさわしい人です。 ユダヤ人を愛し、会堂も建ててくれました。」

父:そこで、イエスは長老たちといっしょに出かけました。家まであとわずかという時、隊長の友人たちが来て、彼のことづけを伝えました。

母:「先生。わざわざおいでくださいませんように。とてもそんな名誉を受ける資格はございません。自分でお迎えに上がることさえ失礼と存じます。どうぞ今おられる所で、おことばをください。それで十分でございます。そうすれば、召使は必ず治ります。

父:私は上官の権威の下にある者ですが、その私でさえ、部下には権威があります。私が『行け』と命じれば行きますし、『来い』と言えば来ます。また奴隷にも、『あれをやれ』『これをやれ』と言えば、そのとおりにするのです。」

母:これを聞くと、イエス様はたいへん驚き、群衆のほうをふり向いて言われました。「皆さん。これほどのりっぱな信仰を持った人は、イスラエルの中でも見たことがありません。

父:使いの者たちが戻ってみると、召使はすっかり治っていました。

母:この百人隊長のりっぱな信仰には、3つの特徴がありましたよね。

父:はい、まず第一は、「愛のある信仰」でした。ルカ7章5節には、「ユダヤ人を愛し、会堂も建ててくれました。」とありましたし、自分の召使いを大事に・愛していたことがわかります。

母:新約聖書の他の手紙にも、「大切なのは愛によって働く信仰だ」と書いてあります。

父:わたしたちの毎日の生活、行動、生き方は愛から出ているでしょうか?愛によって働いているでしょうか、愛を土台としているでしょうか?

父:それでは、今日の2曲目の賛美をおとどけしましょう。
「第一コリント13章4節から8節の歌」です。

父:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:「第一コリント13章4節から8節の歌」をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その1」というテーマでお届けしています。

父:はい、それでは百人隊長のりっぱな信仰の2つめのポイントは何でしょうか?それは、「謙遜なへりくだった信仰」だったということです。

母:当時のユダヤ人の常識では、ユダヤ人は外国人と交わると汚れるという理由から、外国人の家に入ったり、外国人と一緒に食事をしたりすることは決してありませんでした。

父:ですから、百人隊長はイエス様を自分の家にお迎えすることは遠慮しました。聖書にはこう書いてあります。「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。それですから、自分でお迎えにあがる値打ちさえないと思っていたのです。

母:百人隊長は非常に謙遜な、へりくだった人だったんですね。

父:私なんかは、すぐ、傲慢になりやすい、高ぶりやすいので気を付ける必要があります。他の人からしていただいたことも、当たり前と思って感謝すること忘れてしまうことがあります。

母:昔、井上陽水さんの歌で、「感謝しらずの女」という歌がありました。

父:はい、感謝知らずではなく、謙遜なへりくだった信仰を持って生きたいものですね。

母:今年もお米の収穫時期を迎えて、毎年思いますよね。

父:「実るほど頭を垂れる稲穂かな!」ということばですね。昔、宮城県の築館の教会の2階には「謙遜の間」という部屋があって、屋根の天井を支える梁(はり)が低い所にあって、謙遜になって頭を下げないと、その梁に頭をぶつけるという経験をしたことがあります。

母:誰に対しても、おごり高ぶらず、謙遜にへりくだって生きたいものですね。

父:はい、それでは今日の3曲目の賛美は「ありがとう」という賛美をお届けします。

母:どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:「ありがとう」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その1」というテーマでお届けしました。

父:はい、百人隊長のりっぱな信仰の3番目のポイントを最後に紹介します。聖書を読んでみましょう。

ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け』と言えば行きますし、別の者に『来い』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ』と言えば、そのとおりにいたします。」これを聞いて、イエスは驚かれ、ついて来ていた群衆のほうに向いて言われた。「あなたがたに言いますが、このようなりっぱな信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません。」

母:りっぱな信仰の3番目のポイントは神様のことば、イエス様のことばを信じ、信頼する信仰ですね。

父:旧約聖書の一番最初の創世記1:3には、こんな言葉があります。創世記1:3 神は仰せられた。「光、あれ。」すると光があった。

母:神様のことばには力があります。権威があります。

父:イエス様が「治れ」とおっしゃれば、必ず実現すると百人隊長はイエス様のことばに権威があり、力があることを信じていました。

母:新約聖書ヨハネの福音書 8:12 イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」

父:イエスキリストが与えて下さる永遠のいのちの光をみなさんも、ぜひ頂いて下さい。

母:神様は私たちひとりひとりに声をかけておられます。聖書のことば「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」

父:私たちをいのちがけで、十字架でいのちを捨てるほどに私たちを愛して下さっているイエスキリストのことばを、聖書のことばをみなさんも、聞いてみませんか。

母:教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

父:来月のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その2」というお話の予定です。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。あなたも愛されていることを忘れないでください。今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

・・・それでは  母:この次は  父:来月11月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
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