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【原稿&トーク音声】2024年1月 「天国のあひる」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2024年1月のゴスペルアワーの時間です。
父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2024年1月、今年、最初・1回目のゴスペルアワーです。

父: はい、2009年から始まったゴスペルアワーも今年の春から16年目に入ります。
新しい年も面白いジョークと聖書のお話と賛美をみなさんにお届けしたいと思います。

母:それでは今年最初のジョークを紹介してください。

父:はい、ある3人の女性が事故のために亡くなって天国へ行きました。天国の門番のペテロさんは3人の女性に向かって言いました。

「あなた方は地上ではとても良い行いをしていました。それで天国へ来ることを許されたわけです。天国では豪邸に住み、豪勢な食事や最高の衣服を用意してあります。天国の生活を楽しんで下さい。ただし1つだけ注意があります。神さまがかわいがっているアヒルだけは足で踏みつけないように気を付けて下さい。」

3人の女性は喜んで天国の門をくぐりました。ところが、天国に入ってみると、そこら中にアヒルが居て足の踏み場がありません。気をつけて歩いていましたが、ひとり目の女性が間違えてアヒルを踏んでしまいました。すると門番のペテロが飛んで来ました。彼女が今までに見たこともない醜い男性をペテロは連れて来て、二人を鎖でつないでから言いました。

母:「アヒルを踏んではいけないと言ったでしょう。アヒルを踏んだ罰として、この男と永遠に鎖につながれることになります。」

父:それを見た2人の女はアヒルを踏まないように気をつけて生活しました。しかし、二人目の女性も次の日、間違ってアヒルを踏んでしまいました。するとまたペテロが飛んできて、2人目の女性を、醜い男性と鎖でつないでから言いました。

母:「アヒルを踏んではいけないと言ったでしょう。アヒルを踏んだ罰として、この男と永遠に鎖に繋がれることになります。」 

父:3番目の女性はこの様子をしっかり見ていたので、醜い男性と一緒に鎖につながられて永遠に過ごす羽目にならないようにと、歩く時は精一杯気をつけました。

 彼女が何とかアヒルを踏まずに数ヶ月が過ぎたある日のことです。彼女が今までに出会ったこともない大変ハンサムな男性をペテロが引き連れてやって来ました。
そしてペテロは何も言わずに二人を鎖につなぎました。

母:女性はハンサムな男性と一緒になれてうれしくてつぶやきました。
「私があなたと一緒になれるような、何か褒められるようなことを私したのかしら」

父:すると男性が答えました。
「君のことは知らないけど、僕はアヒルを踏んじゃったんだ」

ここまではジョークです。実際の天国とは明確に異なっている点、間違いと思われる点をいくつか確認したいと思います。

母:はい、その前にここで、今日の最初の賛美をお届けします。
  小坂忠さんの歌で「新しい歌を主に」という歌です。

父:それではどうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています


トーク2

父:「新しい歌を主に」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「天国のあひる」というテーマでお届けしています。

父:さきほど天国のあひるというジョークを紹介しましたが、実際の天国とは違うと思われる点をいくつか紹介したいと思います。

母:天国には、神様のかわいがっているアヒルが、足の踏み場もないほど、うじゃうじゃいるというのは、たぶんないと思います。

父:それから、門番のペテロさんが言った言葉も確認しましょう。
「あなた方は地上ではとても良い行いをしていました。それで天国へ来ることを許されたわけです。」とペテロは言いました。

母:多くの日本人は、「良いことをした人は天国へ。悪いことをした人は地獄へ行く」と考えているんじゃないでしょうか。

父:日曜日の教会学校の先生が子供たちに質問しました。「良いことをした人はどこへいきますか?「は~い、天国です」「じゃ、悪いことをした人はどこへ行きますか?」「は~い、地獄です」
母:すると一人の男の子が言いました。「先生、僕は良いこともわるいこともするので中国に行きます。」

父:100万円盗んだ人も泥棒、100円盗んだ人も泥棒、どちらも泥棒で、罪を持っている人は聖い天国には入れていただけません。

母:すべての人は罪を犯したので、神の国、天国に入れていただくことは出来ません。

父:しかし、この罪人の私の身代わりとなって十字架で死んで、よみがえられたイエスキリストを私の救い主として信じるならば、罪ゆるされて天国に入れていただくことができると聖書は約束しています。

母:それから・・・「天国に醜い人がいる」という前提も納得できないですよね。

父;ある人が喫茶店でコーヒーの代金を払おうとしたら「お代金は先ほどある方からいただきました」と言われたので、「その人は男性でしたか女性でしたか?年配の方でしたか若い方でしたか」と質問すると、お店の人が言いました。「しあわせそうな人でした」

母:天国に行ったら、みんなしあわせそうな顔をしていると思います。しかめっ面や暗い顔や怒った顔の人、悲しんでいる人苦しい顔の人はいないと思います。

父:私は昔から1つ疑問がありました。子供の時に亡くなった人と90才のおばあちゃんで亡くなった人は、それぞれ、天国では何才くらいの姿形をしているのか?

母:聖書には、私たちはキリストに似た者に変えられるとあります。キリストが十字架で死んだのが33才だから、私たちがこの世の終わりの時に復活して、天国に行ったらキリストと同じ33才くらいの姿形をしているのではないかと言われています。

父:そうしたら、ある女性は、「あら、わたしは33才ではなく、20才のピチピチの頃の姿が良いわ」と言いました。いずれにしても、それは天国へ行ってからのお楽しみですね。

母:それでは、今日の2曲目の賛美をおとどけしましょう。
「新しい歌を歌え」という賛美です。

父:どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:「新しい歌を歌え」という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「天国のあひる」というテーマでお届けしています。

父:アヒルという動物は聖書には出て来ませんが「あひる」と聞くと思いだすお話がありますよね。

母:はい、アメリカでまだ馬車で町に買い物に行く時代の頃、あるお兄ちゃんと妹が
 おばあちゃんが庭で飼っていた「あひる」にいたずらして、石を投げて遊んでいたんですよね。

父:お兄ちゃんが石を投げつけると「グァアグァア」と鳴きながら逃げるアヒルが面白くて何度も石を投げていたら、アヒルの頭に石が当たってアヒルが死んでしまいました。

母:おにいちゃんは怖くなって、土を掘ってアヒルを土の中に埋めました。
父:夕方におばあちゃんが、わたしのアヒルのガァ子を知らないかい?どこへ行ったんだろうね

母:夕飯が終わって片付けの時にお母さんが、妹に片づけを手伝ってと言うと、妹は
「おにいちゃん、お手伝いだって」と言います。

父:「お母さんはおまえに頼んだんだろう」というと妹が言い返しました。

母:「おにいちゃん、そんなこと言っていいの?アヒルさんのこと言っても良いの?」

父:お兄ちゃんは、アヒルの秘密をばらされたくないので、「わかった、わかった、おにいちゃんがやるよ。」と言いました。

母:それから何ある度に、妹はおにいちゃんを「あ・ひ・る・・・」と言って脅迫しました。

父:しばらくしてから妹はお父さんおかあさんと馬車で町へ買い物に連れて行ってもらいました。お兄ちゃんは、重い心、暗い顔でおばあちゃんにアヒルのことを正直に謝りました。

母:おばあちゃんは、「分かってましたよ。いままでおまえが隠していてどんなにか心が苦しんでいたか、おばあちゃんは知っていましたよ。よく正直にあやまることができたね。」

父:おにいちゃんは、おばあちゃんからゆるしてもらって、重い心が一気に明るく、軽くなりました。
母:しばらくすると妹が、おかあさんにおもちゃを買ってもらって笑顔で帰って来ました。でも、おにいちゃんの方がもっともっと、笑顔だった理由を妹はまだ知りません。

父:夕飯後いつものように、「おにいちゃん、お手伝いだって、お母さんが言ってるよ」と妹がおにいちゃんに言いました。「お母さんはお前に頼んだんだろう、お前がしろよ。」

母:え?そんなこと言っていいの? あ・ひ・る・・・・

父:ぼくはおばあちゃんに正直に謝って、全部ゆるしてもらったんだ。

母:・・・みなさんは、心に隠したままのアヒルさんはいませんか?

父:神様に罪を隠したままにしないで、正直に告白して赦していただきましょう。
  罪を赦された幸いをダビデという人はこのような詩を作りました。

旧約聖書 詩篇 32:1-2: ああ、なんと幸いなことだろう、自分の罪を赦され、覆い消された人たち。ああ、なんと幸いなことだろう、主(かみ)が罪をお認めにならず、心にごまかしの無い人たち。"(現代訳聖書)

母:リビングバイブルという聖書では次のように翻訳されています。
詩篇 32:1: "罪を赦された人は、どれほど幸せなことでしょう。罪がすっかり消された喜びは、どれほど大きいことでしょう。罪を告白し、その記録を消し去ってもらった人は、どれほど解放感を味わうことでしょう。"

父:はい、それでは今日の3曲目の賛美をお届けします。
 小坂忠さんの歌で「感謝と喜びを」という賛美です。

母:それでは、どうぞお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

トーク4

父:「感謝と喜びを」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「天国のあひる」というテーマでお届けしました。

父:本日の天国のアヒルのジョークでは、神様のお気に入りで、神様が大切にしているのはアヒルという前提でした。

母:1837年ドイツ人のギュツラフという宣教師がマカオで日本人最初のクリスチャン
音吉の助けを得て、日本語で翻訳出版した最初の聖書が「ヨハネの福音書」です。

父:その中で 「神の愛」という言葉を「デウスのお大切」と翻訳されています。
神様は、アヒルよりも、私たち一人一人を大切なものとして、愛しておられるのです。

母:神様は私たちひとりひとりに声をかけておられます。
聖書のことば「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」

父:私たちをいのちがけで、十字架でいのちを捨てるほどに私たちを愛して下さっているイエスキリストのことばを、聖書のことばをみなさんも、聞いてみませんか。

母:教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング 「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。あなたも愛されていることを忘れないでください。 今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。
・・・それでは  母:この次は  父:来月2月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。

【聴く方法】

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